今回は2020年1月11日発売予定のETERNITY CODE(エターニティ・コード)にて収録される、《リンクロス》によって超絶強化される(予定)のジャンドについての記事になります。
先日あげた、《シューティング・スター・ドラゴン TG-EX》(テックジーナス エクスパンション)を用いたシンクロ解体ギミックに関わる記事になります!
ジャンドに関する記事はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.comyamachi-9rakura.hatenablog.com
今回の主役《ガーデン・ローズ・メイデン》
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻1600/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ブラック・ガーデン」1枚を選んで手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の、「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
数少ない植物族汎用シンクロモンスターです。かわいい。
レベル5でありつつも、素材に縛り植物族シンクロという時点でかなり有用です。
黒庭サーチ効果が主に使われている印象ですが、今回注目したのは②の効果。
墓地除外することで、「ローズ・ドラゴン」モンスターかドラゴン族シンクロモンスターを蘇生できます。
なぜ今更ガーデンローズメイデン?
yamachi-9rakura.hatenablog.com
前回上記記事で紹介したシンクロ解体ギミックですが、紹介した展開ルートでは《星杯の神子イヴ》の相方として使っていたレベル5シンクロモンスターは便宜上《TG ハイパー・ライブラリアン》としていました。
しかし、ここで用いるレベル5シンクロモンスターはチューナーでなければなんでも良く、どちらかといえば、ライブラは上振れした際に使いたいため、他のレベル5シンクロモンスターを探していました。
(ライブラは上振れた場合、ハリ成立時にアウローラドンのマーカーが向かないメインモンスターゾーンに置きたい)
そこででてきたのが今回紹介する《ガーデン・ローズ・メイデン》なのです。
ライブラのみ採用では
ローズメイデンの使い方を紹介する前に、レベル5非チューナーシンクロ体をライブラのみにした場合の話をします。
シンクロ解体ギミックをメインギミックとし、ライブラを使うとなると、イヴを先出しするのではなく、ライブラを先出しして1ドローする、といった動きくらいしか安定してできません。
(超絶上振れの場合を除く)
アウローラドンギミック自体手札を使わずに動けるため、ドローを必要としないという点もありますが、やはりジャンドデッキの強みといったらライブラドローであるため、出来るだけドローできるようにしたいわけです。
新ルールになれば、アウローラドン自体をリリース要員とできるため、ライブラを置きつつ展開orさらなる盤面の生成ができるのですが、現状は安定してライブラドローをするためには解体後に蘇生札があるorドッペルが起動できるくらいでないとできないため、ライブラを採用する旨味があまりない、といえます。
そこで陽の目を浴びたのが《ガーデン・ローズ・メイデン》
ガーデンローズメイデンは、墓地除外でドラゴン族を蘇生できます。
つまり解体してデルタアクセルをしたのち、TG-EXを蘇生することができます。
TG-EXとコズミックの構えはなかなか強く、お互いの弱点を補っています。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》はエンドフェイズまで除外するというのをコストに、以下のようなとても質の高い妨害を行えます。
- 召喚無効
- 魔法罠モンスター効果無効
- 攻撃無効
ただ、妨害を行ったのち、場を空けてしまうため、単騎ではあまり信用できず、次のターンが回ってこない可能性もあります。
対象をとるモンスター効果への複数回の妨害と、攻撃無効をもつTGーEXをとなりに置くことで、コズミックの効果を雑に切ることになってしまったとしても、そのターン中の生存率をあげることができます。
また、採用していればの話ですが、サーチした《ブラック・ガーデン》を手札コスト等として用いることができ、《ジェット・シンクロン》を蘇生して誘発貫通へ繋げることもできます。
とにかく枠がない……!
ジャンドのエクストラの枠、本当に余裕がない……!
《ガーデン・ローズ・メイデン》と《TG ハイパー・ライブラリアン》をどちらも採用しても別に良いわけです。(というか、枠があればぜひどちらも採用したい)
他にも、サヨソハヤギミックを採用すれば、《天輪の双星道士》のバリューが上がりますし、イゾルデギミックを採用すれば、ドッペルへのアクセス手段が増えます。
個人的に、場持ちが良く、現行ルールと噛み合いの良い《PSYフレームロード・Ω》や、シラユキとライザーから相手ターンに奇襲できる《氷結界の龍 トリシューラ》の採用はやはり外せません。
イゾルデ軸ではリンクモンスターでかなり枠を取ってしまうところがありますし、アウローラドン軸も初動を安定させるため、《リンクリボー》の採用は正直不可欠なきもするので、本当に枠がありません。
仮に今後新ルールに移行したとしても、不動遊星のファンデッキとしてのジャンドではなく、ある程度フリーでも強デッキと渡り合えるようなジャンドを目指す場合、初動を安定させるリンクモンスターの採用は見送れなさそうです。
今後、エターニティ・コードで登場する《リンクロス》も ありますし、どのカードを採用するか、構築を考えるのが楽しそうです。
さいごに
ジャンドの考察はやはり楽しいですね。《ガーデン・ローズ・メイデン》はアキイメージのカードでもありますし、イラストも良いので積極的に採用したいと思えるカードでした。とはいえ、やはりライブラにもライブラの良さがある……どちらを採用するか、永遠の悩みです。
黒庭こと《ブラック・ガーデン》を用いたギミックなども交えることができるため、色々考察のしがいがありそうです。
エターニティ・コードで収録される《リンクロス》もジャンドで使えそうですし、今後のジャンドデッキの躍進に期待です。
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ジャンドのこんな展開例があるよ!とかありましたら、コメントくださると嬉しいです。