本日7月15日、名駅ラボにてポケカのミュウツーHR争奪戦に参加してきました。
初めてのシールド戦とのこともあり、とても緊張したのですが、得られることも多く何より楽しかったので、当日の流れも含め、その感想を書いていきます。
参加経緯
単純にその日が空いていた、ちょうど名古屋で見たい映画があった、たまたま申し込めた、というのもありますが、
何よりシールド戦という特殊なルールで遊べる
というのが何より大きかったです。
結果として参加して楽しかったので、出て良かったなあと感じています。
そもそもシールド戦とは?
その場でパックを開封しデッキを組んで対戦をするという遊び方です。
構築戦では、デッキを考える時間は作り出せればそれだけありますし、やろうと思えばデッキはコピーできます。試行回数を重ねることでデッキを洗練していけますし、欲しいカードは金銭的に解決もでき、時間とお金をかけることで高みを目指すことはできます。
シールド戦では、カード資産によって差が生まれませんが、パックに封入されているカードプールへの理解、限られた時間の中でシナジーや仮想敵を考えた上でのデッキ構築力、限られた選択肢のなかで対面のデッキを読み解き最適なプレイをしていくプレイングスキルが求められます。
あと何より強いカードとそれにシナジーをもつカードをひく運ですね。
MTGをやっている人にはドラフト戦の派生みたいなものと伝えるとわかりやすいかも。
DTCGでは2picというルールも導入されているゲームも多いですね。
当日の流れ
受付
割と時間かかりました。キャンセルが出たらしく、当日枠が5枠も出ていました。
スコアシートに名前書いて参加費払って割り振られた席に座る。この辺りまでは普段の大会と変わりませんね。
パック開封
剥き剥きタイム。割り振られた席で、対面の方と箱を2分して15パック開封するというもの。
普段の開封よりドキドキ感が半端なかったですw
ただ総じて引きが良く、対面の方は微妙な引きだったようなのでなんか申し訳なく感じもしましたw
(ただ対面の方はそれでも予選突破していたのでさすがだなあと)
カッチャマとリザテルが引けたのでどっちを軸にするか悩みました。
チェック諸々含めて25分程度だったのでなかなか忙しかったです。
去年は不正が横行したらしく、割とチェックが厳重だったような気がします。
デッキ構築
開封とチェック時に種類ごとに並べた上で、採用し得るカード、見送るカードで分けていたので、割とスムーズにいきました。
カイオーガは引けなかったですが、ポニータ、ロトム、ローラースケーターが2枚ずつ引けていたことを加味し、水をメインに火をタッチすることにしました。
ある程度スタンダードな配分にしようとしてから、
空き枠にヌイコグマ2キテルグマ1のラインを入れるか、コダック2ゴルダック2を入れるか、超エネ超ポケを入れるか悩みました。
カッチャマを活かすためエネを多めにしようと思ったのと、ローラースケーター、サイクルドロー等でエネを捨てにいく場面がありそうなこと、超エネを採用することで切ったエネをロトムでベンチに貼ることができるため、超を採用することに決めました。
ヨノワールラインを入れたいとも思いましたが、サマヨールが一枚しかなかった点と枠を圧迫するきもしたため、ズガドーン、ロトムのみ採用となりました。
切れるタイミングでエネを積極的に切っていこうと考え、当初入れる予定のなかったエネルギー回収も採用しました。
で、最終的にできたのが下の構築。
正直、負けたのが信じられないくらい強い構築になっていたと感じます。この時点で、リザテルはカッチャマがサイド落ちしない限りは、壁に使う感じでいくプランで戦おうと決めました。
グループ分け、予選対戦
グループ分けがなされ、早速対戦をすることに。
新弾バトルは何度か出ているものの、大会はやはり緊張しますね。
慣れない場所ということや25分という時間も合間って、急ぐ必要もありプレミを誘発する条件が揃いまくっていました。
対戦レポは書くのが苦手なのであっさりとした感じでいきます。
一戦目対面はおそらくリザテル。
ロトムスタートから毎ターンサポート打てていたので、盤面を揃えつつ手札は潤沢。ジャッジマンを打たれることもなく、滑り出しは順調でしたが、リザテルに技を打たれてからは一気に戦況が拮抗した状態に。
グレートキャッチャーの使いどころと、気絶後前だし選出をミスったりして一気にピンチに。相手ベンチにフィオネがおり、次のターンでリーサルしないと負け、という盤面で対面がジャッジマンを打ちました。
実は自分のフィオネはボトムにあり、これを引かないと負けという状況でした。エリカがサイド落ちしドロサポを使い切っていたので、負けを覚悟しましたが、対面のジャッジマンのおかげでデッキを混ぜられ、結果的に右手が光り勝利を拾いました。
選出ミスがなければ有利展開続けながら楽に勝てた気がします。
あと超エネに変えたつもりのヌイコグマが一枚混じっていて対戦中めちゃくちゃ動揺しました。
2戦目対面闘炎無色の非GX。ヘラクロスの攻撃をカッチャマが10耐えしたところがハイライト。
