こんにちは、くらくです!
今回は以前上げた「解門ネクロフィアリンク」デッキをアップデートしたものの紹介です!
私のすきなバクラの切り札、ダークネクロフィアを主軸としたデッキ構成となっています!
サムネを使い回す
yamachi-9rakura.hatenablog.com
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デッキコンセプト
コンセプトとしては、「ネクロフィアを活躍させる」「ネクロフィアとウィジャ盤を共存させる」の2点です。
このデッキでは「ウィジャ盤」を採用しつつも特殊勝利を狙いません。
初期構築では「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編4」で登場したレベル8悪魔のカードを軸に、以下の2つの問題を解決するための方針を考え、デッキを構築しました。
- いかに墓地に悪魔族を貯めるか
- どうやってネクロフィアにアクセスするか
その記事がこちら
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この初期構築には明確な弱点があり、「ドロソ不足」「対象耐性持ちへの回答の少なさ」「息切れが早い」と改善点が多くありました。
それらを改善するため、幻魔ストラクのカードと「方界」カードを取り入れたのが前回のデッキです。
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そして今回の構築は
- トーチゴーレムの規制、デスガイドの緩和による初動札の変動
- トーチギミックのオミットによるエクストラデッキの自由枠増加
これら2つの影響からデッキを改造しています。
デッキレシピ
デッキレシピは以下の通り。
レベル8悪魔
このデッキの要となるレベル8悪魔は、
- ダークネクロフィア2
- カースネクロフィア2
- ラヴァゴーレム1
- 雙極の破械神1
- ヘルエンプレス・デーモン1
の7枚です。このデッキの要となります。
《ダーク・ネクロフィア》をはじめとしたレベル8悪魔を《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》《デーモンの呼び声》で何度も場に出して持久戦を強います。
自ターンではこれらを素材にリンクモンスターを出し、手札を補充しつつ攻めるのがこのデッキの戦い方です。
レベル8悪魔は《ダーク・オカルティズム》でサーチが可能です。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。自分のデッキ・墓地から「ウィジャ盤」1枚または悪魔族・レベル8モンスター1体を選んで手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・墓地の「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードの中から、任意の数だけ選び(同名カードは1枚まで)、好きな順番でデッキの一番下に戻す。その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
このデッキにおいては②の効果にも着目し、「ドローソースとしての役割も持たせている」というのは前回の記事で示した通りです。
ただ、トーチゴーレムが禁止になったことにより、前回の構築からキュリオスを立てるカードが4枚減りました。
前回のデッキでは、今まではキュリオスを立てることから始まることが多かったのですが、上記の理由から立てられる確率がかなり低くなりました。これは痛手です。
そして、トーチからの動きで強かったのが、キュリオスで目当てのカードを墓地送りする過程でおまけで墓地を肥やせる点でした。
(キュリオスの3落下、アカシックマジシャンの2落下)
つまり、以前の安定性を少しでも維持するためには墓地肥やしの手段を増やす必要がありました。
デスガイドと彼岸、レベル3悪魔
前回の改訂でトーチが減った代わりにデスガイドが増え、デスガイドから動けることが多くなりました。
基本的にデスガイドから《彼岸の黒天使 ケルビーニ》につげます。
このデッキのメインのモンスターはエルドリッチとハモン以外全て悪魔族であるため、ケルビーニから魔サイを経由することでほぼ全てのモンスターにアクセスできます。
墓地送りはコストであるため、毎ターンほぼ確実にアドバンテージを稼げるので維持も強く、多少無理をしても破壊耐性を活かして場に止めることもあります。
「自壊しない彼岸モンスター」としての価値もあり、ガトルホッグで蘇生できるリンク2という点も強いです。
①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから悪魔族・レベル8モンスター1体を手札に加える。
そしてデスガイドから持ってくるカードの第一候補は《魔犬オクトロス》
ケルビーニのリンク召喚につなげることで、ダークネクロフィアをサーチしつつ召喚条件も満たせます。
そしてケルビーニで落とす候補として新たに採用されたのが《魔神童》です。
①:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。②:このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。
魔サイを経由せずにそのまま墓地へ送っても場に出力でき、かつリバースした時に悪魔を墓地へ送れます。
当初、ケルビーニの効果で送る候補……として採用しましたが、このデッキには手札コストを切るカードが非常に多いため、手札コストとして切った場合にさらに光ります。
デーモンカード
《デーモンの呼び声》はレベル5以上の悪魔族モンスターを蘇生できるカードです。永続罠でもあり、《カース・ネクロフィア》の破壊数を増やせます。
また、《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》と《彼岸の旅人 ダンテ》でループが可能なので、手札コストも賄うことができます。
