ゲームの発売、スターターデッキ7種の発売も決まり、益々の盛り上がりを感じさせるラッシュデュエル。
今回はそんな「ラッシュデュエル」の公認大会「遊戯王ラッシュデュエル トーナメントバトル」のレポート記事です。
アニメ遊戯王セブンスの感想記事はこちら
yamachi-9rakura.hatenablog.com
トーナメントバトルとは
トーナメントバトルとは感染症の影響で出遅れていましたが、漸く始まったラッシュデュエル待望の公式イベントです。上記画像は初開催のTSUTAYA限定のもの。これ以降いろんなショップで同様の大会が開かれるようになりました。
その名の通りトーナメントを行うところもあれば、スイスドロー形式で行う場所もあります。
今まで私も2回参加していて(加えて抽選落ちが2回……)、一つがトーナメント、もう一つがスイスドローでした。
開催場所が限られており、景品も豪華なことから参加は抽選で決められるところがほとんどです。
参加賞でもらえるバトルパックも強いカードが多く、参加するだけで得できてしまうイベントです。
大会の雰囲気
景品が景品ですし、勝ち負けを競う場なので雰囲気が気になるところです。
結論から言うと、OCGの大会とは客層がかなり異なっている感じです。
「友人と最近始めました」とか「親子でやってます!」とか「OCGはコレクションだけしてます」……いろいろ。
私のように、OCGもがっつりやっていてラッシュも、という人はかなり少数派な感じでした。
あとなんかやってる人が結構いる印象でした。(Youtuberみたいな人や集団とか)
OCGの大会で子供を見ることはほぼなくなりましたが……ラッシュの大会は子供はもとより、親子できている人たちもいましたね!微笑ましいです。
なので和気藹々という感じでした。まあこの辺はショップによってはOCGの公認とかでも同じ感じはありますよね。
どんなデッキがいた?
「竜魔」ばっかなんかな……と思ってましたが、思ったよりいろんなデッキがいました!!
《ダーク・リベレイション》を何があっても打つという意思を感じるブラマジを主体とした「魔法使い」デッキやサイコショッカーを採用した「悪魔を主体の罠不採用」デッキ、「ディアンケトを主軸に置いたお水」デッキなど幅広かった印象です。
普通に「スターター2つ合わせました」みたいなデッキもありました。
ちなみに一緒に参加した方が使っていたのは「竜魔」と「マキシマム」を完全にメタったデッキでした。
確かに「竜魔」「マキシマム」の数は相対的には多そうですが、あまり固定化されておらず、面白みがありました。
参加してみた感想
めちゃくちゃ楽しかったです!!!
私の場合、ラッシュデュエルはやる相手があまりいないので、単純に知らない相手と対戦できるだけで嬉しい。大会なのでデッキのパワーも気にしなくていいですし、思ったより色んなデッキが見れたのもよかったです。
ラッシュデュエルの大会、竜魔で優勝しました〜
— くらく@くらくらころころ (@9ra_koro) 2021年4月11日
初参加で勝てて嬉しかったです…コソ練した甲斐がありました
シクはヤメルーラでした!対戦してくださった方ありがとうございました!#ラッシュデュエル pic.twitter.com/mAkoD4LCxs
そして初参加で優勝できたのも嬉しかったですね!
普段は竜魔ミラーや竜魔対策されたデッキとしかやれてなかったため、まさか優勝できるとは……。
ちなみに景品のシークレットエースパックからは「魔将ヤメルーラ」が出ました。本音いえばヘビィメタルが欲しかったですが、まあ良し!
使ったデッキについて
リストは上記の通りです。いわゆる「竜魔デッキ」ですね。2回目の参加からはレジェンド枠を《落とし穴》にしたり少し調整しています。
ラッシュデュエルの環境デッキと言えば、
ドラギアス、セブンスロードに代表される強力なカードや充実したサポートを持つドラゴンと魔法使いメインとした「竜魔」と
《幻竜重騎ウォームExカベーター》のマキシマム召喚を目指し一気に制圧する「マキシマム」があげられます。
私は安定性に難がある「マキシマム」ではなく使いやすい「竜魔」を選択しました。現に事故ることはほぼなかったです。逆に言えば事故った試合は負けました。
上記の構築ですが、スターター2種を3つずつとシングルで2~3000円くらい買い足せばできます。
採用について
オーソドックスな構築なためあまり語ることはないですが、変わっている部分だけ少し書いておきます。
レジェンド枠の《死者転生》の採用については「他にレジェンドを持っていない」というしょうもない理由が一番大きかったですが、その実、このカードが活躍したシーンは多かったです。
中盤や詰めの場面で引くと、《セブンスロード・メイジ》や《スパークハーツ・ガール》などの打点を下げられる下級を釣り上げたり、好きな最上級を手札に加えられるので便利でした。反面、序盤に引いても役割を持てないので浮きがちになります。
打点を下げる もしくは あげる行為は「ラッシュデュエル」においてかなり重要な要素なので、好きなカードをサルベージできる《死者転生》はかなり優秀でした。
入れ替えて採用した《落とし穴》は逆に序盤に引くと強い反面、相手にマウントを取られてから引いても気休めにしかならないことが多く、このような役割を持つカードを「一枚しか採用できないレジェンド枠」に割くのはリスキーな気がしました。
お高いですが、やはり《青眼の白龍》が無難な気がします。バスブレの登場で対処もしやすくはなったとはいえ、対面するとやはり素の打点3000はかなり強力でした。
《ファイア・ゴーレム》は個人的に好きなカードです。ラッシュでは珍しく「ライフコストを払って守備力を下げる効果」を持っており、基本的に守備力が2500のカードを戦闘破壊するのに用います。
守備25ラインのヤメルーラやビックリードドラゴンを超えるために使え、自身が魔法使い族であることから《ダーク・リベレイション》 のコストにもなります。
おわりに
ラッシュの大会もめちゃくちゃ楽しいです!
開催店舗が少なく、抽選落ちが多いことが難点なので、コロナが落ち着いたらもっとたくさん開催されると嬉しいですね。
500円の最強バトルデッキも夏に発売なので大会出場のハードルも下がりそうです!