こんにちは。くらくです。
今回は、6月8日に発売したデュエリストパックレジェンドデュエリスト編5にて収録されるテーマ、
ギミック・パペットのサンプルデッキレシピと回し方について書いていこうと思います!
新規が出てIVごっこがしたい!と思った方向けにデッキレシピを公開いたします。
フリー用のファンデッキという感じで組んでいますのでぜひ組んで遊んでみてください!
・目次
ギミックパペットってどんなテーマ?
ギミック・パペット(以降ギミパペと省略)はアニメ遊戯王ゼアルではトロン一家の1人、IV(トーマス・アークライト)が使用したテーマです。ファンサービスとか印象に残るセリフが多く、とても人気のあるキャラクターですね。
機械族・闇属性で統一されているようで実はされていないです。
戦い方としては、基本的にランク8のエクシーズモンスターを立てて戦っていくデッキになります。
特殊勝利やランクアップ、バーン効果など特殊な動きもでき、とても楽しいテーマとなっております。
デッキレシピと回し方
メインデッキ
モンスター
メインデッキは機械族のみでまとめてみました。
新規カードであるテラー・ベビーは3枚、ビスクドールは2枚の採用となります。
以前までのギミパペデッキは、シザー・アームを通常召喚しネクロ・ドールを墓地に送ってターンエンド、というとても弱い動きが初動……というのが普通のデッキでした。
しかし、リンクモンスターであるキメラドールの登場により、機械族を2体場に並べることをまず考えることがメインになりました。
とにかく早くネクロドールを墓地に送ることが重要でしたが、
キメラドールを立てることにより、ネクロドールをリクルートすることができるようになり、手札に特殊召喚できるレベル8が存在する場合、そのままランク8エクシーズモンスターがX召喚できるようになりました。
場に二体機械族を並べることができる展開として、
- ハンプディダンプティ+ギミパペ
- テラーベビー+墓地ギミパペ
- マグネドール+ギミパペ
- ビスクドール+手札コストギミパペ+場に出せるギミパペ
の主に4つが考えられます。
基本的には一番上の展開が初動としては好ましいです。
テラーベビーはビスクドールやトレードインなどで手札コストを切れる場合に活きてきます。通常召喚にしか対応していませんが、アドバンテージの損失は少ないので重宝します。
また、特殊召喚しやすいレベル8として、今回の新規カードであるビスクドール、また、既存カードのマグネドールがあります。
ビスクドールはコストが必要ですが、縛り等なしに特殊召喚でき、マグネドールはコストは必要ないですが、場がギミパペモンスターのみの場合に特殊召喚できます。
メインデッキが機械族のみになっているため、ネジマキシキガミを採用。この枚数は回してみて、ビスクやマグネと調整すると良いと思います。
ちなみに、新規モンスターの②の効果ですが、インクのシミだと思ってもらっても構わないです。(ほとんど使いません)
魔法・罠
魔法はまず当たり前ではありますが、レベル8が多いためトレードインを採用。
蘇生札を多く採用しているので、現状ですと初手事故を起こすことも…。もう少し調整をしても良いかもしれません。
珍しいところとしては、マグネットリバースの採用をしている点でしょうか。以前からネクロドールのコストでギミパペモンスターが除外されることは多かったですが、新規が除外を使う効果を持っていますので、マグネットリバースを使うことのできる機会は多いです。主にエクストラモンスターを蘇生し、速攻魔法なことを活かし相手の意表をついて追撃を行います。
新規のパフォーム・パペットはピン積み。基本的には一応貼っておいて②の効果を使いつつ、ギガンテス・ドールを出したいタイミングで①の効果を使う感じですね。余談ですがイラストは今回の新規で一番好きです。
RUMはアージェントを2、ヌメロンを1で採用。傀儡葬儀の効果でサーチが可能となったのでヌメロンを使いたいタイミングでサーチをします。(あまり発動タイミングはないですが…)
罠は新規である傀儡葬儀~パペット・パレードを2枚、掃射特攻を1枚採用。
