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【遊戯王】クロシープが捕食新規だった【IGAS】

融合が好きです。でもシンクロはもっと好きです。

 

……お疲れ様です。くらくです。

 

というわけで今回は、先日発売した「IGNITION ASSAULT (イグニッション・アサルト)」に収録されたリンクモンスター「クロシープ」について語っていきたいと思います。こいつ、捕食植物(プレデター・プランツ)デッキの新規なんすよ……。

 

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可能性の獣

 

 クロシープに関する新しい記事が上がりました!

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

 

 

捕食植物、シャドールに関する記事はこちら↓

 

yamachi-9rakura.hatenablog.com

yamachi-9rakura.hatenablog.com

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

 

今回の主役クロシープ

とりあえず効果のおさらい

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リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/獣族/攻 700
【リンクマーカー:左下/右下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードのリンク先のモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式:自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を2枚選んで捨てる。
●融合:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
●S:自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700アップする。
●X:相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700ダウンする。

 

 

カード名が異なるモンスター2体というかなり緩い条件で下にマーカーを伸ばせる地属性獣リンクモンスター。この時点でステータス面だけでも強いです。

リンク先にモンスターが特殊召喚された時に効果を発動でき、その時のリンク先のモンスターの種類によって効果を適用します。

 

トリガーを踏むのは何の特殊召喚であっても良かったり、リンク先のモンスターの種類によって発動する効果は重複するなど、様々な強い面が話題となっています。

 

ただ、もっとも注目すべきはここ。

 

●融合:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

ん……?

これって……

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ノーデンじゃん!

 

 

クロシープは実質ノーデン製造機

アロマセラフィージャスミンはリンク先の植物族をローンファイアブロッサムへと変換する効果を持っていました。

クロシープは、融合モンスターにノーデン効果を付与してしまうとんでもないカードです。

捕食植物のみならず、 あらゆる融合デッキで今後活躍すると考えられます。環境ではサンダードラゴンなんかで使われそうです。

 

クロシープの強み

そもそも素材がゆるすぎる

素材がゆるすぎてこいつを出すことに関しては全く苦労しません。片方はトークンでも良いわけですし、現状名前の違うカードを並べるといった行為は全く難しいことではありません。

大抵の場合、一枚のカードからクロシープまでアクセスできます。

 

優秀なマーカー

シンクロデッキにおけるハリファイバーのようなハの字のマーカーをもち、かつ召喚法に対して何らかのアプローチを行えるリンクモンスターは融合デッキにおいては存在しませんでした。

とりあえず、汎用属性リンクや種族リンクを出しておく、といった場面が多かったと思います。

融合デッキはあまりマーカーを必要としないとはいえ、融合を通してリンク数を稼げるこのカードは本当に優秀です。

特にオフリスダーリングとの相性がとてもよく、ダーリング効果で融合をサーチしクロシープリンク召喚から即融合を行え、効果をトリガーできます。

 

制約がない

このカード、融合に対しての効果を使えばさらなる展開が狙えるのにも関わらず、全く制約がありません。リンク4を作ることも可能ですし、様々な悪用方法が考えられそうです。

 

効果を無効にしない

やばすぎ。単純に置物を蘇生したり、特殊召喚時に効果を発動できるカードを蘇生することでアドバンテージを稼げます。特にこのカードへアクセスする手段が豊富に考えられ、効果にターン1のない終末の騎士との相性は抜群だと思います。

 

蘇生先の対象を取らない

ノーデンとの違いは効果を無効にしないだけでなく、蘇生するモンスターの対象を取らないところにもあります。

昨今では、誘発メタとして墓穴の指名者が跋扈しており、墓地メタのわらしなどもあるため、墓地に関わる効果で対象をとるものは不発に終わることも少なくないです。

クロシープの効果は発動時には蘇生先の対象を取らず、効果適用時に蘇生モンスターを選ぶため、お目当のモンスターを蘇生できずとも、他のモンスターを蘇生することができ、妨害を受け不発に終わることはありません。

(クロシープはリンク2なので墓地には、少なくともモンスターは2体いるでしょうし……)

 

 

 

それぞれのデッキにおいてのクロシープ

捕食植物の場合

 

先述した通り、 オフリスダーリングの動きからクロシープをリンク召喚でき、融合まで繋げられます。

蘇生するカードをセラセニアントにすれば、さらにアドバンテージを稼ぐことができます。クロシープの効果の発動に簡易融合から入れば、ドラゴスタペリアまで持っていくことが可能です。

捕食にはプランターがあるため、リンク2は作りやすく、蘇生したモンスターは効果を無効にしないため、 オフリスを再利用したり、キンジーを蘇生してさらなる融合に繋げたりとかなり汎用性が高いです。

シャドールの場合

 

簡易融合との相性が良すぎるため、簡易ミドラやサクリファイスから何かを蘇生し何かしら展開をし融合を回収したのち、シャドール融合モンスターを再び融合召喚できます。

ネフィリム融合召喚し、クロシープの効果をトリガーした場合、私の愛用するリンクカオソルへ簡単にアクセスすることが可能です。

シャドールの場合、影依融合を通すことができれば、デッキから送ったカードをそのまま蘇生できるため、非常に相性がいいです。

中盤以降、リソースが心もとなくなってくる場面で非常に頼もしいカードになります。

前述した通り終末と相性が良いため、どのような構築であっても活躍することのできるカードだと思います。

 

月光の場合

 

アニメでセレナが良くやっていた、舞猫姫+蒼猫のコンボがかなりやりやすくなり(月光2体からクロシープリンク召喚、舞猫姫融合召喚で墓地の蒼猫蘇生で攻撃力倍加効果発動して舞猫姫効果で全体攻撃)、エクシーズ、リンクデッキになりつつあった月光が、融合に回帰してきたのは嬉しい限りです。

あまり詳しくはないですが、単純に手数が増えるため、融合を使うメリットが少し増えた気がします。ウーサも出しやすくなるため、誘発貫通力も高まりそうです。

ライオダンサーとダブルからのホープを並べて脳筋ワンキル狙えそう。

 

 

 

さいごに

 イグニッションアサルトは@イグニスターを組むために買ったんですが、こんな新規をもらえて嬉しい誤算でした。

エクストラモンスターなのでメインの構築をあまりいじることなく、すぐに採用でき、活躍させられる点は非常に嬉しいですね。

イラスト的にはファーニマルとかでも使ってみたい!

色々と今後に期待のカードです。

何かそのほかにもこんな使い方があるよ!って方がいましたら、コメントで教えていただけると嬉しいです。

 

追記:このクロシープの記事を書き終えたあとtwitterのTLを見たら、まさかの捕食植物のリンクが判明してて嬉しい誤算でした。というかあいつも汎用やんけ!

 

yamachi-9rakura.hatenablog.com