「はいみなさん、お 待 た せ し ま し たw」
「でっつぁ!!」
誰にも伝わらないあまりにもニッチすぎる茶番はここまでにして……ずっと使っている「クロシープコントロール」のアップデート記事です。
例によって変更部分にフォーカスをあてて紹介していきますので、気になった方が過去記事から追ってみてください。
前回の記事
yamachi-9rakura.hatenablog.com
前回までの構築
yamachi-9rakura.hatenablog.com
前回は「スプライト」カードをメインに追加し、安定感を増すような改築をしました。(詳しくは上記事)
yamachi-9rakura.hatenablog.com
デッキコンセプトやらなんやらはこちらの記事で。
構築の変化
制限改訂やカードプールの追加によって、この1年間で様々な変化がありました。
現在のリスト
レベル2と光属性を供給する「トリックスター」ギミックと、直近で登場した「センチュリオン」のカードを採用しています。
「スプライト」関連のカードは多少なりとも規制を受けましたが、もともと規制想定で組んでいたので、《ブルー》の枚数を減らすだけで済みました。
トリックスターギミックの採用
《トリックスター・ライトステージ》が2023/01/01に緩和されたことにより、採用を検討しました。
発動時にトリックスターモンスターをサーチでき、《リリーベル》を持ってくることでそのまま場に出力できます。
《トリックスター・リリーベル》はレベル2であるため、場に出ることで「スプライト」モンスターの特殊召喚条件を満たせます。そのため、通常召喚権とは別の手数として利用できるほか、単純にレベル2を通常召喚してランク2を組めるようにすれば、《ギガンティック・スプライト》から展開し、ある程度の盤面を形成することができます。
また、光属性である点が非常に偉く、デッキ融合を行わない場合に《エルシャドール・ネフィリム》の素材とすることができます。
レベル2と光属性、どちらも供給する手段として使え、かつおまけとして相手のバックを見る効果もあるため、その後の展開を安全に通せる点は非常に頼もしいです。
《トリックスター・ライトステージ》はレアリティも豊富で、アニメに合わせてスーパーにするか、他のカードに合わせてシクにするか、はたまた統一感を捨ててでも華やかなレリーフにするか、気分で色々選べる点もポイント高いです。
センチュリオンの採用
採用理由
かわいいから採用しました(マジ)。
これは本音でデッキの安定性を考えれば枚数は増やしたくないです。というのも、このデッキは結局《レスキューキャット》初動が一番強いわけで、無闇に枚数を増やせばそれだけ引く確率は下がるわけで……。
ただ、《騎士皇レガーティア》があまりにも好みすぎて採用せざるを得ませんでした。
《レガーティア》があまりにも私好みの性能、イラストをしているというのはもちろんのこと、採用したいと思った最大のきっかけは、
ある種フレーバー的な効果である「②:攻撃力2000以下の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。」というもの。
このデッキの初期構想で、《クロシープ》を色々なものから守ろうと考えていました。
《メルフィーのかくれんぼ》で効果破壊から守り、《スプライト・ピクシーズ》で戦闘でも負けなくしたりしました。シンクロ参照効果を使って攻撃力を地道にあげたりもしました。《神スライム》を使おうとしたこともありましたね。
そう、《レガーティア》でも《クロシープ》を戦闘から守ることができます。《クロシープ》攻撃力は700ですからね。
全てにおいて優秀なプリメラ
採用理由となったのは《レガーティア》でしたが、他のカードも優秀です。
特に、《重騎士プリメラ》はレベル4チューナーであり、かつ相手ターンの特殊召喚手段となり得るため、このデッキにかなり噛み合っています。
光属性であるため、《影依融合》のデッキ融合でアクセスすることができ、そこから《クロシープ》で蘇生、ネフィリムと合わせて8+4で《レガーティア》へ繋げられます。そのため採用枚数も抑えられる点がとても優秀。
プリメラから持ってくるカード
正直上記のデッキ融合からの流れで《レガーティア》を作れるだけで良いので、プリメラからのサーチ先は採用しなくても良いのですが、《スプライト・ジェット》から持ってこられる「スプライト」カードと同様、かなり優秀なカードが揃っているので、2枚だけ採用しました。
《プリメラ》からのサーチ先というだけでなく、単純にこのカードからも《プリメラ》に触ることができます。
また、このデッキは相手ターンにフィールドが埋まってしまうことも少なくなく、相手ターンに下級をまとめて素材にしてシンクロできるのは結構便利だったりします。
あとイラストが素晴らしい。《テラ・フォーミング》を採用して、《トリックスター・ライトステージ》と択を取れるようにしても良いかもと思いましたが、枚数が51になるのが嫌でやめました。
そして、通常トラップの《騎士魔防陣》(センチュリオン・ファランクス)。
《騎士皇爆誕》より優先する理由は素引きでも機能する点が大きいですが、それだけではありません。
《騎士魔防陣》は①②の効果どちらも特殊召喚する効果であるため、《クロシープ》の効果を起動できます。
②の効果は現状《レガーティア》専用ですが、①は単純な除去としてでなく、自身のモンスターを除外して、再度「特殊召喚時効果」を使ったりできるので非常に汎用性、自由度が高く面白いです。
《ネフィリム》《アプカローネ》はもちろんのこと、《シラユキ》なども一度除外して特殊召喚して効果を使っていけるので、使い道は多いですね。
相手からしたら《騎士魔防陣》一枚から何をされるか読めないと思うので非常に厄介でしょう。
今回のように小スロットでの出張でも各カードが単体で機能しやすい「センチュリオン」は非常に好みなカテゴリです。
シェキナーガのサイド落ち
《レガーティア》を採用するために、エクストラの枠を捻出する必要がありました。
抜くカードとして、一番使用頻度の低かった《シェキナーガ》を選んだのですが、地属性には《メガトンゲイル》のような厄介なカードも多いため、そのようなカードを採用しているデッキとやりあう場合には必要となるため、サイドに落とす、という形にしました。
現状のリストでも《メガトンゲイル》は《ギガンテック・スプライト》に《ピクシーズ》を使って倒せないことはないですが、まあ《シェキナーガ》を採用して《ルーク》で除去するのが楽ですからね……。
未来へ
新規を取り入れつつ、毎回良い感じに形にできているので、このデッキが一番回していて楽しいです。組んでから年1で更新記事を上げられているので、今後も継続したいところ。
最近はカジュアル戦をすることもめっきり減りましたが、好きなデッキなので今後もたくさん使っていきたいですね。