今回は、シャドール最強カード《神の写し身との接触》について考察していきます。
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《神の写し身との接触》の効果おさらい
写し身、エルシャ、接触などと言われるこのカード。とりあえず効果のおさらいから。
速攻
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
写し身の特性
シャドール はカテゴリ内にいくつかの融合カードを内包しています。列挙すると、
これだけの種類があります。
これらはそれぞれ特性があり、強みが異なります。
影依の偽典(シャドールーク)についてはこちら↓
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例えば、《影依融合》はシャドール出張でよく用いられるカードです。
デッキから特定カードを落としつつ、シャドール側の効果でアドバンテージを稼ぐことを目的として採用されます。
どちらかといえば、《影依融合》は純構築より出張で輝くカードであるといえます。(もちろんトップ《影依融合》は強いですが)
逆に《神の写し身との接触》は純構築だからこそ輝くカードです。
写し身は手札か場にシャドール モンスターが必要となります。
そのため、デッキ内のシャドールモンスターが多ければ多いほど、使用機会が増え、輝くカードです。
写し身の強み
速攻魔法である
写し身の強みとして、まず速攻魔法であることがあげられます。
速攻魔法であることで以下のメリットが得られます。
- 相手ターンでも発動できる
- メインフェイズ以外でも発動できる
- スペルスピード2であり、チェーンして発動できる
まず1の相手ターンに発動できることには様々なメリットが発生します。
- 相手ターンにシャドールモンスターの効果を誘発できる
- 相手の動きに合わせて発動が可能である
相手ターンにドラゴンやエリアルなどを融合素材とすることで、相手の妨害を行うことができます。
これらのシャドールの効果を使うことで、場の魔法罠を割ったり、墓地のカードを除外したりしつつ融合モンスターを着地できます。
これは、素材として混ぜたものの効果だけではなく、ネフィリムの効果でデッキから落としてシャドールの効果を発動したり、はたまたアプカローネを着地させて効果無効を狙うなど、融合モンスター側の効果を相手ターンに使うことも行えます。
次に、2のメインフェイズ以外で使える点。
他のカテゴリの速攻魔法の融合カードはメインフェイズのみに限定されているものもありますが、写し身はそういった縛りがありません。
メインフェイズ以外で使える点において、得られるメリットとしては以下のものがあげられます。
- ヴェーラーをケアできる
- バトルフェイズに追撃ができる
まず、スタンバイやバトルフェイズで融合することによって、メインフェイズにしか使えない《エフェクト・ヴェーラー》をケアできます。
特に一体目のネフィリムは確実に効果を通したいため、こういった小技を覚えておくことは重要です。
また、バトルフェイズ中に使えるということから、攻撃し終わったカードで融合を行うことで、連続攻撃を狙えます。
最後に3についてですが、
- 相手の除去に合わせて融合する
- 相手の特殊召喚に合わせてミドラを着地する
- スキドレ下で効果を通す
などのメリットがあります。
相手の除去に対しては、対象にとる除去はもちろん、破壊であれば全体除去であっても、効果破壊できないミドラに変換することで躱すことができます。
また、《神の写し身との接触》はシャドール最強ムーヴである相手ターンミドラーシュを支えるカードです。
チェーンに乗る相手の特殊召喚に対してこのカードをチェーンすることで、ミドラーシュを着地し、そのターン中の相手の特殊召喚を封じます。
回収が容易
神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)はシャドールネームをもつため、原核や融合体の墓地効果やアプカローネのサーチなどの手札に持ってくる手段が数多く存在します。
そのため、回収がかなり容易です。
回収が容易であることは、使うタイミングを選ばないという強さに繋がります。
また、神の写し身との接触はターン1制限を持ちますが、「このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。」のため、発動無効にされた場合はもう一度発動できます。
無効にされたとしても、回収しやすいという利点を生かしてもう一度発動機会を狙うことも難しくありません。
逆に言えば、回収する算段を立ててプレイングを組み立て、意図的に無効を誘発させるなど、プレイングの幅をうみだすことができます。
単なるカテゴリ内の一枚の融合魔法であるにも関わらず、これだけのメリットを内包しているこのカード。
こうやって列挙すると、《神の写し身との接触》がシャドール最強カードと言われるのも頷けるかと思います。
まとめ
最後まで目を通してくださりありがとうございます。
まとめると、
- 相手ターンでも発動できることで柔軟な動きが可能
- メインフェイズ以外でも発動できることで追撃やヴェーラーケアができる
- スペルスピード2であり、チェーンして発動できることで除去を回避したり、相手の封殺を行える
という感じです。