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【ジャンド考察】実は強い?シューティング・スター・ドラゴンTG-EXの使いかた【LEGENDARY GOLD BOX】

記事の更新が滞っていて申し訳ありません。年末の忙しさに追われているくらくです。

さて、今回は2019年12月21日発売した「LEGENDARY GOLD BOX」に収録される不動遊星およびアンチノミーの新規「シューティング・スター・ドラゴンTG-EX」(テックジーナス エクスパンション)についての記事になります。

前評判では散々な評価を受けていたこのカード。実は私もあまり強いとは思っていなかったのですが、使ってみてわかるつよさもあったので今回はそちらを紹介したいと思います。

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遊戯王公式twitterより

 

 シンクロに関する記事はこちら↓

yamachi-9rakura.hatenablog.com

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今回の主役《シューティング・スター・ドラゴンTG-EX》

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遊戯王公式twitterより

 

シンクロ・効果モンスター

星10/風属性/ドラゴン族/3300/2500

Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上

このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドのモンスターを対象とするモンスターの効果が発動した時、

自分の墓地からチューナー1体を除外して発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

(2):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃を無効にする。

(3):相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、

自分フィールドのSモンスター2体をリリースして発動できる。

このカードを特殊召喚する。

 

遊星新規でもありTG新規!レベル10風属性ドラゴン族シンクロモンスターです。

《スターダスト・ウォリアー》と同じくSチューナーとSモンスターを要求します。

アクセルシンクロォオオ!

 

①の効果は《TG ブレード・ガンナー》を思いださせるようなもの。ブレガンとは違い、モンスター効果のみに対応しています。《TG トライデント・ランチャー》がリンク先への対象耐性を付与するため、TGデッキで使う場合においては、正直微妙な効果。

ただ、1ターンになんどもつかえ、このカードをだす時点でチューナーは墓地に多く存在するため、コストに関してはあまり心配はいりません。

 

②の効果はシューティングスタードラゴンを意識したようなな効果。除外コストが必要なくなり、盤面を維持できます。

③の効果は自己蘇生効果。「相手ターン」「自分フィールドのSモンスター」「2体リリース」と不穏な言葉が乱立していますが、自身を蘇生できる効果はやはりあって損はないですよね。

 

 

 

 

 

どう使うか

はっきり言いますが、《シューティング・スター・ドラゴンTG-EX》の効果はかなり弱いと思います。

 

同じ召喚条件で出せるモンスターには同じTGの《TG ブレード・ガンナー》《スターダスト・ウォリアー》が存在します。

これらとくらべ、TG-EXの効果はいくらか見劣りします。

(打点以外PSYフレームロード・Ωの劣化とも言えるブレードガンナーと比べても、個人的にはブレードガンナーの方が強いと感じます)

特に《スターダスト・ウォリアー》は墓穴で簡単に止められるようになってしまったとはいえ、毎ターン特殊召喚無効は強く、後続も呼べるため、新ルールも加味するとやはり強く感じます。

 

じゃあこのカードのどこが強いんだよって話なんですが、

このカードの強みはTG(テックジーナス)カテゴリを持つところにあります。

 

 

 

 

 

 

TG(テックジーナス)である点を活かす

《シューティング・スター・ドラゴンTG-EX》(テックジーナス エクスパンション)はTGネームを持つため、TGカテゴリに属します。

《TG トライデント・ランチャー》の効果を使ったターン、TG縛りがつくため、先述した《スターダスト・ウォリアー》を出せないため、このカードの出番になります。

 

…………。

いやさっきあんた《TG ブレード・ガンナー》の方が強いいうたやん!

ってお思いでしょうが、全くその通りなのです。

 

TG縛りが付いている状況でも、結局このカードをだす旨味があまり存在せず、かつSチューナーは相手ターンにシンクロする効果を持つものが多いため、TG縛りを意にも介さず、相手ターンに大型シンクロモンスターを着地させることができるため、TGデッキでこのカードを素でだすことはほぼないでしょう。

 

じゃあ結局何に使うのって話なんですが……まずはブレガンとTG-EXの違いを考えてみましょう。

 

 

 

ブレードガンナーとの違いを考える

TGーEXとブレードガンナーとの明確な違いは自己蘇生効果を持つというところにあります。

TGーEXはコストが重くかつ相手ターン限定とはいえ、自身の効果で相手ターンに自己蘇生できます。

また、加えて攻撃無効を持つため、相手ターンを凌ぐにはある程度役に立ちます。

 

そして、TGには《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》というカードが存在します。

 

 

 

シュースタTG-EXはより分解ギミックに適している

《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》を用いたシンクロ解体ギミックは以前から様々なデッキで用いられてきました。

それこそ登場以降、ジャンドデッキでも使われることが多かったです。

レシプロドラゴンフライで分解するのはTGモンスターでなければならないため、今まではブレードガンナー一択のようなものでしたが、TGネームをもつ《シューティング・スター・ドラゴンTG-EX》の登場により、これに選択肢が増えたわけです。

 

ただの解体の踏み台とするのであれば、自己蘇生できる方が良いと思いませんか?

 

また、効果の発動にTGが必要なブレガンと比べ、効果の発動にチューナーを要求するため、汎用性という面でいえば、TG-EXのほうが上手です。

 

分解ギミックはデルタアクセルの大型シンクロに繋げるための一つの手段です。イゾルデギミックよりエクストラ、メインのスロットを割かなくていいのが良いところですね。

 

 

 

 

アウローラドンで解体ギミックが使いやすくなった

アウローラドンの登場により、解体ギミックが使いやすくなりました。

かなりエクストラ、メインの消費を抑えつつ、デルタアクセルまで持っていくことができます。

展開例として、

  1. ハリ001経由からアウローラドン成立 
  2. トークンabc3体生成と001蘇生
  3. トークンabリリースからオライオンリクルート
  4. オライオン+トークンcで神子イヴシンクロ 継ぐものサーチ トークンd生成
  5. 継ぐものefでオライオン蘇生
  6. トークンd+オライオンでレベル5シンクロ(便宜上ライブラとします)
  7. ライブラ+神子イヴでシューティング・スター・ドラゴンTG-EX》アクセルシンクロ
  8. 神子イヴef 星杯の守護竜をリクルート
  9. 守護竜+001で《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》をシンクロ
  10. レシプロef TG-EX解体
  11. 2+5+5でデルタアクセルシンクロ!

 

ドッペルウォリアー素引きなどで上振れた場合、ライブラのドローが狙え、相手ターンに使い終わったトリシュなどをリリースすることでTG-EXを蘇生できたりするので、割と強い感じでした。

ずっとサイバース軸を使っていたので構築に関しては、もう少し詰める必要がありそうですが、リンクロス登場までの繋ぎとしては悪くないギミックであると思います。

 

  

 

さいごに

 

シューティング・スター・ドラゴンTG-EX》、イラストやtwitterでの声優さんたちの絡みもあり、フレーバー的にはかなり良いカードですよね。

デルタアクセルに繋げるための分解ギミックを取り入れる場合は、率先して採用したいカードですね。

ただ、あまりネガキャンはしたくないのですが、 全くと言っていいほど遊星新規になっていないのがネックですね。(ジャンク、ウォリアー、スターダストカテゴリどれにも属さない。直近でこれらのカテゴリに関するカードを出しておきながら全く繋がりがないのはやはり文句も言いたくなるってものですね)

 

 

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