明けましておめでとうございます。お久しぶりです。
最近シャドール界隈で話題になっている幻奏シャドールについて学ぶメモです。
幻奏シャドールについて
新弾で登場した「幻奏」新規を用いて、初動を厚くしたデッキタイプです。
「幻奏」の専用融合《オスティナート》や新規の《ルフラン》が初動となりえるため、従来のコンパクトな構築のシャドールに比べ展開が伸びやすいうえ、自由枠を多く取れるところがメリットだと考えられます。
「幻奏」モンスターがレベル4、光属性、ペンデュラムとかなり便利なステータスをしているため、拡張性が高いと思われるのも特徴です。
60枚構築のような手数で押すようなタイプでなく、小スロットのギミックで動きを担保し、多めの自由枠に採用した誘発等で相手の展開を阻害し、自分の展開を通すようなタイプです。
採用される幻奏カードについて
ルフラン
召喚した時デッキから「幻奏」モンスターをサーチ、融合素材になったら(厳密には違うけど)スケールにおける効果を持ってます。
後述のクープレを持ってくることで、ランク4やPモンスターを要求するリンク2を組めるのが優秀。
クープレ
ドロー以外で手札に加わると手札墓地から「幻奏」モンスターを特殊できる効果を持ってます。自身も特殊できるので、即座に展開ができます。
P効果も優秀で、デッキから「幻奏」魔法・罠カード1枚をサーチできます。後述の融合魔法を持ってきます。
幻奏協奏曲
「幻奏」の専用融合……ではなく、天使族の汎用融合魔法です。つまり、ネフィリムを融合召喚できます。
おまけのドロー効果、スケール融合が可能な点も偉いです。
幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ
「幻奏」2体で出せる融合体です。ここからルフランを特殊することで展開を伸ばしたり、タムタムを持ってきて素の「融合」に触ったりできます。永続効果により、無効を貰わないのは偉いですが、ヴェーラー泡はもらいます。(永続効果もまとめて無効になるため)
墓地へ行くと蘇生ができるので、展開が伸びます。
オスティナート
壊れ融合カードです。縛りのつかない烙印融合みたいなもんです。
これでバッハを出せばルフランから展開できます。デッキ融合なので素材は墓地へ行くため、結果的にスケールに行かないことは注意。無駄なテキストのせいでわらしをもらいます。
タムタム
採用は分かれますが、バッハから持ってくることで素の融合を持って来れます。「融合」は墓地からも回収でき、レベル4なのもえらい。素引きしてもクープレで特殊したり融合素材にできるので、素引きを許容できなくもないです。(嫌ですけどね)
ルフランのP効果で落として、バッハの蘇生効果で特殊したりする選択肢もあります。これのおかげで、ルフラン召喚からネフィリムまで行けたりするので採用理由は十分にあると考えてます。
また、素の融合の採用によりガーキマを採用でき、対応力は上がりますが、枠との相談ともなりますね。あと、これ入れるなら《カルテシア》を積んだたほうが良いかもしれないという思考に陥ります。どっちも入れればいいという話でもありますが……。
このカードを召喚するときの柚子の声がすきです。
幻奏シャドールの魅力
ペンデュラムモンスターの採用により、ペンデュラムシャドールにアクセスすることが可能となり、そこから動いていく新鮮なところがまず魅力だと思います。
ランク4も組める性質上、岩石族の《セフィラルーツ》を《御影志士》を組んで触りに行くこともできます。
《軌跡の魔術師》や《エレクトラム》を組んでシャドールに触りにくこともできます。エレクトラムから咎姫へ行き、エグリスタを蘇生する、なんてのも面白いんじゃないでしょうか。知らんけど。
また、従来の《カルテシア》や《サンドリヨン》のように「幻奏」ギミックもモンスターが光属性、そして展開の過程で融合に触ることができるという点が幻奏シャドールがデッキとして形になる所以となってます。
そして、「幻奏」の出張パーツのコンパクトかつリンク展開がのびやすいにもかかわらず、自由枠を作りやすいのが強みとも言えます。これはカルテシアシャドール等にない魅力です。
twitterで見た構築では光闇アンヘルを構えるような形にしていて、ルークと合わせて強固な盤面を組めそうだなと思いました。
反面、展開を進めるためにある程度のリンクモンスターの採用が必要なのがネックとも言えます。ランク4の択も欲しいしね。
未来へ
展開例などは模索中なので、もう少し回して最適化できたらメモとしてまとめようと思います。久々にシャドールがシャドールらしいデッキとして楽しめるデッキタイプなので、もっと練っていきたいと思っています。
ではまた。