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【遊戯王マスターデュエル】ランクマッチSeason5 ダイヤ1まで行ったD相剣デッキの紹介

 マスターデュエルやってますか?私はマリオカート8を買いました。

 

 今月頭にデスフェニなどが追加され環境がガラリと変わった「マスターデュエル」。Season5では《フュージョン・デステニー》を採用した「D相剣」を使ってダイヤTier1まで行けたので、参考までにデッキレシピと意識することについて書いていきます。

 



 

 

 

 

前回の記事

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 


 


 

デッキレシピ

構築コンセプトと勝率

 《フュージョン・デステニー》《デストロイ・フェニックス・ガイ》を採用したタイプの「相剣」です。勝率は7割くらいだったと思います。

 

相剣」が来るまではSeason2 の頃から使っていた「芝刈り召喚シャドール」を使っていました。

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

 「相剣」の記事は世に溢れていると思うので、個々のカードについての細かい説明は省きますが、他の構築と比べた際「D相剣」の強みや「相剣」自体の良さについて書いていこうと思います。

一応昨年の日本選手権予選で使った構築の記事があるので、そちらも合わせて読んでくださると幸いです。

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

相剣デッキの良いところ

 「相剣」というテーマは非常に多くの強みを持っています。大雑把にまとめると以下のような感じ。

  1. テーマ内に欲しいものがほとんど揃っている
  2. 誘発受けが良い
  3. シンクロ以外も採用できる
  4. 後攻も強い

 1.についてですが、カテゴリ内にサーチの《顕現》、除去の《暗転》、蘇生の《》、優秀な初動《莫邪》と《泰阿》、貫通札《龍淵》と揃っていて全てに《相剣大師ー赤霄》から触れるのがとても偉いです。

 

 2.についてですが、相剣の初動にはポピュラーな手札誘発が効きづらいです。例えば、《相剣師ー莫邪》から動いたとして、《増殖するG》を投げられたとしても2ドローまでに2妨害を構えることができます。

下級相剣がシンクロ素材になった時に発動する効果を持つため、《相剣大師ー赤霄》のサーチ効果に対するうららもチェーンの組み方を工夫すればケアできます。

相剣軍師-龍淵》に対しての《増殖するG》は重いですが、基本的に通常召喚から入ることで《G》をチェックすることができます。

ニビルに関しても、下級で《G》をチェックした後《龍淵》効果を使えば、ちょうど5回目の召喚で《フルールド・バロネス》を着地できるのでケアが可能です。

下級に《無限泡影》を打たれた際でも《龍淵》で貫通しやすいのが良いですね。

 

 シンクロデッキであるため《次元障壁》でシンクロ宣言は非常にきついところなのですが、蘇生札である《》を使ったり、《白の聖女エクレシア》が機能すればレベル4を2体並べることが可能なため、エクシーズという攻め手も用意できます。

加えて、レベル8も並べやすいため、ランク8の採用も見込めます。

 

 パンクラ効果で特殊できる《白の聖女エクレシア》が存在し、カテゴリ内に攻め手が2つ存在するため、4.も自明だと思います。

 

 また、《ヴィシュナ》のバウンス効果でデスフェニを処理しやすく、その点も環境にあっていると思いました。

 

他の型に比べたD相剣の強みと弱み

白エクレシアの回収

 他の型と比べたときに一番に挙げられるのがこれでしょう。《白の聖女エクレシア》は融合モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに墓地から手札に戻す効果を持つので、デストロイを往復すれば毎ターン《白の聖女エクレシア》が回収できます。

 

フュージョン・デステニー》素引きがありえんほど強い

 全てのデッキに言える話ですが、《フュージョン・デステニー》素引きがめちゃくちゃ強いです。

通常召喚と《龍淵》でテーマ内でも2回攻め手が作れるのに、加えて《フュージョン・デステニー》で+1できるのがめちゃくちゃ強いです。


相剣ギミックに誘発を当てられても、素引きした《フュージョン・デステニー》が通れば妨害をぽん置きできパワーを感じます。

 

抹殺の指名者》のパワー向上

 《抹殺の指名者》で《フュージョン・デステニー》を宣言できるのがあまりにも強いです。

大デスフェニ時代なので意外と宣言フューデスをすることがありました。ミラーでも強いですね。

とはいえ、あくまで先攻で強いカードなので上記構築では2枚採用としています。早く規制して……。

 

ドローの質低下と素材素引き

 仕方ないことですが、融合素材のD-HERO素引きもあるのがデメリットという感じです。

これが嫌で少しデッキを膨らませてましたが、それでもかなりの頻度で素引きしましたね。

 

強欲で貪欲な壺が採用しづらい

 フューデスで落とす素材がある関係上、《強欲で貪欲な壺》が採用しづらいです。共存はできなくはないですが、この辺は好みですね。

 

純構築と天威型との比較

 純構築(罠型もふくむ)はやはり《強欲で貪欲な壺》を採用しやすく、事故も軽減しやすいので回していてストレスが少ないと思います。その点、マスターデュエルには向いてそうだな〜とは思いました。展開もコンパクトなので疲れづらいですしね。

 

 天威型は展開に寄った構築で、ハリラドン展開まで採用しているものも見られます。

個人的に「相剣」本来の誘発受けが良いというメリットを消していると思っていて、あまり好ましく思っていないです。

 

とにかくセキショウが良いカードなんだ……

 「相剣」の面白さは《相剣大師ー赤霄》につまっています。持っている効果はサーチor除外と場のモンスター無効というシンプルなものです。

 

しかし、サーチの範囲は「相剣カード」と広く、除外もできるので様々な状況に対応できます。

列挙すると以下の通り。

  • 暗転をサーチして妨害数を増やす
  • 顕現をサーチして幻竜族のカードをサーチする
  • 顕現をサーチして次のターンに用いる後続とする
  • 龍淵をサーチしてレベル10シンクロを横に並べる
  • 暗転を除外して相剣トークンを生成する
  • 妖眼をサーチして相手ターンに出せるよう構える

この①の効果だけでも非常に多くの択をとれ、柔軟な動きが可能となっています。暗転を直接デッキから除外してトークンを出す動きは、下級や《龍淵》の効果で出したトークンを除去された際のケアとしても使えます。

 

 無効効果を打つ際に、墓地の相剣カードを除外する点も面白く、単なる妨害というだけでなく、攻め手を増やす手段としても使えます。暗転を除外してトークンを出すのはもちろん、「効果を無効にされたモンスター」を作ることで《妖眼の相剣師》の特殊召喚の条件を満たせます。《妖眼》は相手ターンにも出せるので噛み合いがありますね。

《赤霄》の効果は1ターンにどちらかしか使えないため、自分のターンに《妖眼の相剣師》を出すのは難しいですが、《》などで蘇生をした場合はランク8を狙うこともできます。

一応墓地除外のコストは、墓穴ケアとして使えないこともないです

 

 「相剣」自体のメインギミックが非常にシンプルですが、その上で《赤霄》からのいろんな動きが狙えるのが面白いところですね。

 

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

 

未来へ

 「相剣」は動きがシンプルですが、非常に奥深く、楽しいテーマです。紙でも長らく使っているのでマスターデュエルでも使えて嬉しいところです。

来期はおそらく「ふわんだりぃず」が襲来するのでさらに「シャドール」が使いづらくなることが予想されます。なので引き続き「相剣」を使っていくつもりです!次は純構築でいこうかな〜〜。

 

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