こんにちは、正月休みも終わりですね。年末年始やらなくちゃいけないことが全く終わらなかったくらくです。
さて、今回は本日公開された新規カード《墓穴ホール》の考察記事になります。
目次
今回の主役《墓穴ホール》
罠ではありますが、手札、墓地、除外ゾーンと幅広い範囲で発動するモンスター効果を止められ、さらに2000という決して軽くはないバーンダメージを与えます。
手札で発動する効果も止められることから、《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発モンスターの効果を止めることもできます。
また、《Em ダメージ・ジャグラー》等の9期以降増えた墓地から除外して発動するような効果も止められます。
未だ強カテゴリとして名を馳せている「サンダー・ドラゴン」カテゴリのカード群がもつ、除外されたとき発動する効果も止められますね。
通常罠であることを活かす
罠であるため、初手で引いてしまっても《墓穴の指名者》のような使い方はできませんが、通常罠であることから、様々なサポートを受けることができます。
例えば、《トラップ・トリック》で持ってくることができるので、目当ての罠以外の選択肢として採用する機会は大いにありそうです。
また、《悪魔嬢リリス》で擬似サーチを行うこともできますね。
「ホール」カテゴリであることを活かす
このカードは「ホール」ネームをもつため、蟲惑魔サポートを受けられます。
特に、《フレシアの蟲惑魔》と相性がよく、その効果で相手の効果発動に対して、《墓穴ホール》を発動することが可能です。
これによって、相手の手札誘発モンスターのケアを行うことができるため、《フレシアの蟲惑魔》のバリューがかなり上がったといえます。
《墓穴の指名者》との比較
《墓穴の指名者》でよくね?と思う方もいるかもしれませんが、《墓穴の指名者》は引かなければ機能しません。
しかしこちらのフレシア墓穴ホールは、レベル4モンスター二体を並べるだけでできてしまうという利点が存在します。
どちらを強いと感じるかは、人それぞれかもしれませんし、もちろん、どちらも搭載するという構築も全然あり得ると思います。
新ルールではアザトートの代わりとして
アザトに代わり…
先日施行された新制限で、《外神アザトート》が禁止カードに設定され、使えなくなりました。
アザトートは手札誘発モンスターのケアとして、展開する前に出しておく、といった使われ方が多くされており、環境レベルで言えば、「月光」デッキなどで使われていました。
着地するだけで、全モンスター効果をカットすることができ、展開デッキからすればかなり嬉しいカードではありましたが、リダンの登場により相手ターンにアザトを成立させやすくなったり、一方的な展開を許してしまうカードであるため、規制されてしまいました。新ルール施行も少し噛んでいる気がします。
ですが、《墓穴ホール》の登場により、擬似的にアザトートのようなことができるようになりました。
新ルール適用後は
新ルールでは、メインモンスターゾーンにエクシーズモンスターをX召喚できるため、このカードを先に出しておくことで、相手の手札誘発を一度だけ妨害できます。
- フレシアの効果が1ターンに1度であるため1度しか止められない
- 無効にされてしまう可能性がある
- メインに《墓穴ホール》を仕込むスロットが必要になる
これら点は、アザトートに劣りますが、
- メインに他の「落とし穴」を仕込むことで相手ターンにも妨害を行える
- エクストラのスロット消費を多少少なくできる
とフレシア墓穴ホール出張にしかない利点も存在します。
単純に蟲惑魔デッキの強化にも繋がった!
蟲惑魔使い達念願のげきつよ「ホール」カードが登場したことで、かなり蟲惑魔強化につながりましたね。
蟲惑魔デッキはリンク1モンスターである、《セラの蟲惑魔》の登場により、現状でもかなり強いデッキとなっています。
やはり《フレシアの蟲惑魔》の効果の新たな選択肢が増えただけでもかなりの強化といえますね。
また、バーンがかなり強く、攻め手に欠ける蠱惑魔デッキにおいて、詰めの展開で使うというのもかなり強そうですね。
2000バーンはかなりでかい。
エターニティコードでは、新たな蟲惑魔エクシーズモンスターも登場しますし、今後の蟲惑魔デッキ、かなり注目です!
さいごに
令和2年最初の遊戯王記事がこれになるとは……。
色々かいていた記事もあったのですが、こちらが先に出ることとなりました。
あと、地元のお店ではエターニティ・コードがどこでも予約できなくて困ってます……。発売日に突撃するしかないの……。
1月はかなり忙しいため、少し記事の更新頻度が落ちるかもしれませんが、皆さんに喜んでもらえるような記事を今後も書いていきたいと思いますので、本年もよろしくお願いします!