こんにちは、くらくです。
古来からの私のフォロワーであればお気づきかと思われますが、私は「収録No.オタク」でして、新規が判明するとそのカードNo.をみて他の収録を予想するのが大好きなんです。
ということで今回は、そんな知見(??)を活かして収録順の法則性、規則性についてまとめて見ようという企画です。何がノーレアなのか知ったり、収録予想に役立つかも……?
苅田先生とか覚えてる人いるんですかね……(実は映画にも出てる)
yamachi-9rakura.hatenablog.com
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まず基本から
基本的に大体のパックは
通常モンスター→効果モンスター→儀式モンスター→融合モンスター→シンクロモンスター→エクシーズモンスター→リンクモンスター→魔法カード→罠カード
の順で収録されます。
知っている方がほとんどだと思いますが、大まかにカード種類ごと固まっているわけですね。
(以降ではこの各カード種類ごとの単位を「ブロック」と呼称します)
この前提をもとに、それぞれ各パックの収録順の法則性を見ていきます。
これが当てはまらない例外も存在しますがそれは後ほど紹介しますね。
レギュラーパック
レギュラーパックは11期になって収録のされ方が大きく変わりました。そのため、11期以降とそれ以前どちらも書いていきます。
10期以前
10期以前でも各期によって多少差異があるため、基本的に10期、特に2年目以降をベースにします。
10期はアニメ枠なのか既存強化なのかわからない枠が存在し、その部分が少し曖昧です。(TG、銀河はアニメ枠で収録、サイバーとシャークやリゾネーターはそうでない枠で収録)
アニメ枠
10期以前はアニメの方で出たカードをOCG化する、いわゆるアニメ枠 というものが存在していました。
アニメ枠は基本的に最初に収録されます。そしてこれは各ブロックに適用されます。(ゆえにエクストラモンスターや魔法罠もアニメのカードが先に来る)
ですが、前述した通り「通常モンスター」が最初のブロックとして収録されるという前提があるため、アニメ枠のモンスターカードが効果モンスターしかない時、その前にOCGオリジナルの通常モンスターが収録されることが稀にあります。
例:インベイジョン・オブ・ヴェノム(下記リンクは公式のカードリストです)
Card Search Results - View as Gallery | Yu-Gi-Oh! TRADING CARD GAME - CARD DATABASE
基本的にメインキャラであればあるほど若い番号で収録されるため、主人公→ライバル→ヒロイン→モブみたいなイメージの順番で収録されます。
パッケージモンスター
パッケージモンスターは必ず各ブロックの先頭にきます。
(7期以前はこの限りではないです)
例えば、エクシーズモンスターがパッケージを飾ったパックであれば、エクシーズのブロックで一番最初の収録No.となるのがパッケージモンスターです。
また、周知の事実ですが、このパッケージモンスターがホログラフィックレアを有します。
新規カテゴリ→既存カテゴリ強化→非カテゴリの順
基本的にアニメ枠のあとは見出し通りの順で収録されます。
そのパックで初出である新規カテゴリが収録されたあと、既存カテゴリの強化が収録され、その後カテゴリに属さないカードが入ります。
ここで重要なのがノーマルレアの位置。ノーマルレアは基本的に各ブロックの最後に来るということ。
wikiを見れば良いという話ではありますが、これを覚えておくと何がノーレアかすぐわかります。
ストーリー枠が先に来る傾向
9期から存在するストーリー性を持ったカテゴリ群(竜剣士や星杯、ドラグマ等)が先に収録される傾向があります。(これはあくまで傾向でそうでない場合も少しあります)
新規カテゴリが2つ収録された場合、ストーリー枠→そうでない枠の順に収録されることが多いです。
11期
11期はアニメ枠が消失したので、収録の規則性が大きく異なります。レギュラーパックの3弾目が出たことでようやく規則性がわかってきたというところですね。
パッケージ枠
ガイア、幻影+RR、アームドドラゴンと、パッケージを飾るカテゴリのカード群が「効果モンスターのブロックでは」最初に収録されます。
加えて通常モンスターのブロックが消失し(現状では)、通常モンスターであってもカテゴリに属していればカテゴリの先頭の収録順となります。(メルフィー・ラビィが該当)
加えて、 10期以前と違うのは、「パッケージモンスターが必ずブロックの先頭になるわけではない」ということ。
「PHANTOM RAGE」では《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》より《レイダーズ・ナイト》が前に収録されています。
例: PHANTOM RAGE
Card Search Results - View as Gallery | Yu-Gi-Oh! TRADING CARD GAME - CARD DATABASE
既存強化枠の順番
11期はアニメカテゴリであってもパッケージ枠でなければ新規カテゴリの後の収録順となります。
従来の既存強化枠に当たる部分ですね。
既存強化枠にも順番があり、
アニメカテゴリ(複数枚)→OCGカテゴリ(複数)→1枚強化
の順となります。
例として、「PHANTOM RAGE」では「インフェルニティ」→「U.A」→「憑依覚醒」の順で収録されています。
アニメキャラが使ったカード群の新規であっても、1種類のみ収録の場合、基本的に後に収録されます。
加えて、1枚強化は順不同です。年代順に並んでいそうでそうではなく、微妙に規則性がないです。
またノーレアとなる場合は、ノーレア枠に収まります。(おじゃまピンクが該当)
ホロ枠
