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歴代最高レベルで面白い!遊戯王SEVENSのオススメ回を語る【ラッシュデュエル誕生編】

こんにちは、くらくです。

 

放送から一年が経った今も毎回ハイレベルな脚本で視聴者を魅了する「遊戯王セブンス」。

今回はそんな「遊戯王SEVENS」のおすすめ回を語る記事です!

 

まずセブンスの魅力をあげてから、各回の感想を書いていきますね。

セブンスは面白い回が本当に多いので編ごとで紹介していきます。今回は最初のエピソードである「ラッシュデュエル誕生編」について!

というか「ラッシュデュエル誕生編」は全話面白く、1クールのエピソードとして間違いなく遊戯王アニメ歴代最高の出来なので見てない人は全部見て…!

 

 

 

遊戯王SEVENSの良いところ

まず簡単に「遊戯王SEVENS」の良いところを前作主人公に倣って3つあげますね。

  1. キャラクターが魅力たっぷり
  2. カオスな展開と破綻のない脚本
  3. アニメに適したラッシュデュエルのルール

 

キャラクターが魅力たっぷり

セブンスのキャラは本当にかわいい。その上で遊我は小学生離れした器の大きさを持ってるし、ルークは育ちの良さを感じます。

ロミンやミミは何やっても可愛いし、劇中でも言われている通りロアは何やってもかっこいい。ガクトも気遣いのできる細かい描写が多くて本当に良い子って感じます。

 

単発キャラ(というかセブンスはだいたいゲストキャラも再登場しますが……!)もインパクトがでかいキャラが多く、かなり印象に残りますね。タイガーお姉ちゃん、すき!!!!

 

カオスな展開と破綻のない脚本

セブンスは本当に脚本が秀逸です。細かい描写も無駄がなく、無駄と思われた描写も後に繋がります。子供騙しがなく、本当に構成が良く練られています。

 

その上でカオスな展開も多く、それがセブンスの味にもなっています。キャラクターが脚本の都合で動くようなことがないので、前述したキャラクターの魅力の一助にもなっています。

あと召喚口上も今までのシリーズとは一風変わった感じが良いですね。

「その命、王に投げうつ覚悟があるのなら。強靭なるディストーションパワーコード!そして、重金属ハイウェイリードと共に!はむかう者を食らいつくせ!出でよ!《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》!」

 とか

「いくよライブ とことんダイブ。我慢が限界 オーバードライブ!《彩光のプリマギターナ》満を持して初登場!」

とかすき 。

 

アニメに適したラッシュデュエルのルール

ラッシュデュエルはかなり作劇に適したルールになっていてアニメ映えします。

ご都合ドローソースを作らずともルールで大量ドローが可能であり、ピンチや逆転を描きやすいです。

実際にプレイしても殴って殴り返してという展開になることが多く、アニメと同じような展開になることも多いです。

 

私はVRAINSも好きですが、「リンク召喚」と「新マスタールール」がかなりアニメ映えしづらいものでしたね。OCG自体がかなり複雑化しましたし、この辺りはかなり考えられてるのかな〜と思ってしまいます。

 

 

 

ラッシュデュエル誕生編」で特に面白かった回

私が見て特に面白いと感じた回のいくつかピックアップして感想を書いていきます!

ロミンの秘密

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI
遊☆戯☆王SEVENS 第3話 ロミンの秘密 より

第3話、ロミンちゃんが初デュエルする回ですね。放送当時は予告時点でロミンちゃんのかわいさと遊我の遊戯王アニメっぽいドローのカットで話題になりましたね。

 

とにかくロミンちゃんがかわいい……といいたいんですが……

 

遊我が《リカバリー・フォース》を発動するところから決着までの流れがめちゃくちゃかっこいいんです!!前述した遊我のドローのカットですね。

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI
遊☆戯☆王SEVENS 第3話 ロミンの秘密 より

遊戯王アニメっぽい綺麗な指、目がクワッてなる感じとか最高に良い……。この辺りの原画を描かれているアニメタさんはARC-Vから参加されている方なので遊戯王っぽさが際立ってます。何度も見ちゃう。すき。

 

デュエル構成も「初心者を相手にする」という舞台設定のおかげで、自然にルール説明の意味も為していて綺麗です。

デュエル途中の「初めてだから手を抜くことなんてできないよ」とか、決着した後の「エースにはエース、全力には全力で答えなくっちゃ!」などの遊我のセリフも良い。

 

さよなら、生徒会長!

