ポケモン楽しい〜!こんにちは、くらくです。
リンクヴレインズパック3の発売が迫る中、今回はHEROについての記事となります。
デュエリストパック6にて強化され、規制解除にも恵まれ、ますます勢いをますHEROデッキ。
今回は、そんなHEROデッキにて採用されている《フュージョン・デステニー》にフォーカスを当てて行こうと思います。
HEROデッキの過去記事はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
目次
今回の主役
エンドフェイズに破壊される、ターン終了時まで闇属性「HERO」しか特殊召喚できないという緩い縛りでデッキ融合ができてしまう融合魔法カード。
出したモンスターは効果がも無効にならないですし、大きなデメリットなしにD・HEROを落とせてしまうのが魅力のこのカード。
ディアボと適当なD−HEROを落として、《D−HERO ディストピア・ガイ》を融合召喚する様は、見慣れた光景と言っても過言ではないでしょう。
HEROは魅力的かつ強力なカードが多いので、何を落としたくて、何を採用するか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
HEROデッキの枠はカツカツ
メインに入る有能な新規である《E・HERO リキッドマン》や《ミラクル・フュージョン》をサーチできる《E・HERO サンライザー》の登場で、もともとカツカツだったHEROデッキの枠はもうパンク寸前なのです。
サーチ札が豊富であり、引きたくないカード(ディアボ、インクリース)があるため、多少デッキを膨らませても良いとは思いますが、あれもこれも有能だからとデッキに放り込んでいては、デッキがうまく回らなくなってしまいます。
そこで、採用するフュージョン・デステニーにおいて、落とす対象であるカードも自ずと絞る必要が出てきます。
落とすカードの選択肢
フュージョンデステニーを使ってディストピアを出すために必要なのは「D−HERO」モンスターです。
展開を行うために必要なディアボリックガイを墓地に送ることは何より優先されますが、その相方は「D−HERO」ネームを持っていれば誰でも良いんです。
ここで候補になるのが、
- 普通に場に出してもスケール永続罠を割ったり、墓地でドローに変換できるディバイン
- 通常召喚・特殊召喚でHEROをサルベージでき、ダメージをトリガーに自己サルベージできるディシジョン
- ディストピアの効果のトリガーとなり、単純にパンプアップとして使えるダイナマイト
- 時間差自己蘇生のドロー
の4枚です。
ダイナマイト以外は下級であり、D・HERO最高攻撃力である1600をもつのでディストピアのバーン効果を使う際便利です。
また、闇+D−HEROで出せる《D−HERO デットリーガイ》では落とすカードに闇属性のシャドーミストが追加されます。つまり、
- HEROサーチor蘇生からの「チェンジ」魔法サーチのシャドーミスト
の択が追加されます。
ファン的な観点から言えば、《Dragoon D−END》を出すことも可能ですが、それは割愛します。(D-ENDは大好きですけどね!)
ディアボに他のカードで触れられているor手札に握ってしまっている場合は、ここから2つの択を選ぶこともできますね。
シャドーミストはほぼ確実に採用するのであまり語る必要はなさそうですね。
D・HEROドローガイ
あまり採用を見かけないドローガイについては少し書いておきます。
効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1600/守 800 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが「HERO」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。 お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
D-HEROダイヤモンドガイやドミネイトガイと共に使うことを意識した(1)とアニメのD-HEROを意識したかのような時間差で自己蘇生をする(2)の2つの効果を持ちます。
(1)の効果はドリルガイやドミネイトガイ、E・HEROソリッドマン、X・HEROクロスガイの効果でトリガーできます。
(2)の効果は墓地に送られるという緩い条件で蘇生を行えます。
どちらの効果も決して弱くはなく、(相手にもドローさせてしまうとはいえ)ステータスも下級D・HEROの最大攻撃力をもつため、使いづらい印象はあまりなかったです。しかし、いかんせんHEROといえば膨大なカードプールをもつテーマ。これより強く使いやすいカードはいくらでも存在します。自ずと抜けてしまうのが常でした。
ドローガイの強みは闇属性であることとD・HEROであるという、そして時間差で蘇生されるという点です。
墓地に送られる、といった緩い条件で効果を発動できることを活かします。融合にしろリンクにしろファリスコストにしろ、展開途中でドローガイを墓地に送る手段は豊富にありますので、墓地送っておくことで、ニビルを打たれたとしても次のターンダークロウを成立させることができます。
これはその他の候補カードではもつことができない明確な役割です。
しかし環境の移り変わりにより、メインからのニビルの採用が減ってきたこともあり、ドローガイを採用するメリットも薄くなってきています。
(どちらかと言えば、現状警戒すべきなのはライストの方でしょう)
結局何を採用すべきなのか
現在の環境を考えると、自分の考えとしては、
ダイナマイト>ディバイン>ドロー>ディシジョン
という順になりますね。
ディシジョンはリキッドマンの登場で、正直いらなくなってしまった気がします。ただ、素引きで一番機能するのは確かです。
ダイナマイトはやはり便利で、妨害をくらって《X・HERO ドレット・バスター》まで行けなかった際に、ディストピアを起動できるのは便利ですし、単純にパンプアップ効果が優秀です。
ディバインはこの中で素引きでもある程度機能するandロングゲームになった際のドロー効果が優秀です。
ただ、結局は自分で回してみて、どの組み合わせが良いかというのを決めるのがベストだと思います。
DーHERO Bloo-Dについて
《DーHERO Bloo-D》かっこいいですよね〜。私の一番好きなD−HEROです。
現在のHEROデッキの展開力であれば、容易に出すことが可能であり、サーチ手段も豊富なため、度々採用を見かけますよね。
《E・HERO オネスティ・ネオス》の影響もあり、実際現状でもかなり強いですし、これ一枚で動けなくなる手札もあると思います。
確かにブルーディーは効果も強く、かつ制圧能力も高いですが、如何せん守備力が低く、また自身の効果で上がらない点が弱いです。
《ライトニング・ストーム》が三積みできる現状では、先行展開をするにしても守備表示で立てることが多く、守備力の低いBloo-Dはあまり制圧に向かない、というのが実際のところになります。
さいごに
HERO強くなりましたね。今回は軽めの記事になってしまいすみません……。またデッキがまとまったら記事にしたいと思っています。
リキッドマンやサンライザーも強くて、採用されていますし、それらについてもいつかかいてみたいですね。
リンクヴレインズパックでは《X・HERO ヘル・デバイサー》なる新規も来ることですし、今後のHERO強化にも期待ですね!