ロトムが2枚サイド落ちしていましたが、初ターン目オーキドを使え、ポニータスタートだったので普通に強い初動でした。
対面もグラードンスタートで初動はかなり良さげでした。
このゲーム、
最後は相手デッキなし、自身の場に120ダメ3エネついたカッチャマ、相手盤面はワンパンで倒せるポケモンのみと完全勝ちゲーでした。
ただ時間切れで両者敗北。対面はグレートキャッチャーの使いどころをミスったとおっしゃっていましたが、私の敗因は2つです。
エネ貼り忘れとエネ貼りミス
これに尽きます。
3ターン目、次のターンに技を打とうと考えに考え、その思考が先走りした結果手張りをする前にロトムのエネチャージを使ってしまいました。
緊張もありましたが絶対にやってはダメなミス…。
普段のジムバトル等では巻き戻しは許してくれそうなところですが、まあ商品かかってますからね…。巻き戻りは通らず、そのまま進行。
また、このゲームで致命的だったのが、次ターンにグレートキャッチャーを打たれたのちジャッジマンを打たれたところ。
4ターン目に手札に水エネとドローエネルギーがある状態でカッチャマにドローをつけてしまい、ジャッジマン後水エネを引けず技を打てませんでした。入れ替えは引けたのでポニータの技は使えましたが、かなりテンポを取られてしまう展開に。
ここのテンポロスがなければ、引き分けはおろかサイド差もつけてイージーウィンできたはず。ヘラクロスも対して脅威にはならなかったはずです。ここ勝てれば上がれていた可能性があったので残念です。
また、対面が非GXデッキであると判断できたのが遅く、グレートキャッチャーをずっと腐らせていたのも悪い点でした。また私自身の長考もあったこと、相手が非GXであったことで時間が足りなくなってしまったことが対戦経験のなさを悔いることに拍車をかけています。
自身の経験のなさ、カードプールへの理解の足らなさを実感しました。
3戦目対面リザテル。
対面初動はリザテルスタートであまり動けていない様子。対してこちらはロトムスタートでオーキドも撃て、デッキ相性も合間って完全有利でした。
対面GX技をも早々に消費しながらも、ポニータ前だしで早めのゲームプランで考えている様子でした。ただ、完全に動けていなかった感じでしたので、後続を育てつつロトムでアドバンテージを稼ぎ、次ターンでリザテルを落とそうとする展開で、溶接工で後続を作られ、リザテルにウィークガードを貼られワンパンができなくなり、状況は一転。
ここでこちらは技が打てる状況のTAGチーム後出しでは負けると考え、グレートキャッチャーでリザテルGX引きずりだし技を打つことに。
手札には複数枚水エネがある状況。カッチャマには180のダメが乗っており、ここでGX技をうち100与えつつマヒをとるか、通常技で150回復しつつ150与えるかの2択が存在しました。
ここでGX技を使った場合、リザテルを落とすために3ターン要求されることと回復もできることを踏まえて通常技を打つ選択をしましたが、これが間違いでした。
ダメが3乗っているということはヘラクロスで落とされちゃうんですよね。で、リザテルにはヘラクロスを作るためのサーチを行う手段がある。
今思えば、対面が入れ替えを序盤に使っていたことも含めて、3ターンかかるとはいえGX技を使うべきでした。
結局ギャロップが引けなかったので、カッチャマはやられる展開にはなったでしょうが、後続に触る猶予が1ターン増えていたことも含め、択を完全に見誤ったと言わざるを得ません。
振り返ってみると、3戦全て有利対面かつ初動はほぼ良好という中、負けを重ねてしまったのはひとえに私の経験不足ゆえだと思います。本当に勿体無い…。
全ての試合でGX技を使ったことはなかったですし、反省点は数多くあります。
GX技をあまり頼りにしないウルネクを長らく使っていたせいもあるかもしれません。
まとめ
最終戦績としては1勝2敗(うち実質勝ちの引き分け1)でした。
マッチング的に全勝もあり得た上、落とした試合どちらか取れていればまだ上がれた可能性もあり悔しい結果に終わりました。
いつもより緊張した面持ちでパックを剥き、一喜一憂する間も無く、デッキを構築し、一度も回していないデッキで対戦を行う……。
普段とは違う環境で楽しむポケカは想像以上に面白く、奥深いものでした。
色々反省点は多かったですが、総じて良いイベントではありました。次回出られるならぜひ参加したいですね。
だらしない点も多く、もっとポケカしないとなあと思うばかりです。
まあやる相手があんまりいないんですけど…
ただ、一つ思うところがあって、やはり高額なものが商品になるとのことで、一種のピリピリした雰囲気があったことは否めません。
遊戯王の大会でもそうですが、表面上はニコニコしていますが、やはり1プレイ毎の表情や感情の起伏というのは普段の大会とは違うなぁと感じました。
まあ総じて楽しくやれましたし、グループ内で素直に祝福し合えたのでまあ良かったのかなとは思いますが、やはりこういう場は慣れないですね…。
あと寝不足であったのもダメだったかなと思いました。
次からはちゃんと準備して、しっかり練習した上で挑みたいですね!