このカードの強いところとして《トリック・デーモン》でサーチできる点が挙げられます。
(トリックデーモンかわいい)
隙をみてトリデを落とし、《デーモンの呼び声》をサーチしつ構えます。
《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》と合わせて、3回蘇生できる体制を整えるのがこのデッキの目指すところ。
《デーモンの呼び声》は「邪悪霊」と違い効果を無効にしないため、《雙極の破械神》の着地時効果で盤面破壊も狙えます。この効果はタイミングを逃さず、対象も取らないのが強いところ。
サーチの択として《エキセントリック・デーモン》も採用しています。後ろにも前にも触れられる優秀なカードゆえ、サーチして機能させられるのは非常に強いです。
このカード大好きなので採用できて嬉しい。
ウィジャ盤とエルドリッチ、幻魔ギミック
このデッキでは「《ウィジャ盤》を採用しつつも特殊勝利狙わない」というのを念頭に置きつつ、ウィジャ盤に他の役割をもたせています。
それが以下の2つ(+1)。
- ダークオカルティズムにより墓地に落ちた「ウィジャ盤」「死のメッセージ」をドローソースに代える
- 解門のサルベージ対象、エルドリッチのコストとする
- ハモンの召喚コスト
まず一つ目ですが、《ダーク・オカルティズム》の②の効果を使って墓地へ落ちた「ウィジャ盤」「死のメッセージ」をデッキボトムに戻すことでドローを狙います。
《隣の芝刈り》の採用、またデッキ内に手札を切るカードが多いことから、該当カードを墓地へ送る手段は多いです。
その損失をドローへ置き換えることができる点は非常に噛み合いがあります。
手札を切るカード:
《七精の解門》《煉獄の災天》《ダーク・オカルティズム》《雙極の破械神》《手札抹殺》「各種トロイメアリンクモンスター」
次に「死のメッセージ」カードは永続魔法であることを活かし、《黄金卿エルドリッチ》と《七精の解門》とシナジーをもたせられる点です。
まず《ウィジャ盤》適用下では、すでに発動されている「死のメッセージ」カードをコストにエルドリッチを蘇生することが可能です。
《七精の解門》が2枚並んでいる場合はどちらかをコストに蘇生して、そのままコストで送った解門を回収することも可能ですね。
加えて、エルドリッチが存在することで《七精の解門》の永続魔法サルベージ効果を使うことができ、「死のメッセージ」を回収することができます。
それを《七精の解門》の蘇生効果のコストとして賄うことができます。
まとめると以下のような感じ。
肝心のエルドリッチへのアクセスは
《ユニオン・キャリアー》で自身対象で持ってくるか
従来通り《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》で落とします。
幻魔+七精の解門ギミック
割となんでもできる解門ギミック。このデッキでは以下の役割を持ちます。
- ライトロード・ドミニオン キュリオスを成立させる
- リンク素材、チザクラ、ヴィジャムの供給
- 芝刈りで落ちた永続魔法カードや「死のメッセージ」を回収して手札コストを賄うことができる
まず1つ目、このデッキの初動として最適な《ライトロード・ドミニオン キュリオス》の成立が容易になります。
《暗黒の招来神》《七精の解門》のどちらを引いても、1枚+コストからキュリオスを成立させられる点は非常に優秀。
2つ目は《方界胤ヴィジャム》《カクリヨノチザクラ》といった高性能のモンスターを出力できるという点。
戦闘では突破できないヴィジャムと展開補助ができるチザクラを出力できるのは単純に強いです。
《宵星の機神ディンギルス》は特殊召喚時に除去を行えるため、チザクラで蘇生するにはもってこいの性能で、コストで悪魔のリンクモンスターを除外することになっても《カース・ネクロフィア》の召喚コストとできるので無駄がないです。
チザクラで蘇生することを見越して、
《宵星の機神ディンギルス》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》は
素材がなくても仕事ができるランク8としてピックしています。
《暗黒の招来神》と《七精の解門》のサーチの先の択である《幻魔皇ラビエルー天界蹂躙拳》ですが、優秀な手札コストとして機能します。
特に《ダーク・ネクロフィア》でコントロールを奪ったモンスターをコストに墓地からサルベージを行うことが多く、
ディンギルスリリースで天界蹂躙拳をサルベージ→解門コストに天界蹂躙拳捨ててチザクラ蘇生→ディンギルス蘇生して除去など、様々な用途があります。
3つ目は前述したので省きます。
防御の要「邪悪霊」
《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》はそれぞれの条件を満たした際、墓地のレベル8悪魔を蘇生するカードです。このデッキの防御の要となります。
《抹殺の邪悪霊》の方が奇襲性が高く強制戦闘もあるため多めに採用。
レベル3、悪魔というステータスも良く、スカラマリオンでサーチもできます。
回収効果も強く、蘇生したネクロフィアなどをリンク素材等で墓地へ送ったり、オカルティズムや呼び声のコストでレベル8悪魔を送った場合でも回収できます。
しかし注意点として
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターが攻撃するダメージステップ開始時に、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の悪魔族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。②:このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。
回収効果は「自身以外のカードが〜された場合に発動できる」という発動条件であるため、ダメステには発動できません。
おわりに
トーチが亡くなってしまったけど、なんとか耐えました!!
《ダーク・ネクロフィア》デッキまだやれそうです。