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI

遊☆戯☆王SEVENS 第4話 さよなら、生徒会長!より

ガクトが初デュエルする回ですね。ガクトのキャラクター像が深彫りされるだけでなく、メインキャラ全員の良さが引きたっていて愛着が湧く回です。黒子二人もすき。

ガクトが《魔将ヤメルーラ》を召喚するシーンが美しい。

 

デュエル構成もガクトの表示形式変更を使った戦術がテクニカルで面白いです。アドバンス召喚を封じるヤメルーラを突破するためにセブンスロードウィッチの効果による特殊召喚を使い、ラッシュデュエルにおける特殊召喚の説明も兼ねているのが綺麗。

デュエルを通してガクトの成長を描ききっていて「これ4話でやっていいの?もっと時間かけなくてもいい?」って思いましたが、その後も面白い方向に持っていった感があります。

 

 

転校生は小学生?

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI
遊☆戯☆王SEVENS 第7話 転校生は小学生? より

大人気キャラである、永遠の小学生37歳合法ロリ安立ミミ」が初登場する回です。色々とカオスな回ですね。この辺りまで来るとセブンスの方向性がなんとなくわかり始めてきます。

 

ミミの声優さん、鈴木梨央さんの舌たらずな演技が癖になります。すき。

ホーリー・エルフなどの懐かしのカードがイケイケのお水モンスターとして出てくるのもOCGプレイヤーとして楽しめますね。

1話まるごとミミの視点から描かれているので、なんだか哀愁を感じます。小学生ならではのオチも面白い。

 

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI 遊☆戯☆王SEVENS 第7話 転校生は小学生? より

小学生にゲンナマ30万渡してドン引きされる37歳すき。

 

禁じられたエース もう一人の王

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI
遊☆戯☆王SEVENS 第12話 禁じられたエース より

2話にわたる「ラッシュデュエル誕生編」のボスである「霧島ロア」とのデュエルを描いたエピソード。1クール目の締めとしての出来が本当に良すぎます。「プリパラ」の1クール目に匹敵するレベルです。いや流石にアレには勝てないかも…

 

デュエル構成が本当に面白くて、

不正疑惑のあるエースカードを引いたら負けという状況を作る」→「ロアがドローを加速させる戦法を取る」→「仲間の協力により疑惑をとき、正々堂々の勝負に持ち込む

という流れになってます。

 

このロアのとった戦術が、大量ドローができるラッシュデュエルだからこそのもので新鮮味があり、非常に面白いです!

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI 遊☆戯☆王SEVENS 
第12話 禁じられたエース より

セブンスロードマジシャンをドローしたところで12話は終わるので「引きが良すぎる」と思いました。

 

ガクトの「ルールを重んじない者が新しいルールを生み出したりしません!」は至言ですね。

1クールという短い中でも積み重ねてきた描写がしっかりあるので、仲間たちが抱く遊我への信頼に納得できます。

 

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ⓒスタジオ・ダイス/集英社テレビ東京KONAMI
遊☆戯☆王SEVENS 第12話 禁じられたエース より

ロアくんのカリスマ感も良い。彼のエースカードである《ロイヤルデモンズ・ヘビィメタル》を召喚するシーンがカッコ良すぎる……!ロア自身が歌ってる挿入歌も流れるし……。EDも乗っとっちゃうし……。

ヘビィメタルの効果を使った際に言った「あの魔女を黙らせろ」というセリフもセクシー。

 

時折挟まれるロアくんの演出にいちいち突っ込むミミもテンポがよく楽しいです。

 

 

 

おわりに

今回は紹介してませんが、言わずもがな1話と2話は作画も含めて非常に出来がよいです。新聞部とのデュエルを描いた5話や変な語尾のやつらがたくさん出てきた9話も好きです。

 

時間ができたら2クール目に当たる「マキシマム編」についても感想をかけたらと思ってます。面白さで言ったらマキシマム編の方が面白いですしね〜。