傀儡葬儀は思ったより強く、先行で動けなかった時でも、相手の展開中に一番モンスターが多くなったタイミングや、あえて戦闘でダメージを受けたあとなど、任意のタイミングでギミパペをリクルートすることができます。動けなかった…やばい…って時でもこのカードのおかげでなんとかなったりします。(うららには気をつけましょう。過信は厳禁)
掃射特攻は基本的にヘブンズストリングスのエクシーズ素材を使って場を割ります。バックにも触れられ、永続のためなかなか便利です。②の効果はXモンスターのバーン効果やパフォーム・パペットともある程度噛み合いもあり、地味に活躍してくれます。
調整をするとすれば、重なると弱いジャンクパペットを2にしたり、早めに引きたい機械複製術を3枚にするなど、もう少し回数をこなして最適化を計る必要がありそうです。傀儡葬儀は初動の弱いギミパペにとって、想像以上に強いカードでしたので3積みも有りかと思いましたが、機械複製術とは競合するので枚数を調整する必要がありそうです。
エクストラ
エクストラはお馴染みのXモンスターに加え、新規であるギガンテスドールを一枚採用。
ギガンテスドールは、一見効果は強力ですが、レベルを持たないリンクモンスターが場を埋めることも少なくない現代遊戯王では、なかなか活かせる機会がない場合もあります。
もちろんリンクを用いないデッキに対しては強力ですし、シンクロやペンデュラムデッキにはなかなかの強さを誇ります。
また、ギガンテスドールの欠点はランク4である点にあります。ギミパペデッキはランク8を立てることに特化しているため、ランク4を立てられる機会はあまり多くありません(立てられない訳ではないです)。ですので1枚採用となります。
リンクモンスターであるキメラドールはギミパペデッキの展開の要で、初動でこれを立て、ネクロへアクセスすることが重要になります。
また、オススメしたいのがリンク版カオスソルジャー。
レベル8モンスターが簡単に場に出るギミパペは、レベル7以上を素材とすることで耐性を得られるリンク版カオスソルジャーとはとても相性が良いです。
フリー環境では、耐性持ちのこれを立てるだけで、為すすべなく負けてしまうデッキも少なくないです。どんどん狙って行きましょう。ただ、これが墓地に行ってしまった場合、ネジマキシキガミの特殊召喚ができなくなることに注意。
また、ギミパペ界隈でとても騒がれた実質ギミパペ新規であるディンギルスももちろん採用されています。
ただ、ディンギルスをX召喚する場合、ネクロドールは素材として使えないことに注意。
ギミパペデッキの回し方、立ち回り
とにかくどれだけ早くネクロドールにアクセスできるかが重要です。
基本的には初動でキメラドールを立て、ネクロドールをリクル、ランク8を立てます。
ギミパペのランク8モンスターは、高打点のヘブンズ、モンスター破壊のジャイアントキラー、特殊勝利のデステニーレオとそれぞれ役割が異なっているので、その時に適したモンスターをX召喚していきましょう。特にやることがないときはヘブンズを立てておけばOK。一度出しておけば、豊富な蘇生手段で蘇生できるようになります。制約がないのであれば、セブンシンズを立てて置いても良いですね。
ギガンテスドールは相手のレベルをもつモンスターを奪いつつ、ヘブンズを立てることで、除去とライフを取ることを同時にできるので強いですが、状況を選びます。
リソースが余っているのなら、隙をみてカオスソルジャーを立てましょう。デステニーレオの特殊勝利を狙っても良いです。
バック除去や破壊耐性モンスターにはディンギルスで応戦。
RUMとランク9Xモンスターは、ギミパペの唯一と言って良い他のカテゴリに負けない強みです。特にデビルズは最強のギミパペなので、狙える盤面では積極的に狙い、逆境を覆しましょう。
シリアルキラーや掃射特攻でライフを削れたなら、ディザスターレオで特殊勝利を狙うのも面白いです。
さいごに
長くなってしまいましたが、ギミック・パペットデッキレシピの紹介と回し方についての紹介は以上となります。
ギミパペはとにかく禍々しいイラスト、IVというキャラクターの濃さが魅力のテーマです。
これを読んでくださった皆さんも、ぜひギミパペデッキを組んで、対面にファンサービスを届けてくださいね!
PS:
インクのシミと言いましたが、新規モンスターの除外効果は、IVのように気持ちよくデュエルをするためには、あっても困らない効果ではありますよね。たまには使っていきましょう。