11期のレギュラーパックのホログラフィックレアはパッケージモンスターではなく、別枠となっており、該当する各ブロックの最後の枠に収録されます。
カオスルーラーはシンクロブロック、アーゼウスはエクシーズブロック、ザサレシはリンクブロックの最後に収録されています。
再録パック
10期、11期の再録パックとして 「デッキビルドパック」「LINK VRAINS PACK」「RARITY COLLECTION」を参照します。
「selection10」もこの枠になりそう。
レアコレ
レアコレは単純で、レアリティ関係なくそのカードの登場順になります。
カードの種類ごとに収録される基本は変わりません。
ですが、一番目、二番目のレアコレのように、アルティメット、EX-シクなど特殊レアリティがある場合は、最初にまとめられて収録されています。
デッキビルドパック
デッキビルドパックには基本的に新規カテゴリが3つ収録されています。
そのカテゴリごとに、前述した基本通りに効果モンスターから罠までの順番で収録されます。
その後、残った枠に再録カードが同じく効果モンスターから罠までの順番でまとめて収録されます。どのカテゴリの再録枠かは関係なくまとめられます。
例:
デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ カードリスト
LINK VRAINS PACK
多くのカテゴリが収録されるパックです。収録順はカテゴリごとに登場した年代順で収録されます。
「LINK VRAINS PACK」は各カテゴリの新規が一枚ずつあったので、各カテゴリのブロックの最初に新規が、そのあとに再録カードが基本通りの順番で収録される形になります。
おそらく「selection 10」も同じ感じで収録されそうですね。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ SELECTION 10 BOX
デュエリストパック・コレパ
最後に曲者、アニメパックです。これらは基本から外れて特殊な収録順の規則を持っています。
特にコレパは他のパックとはかなり異なっているため、何が収録されるのか予想が難しいというのが逆に面白いですね。
デュエリストパック
デュエリストパックも年代ごとで趣が変わってくるため、基本的には10期以降のデュエリストパックを参考にします。
10期以降は歴代のアニメキャラクターが選出され、それぞれに新規が渡される感じになってます。
デュエリストパックでは選出されたアニメキャラごとに順番に固まって収録されます。
各ブロックの先頭にカード種類関係なくウルトラ枠が存在し、それ以降に新規カードがまとめて収録されます。
ウル枠以外はレアリティに関係なく、基本通りの順番でモンスターから罠までの順番で収録となります。
10期のデュエリストパックは各シリーズから1人ずつという選出方法だったため、DM→GX→5D`s→ZEXAL→ARC-Vの順で収録されるキャラクターのブロックが並びます。
ただ、11期最初のデュエリストパックはマリク→アポリア→エスパーロバの順だったので、おそらく今後はキャラクターのポジションも加味されて順番が決められることになりそうです。
(マリク、アポリアはボス格だが、ロバは一段落ちるため)
コレクターズパック・コレクションパック
通称コレパです。ほぼ全てがアニメカードになります。
(2017、ZEXAL編は収録の法則が異なります)
一番の曲者で、細分化した際の収録順は基本通りですが、ブロックの並び順が他のパックとかなり異なります。
まずデュエリストパック同様、DM→GX→5D`s→ZEXAL→ARC-V→VRAINSの順で大まかに別れています。
その中でキャラクターごとに収録がされます。
具体例をあげると以下の通りです。
まず原作・DMのキャラクターのカードから収録が始まり、マリクの罠カードが最初に来ています。(実際はこの前にNo.000としてホープが収録されていますが特殊なので除外します)
キャラクターごとの収録なので、罠のみの収録であればそのキャラクターのブロックでの罠が最初にくるというのあり得るということです。
実際に「COLECTION PACK2020」では一番最初の収録が罠カードという、他のパックではあまり見られない収録順となっています。
その後、ほぼモブキャラであるRのカークディクソンのカード、DMのエロペンギンのカードが収録されています。
ここでDM枠が終わり、次にGXのキャラクターである「ジム・クロコダイル」の「化石」「フォッシル」関連のカードが収録されています。
GX枠が終われば5D`sのキャラのカードが収録される、という流れですね。
加えて、同じキャラクターが使ったカードでもカテゴリごとで別のブロックで収録されます。
(エドのV・HERO→E・HEROや城之内のヘルモス→レッドアイズ)
各キャラの収録枚数が不定であるため、収録が読みづらく、意外なカードが収録されることがあって予想が面白いパックですね。
さいごに
今回は遊戯王のパックの収録順の規則や法則性を考察しました。
画像が少ないのでわかりづらかったんじゃないかな…と感じます。
まとめると
- 基本は通常モンスターから罠までの流れで収録される
- 再録パックは新規→再録の流れで収録される
- 再録パックは登場した年代順に並ぶことが多い
- アニメパックは作品ごと、キャラクターごとに収録される
私は元本スレ民なので、フラゲがあるたびに毎回リストが更新される様をみて、何が収録されるのか考えたりしてましたね。
収録の規則を知ることで、あとはどの種類のカードが収録されるかなんとなく予想できるのは面白いですよね。
収録予想はデュエリスト同士の話題にもなるので、少し覚えておくと役に立つかもです!
遊戯王OCG デュエルモンスターズ SELECTION 10 BOX