久々のデッキ記事です!
最近フリーでよく使っている「地縛キマイラ」デッキについて簡単に書きます。新規によってかなりデッキ全体のかみ合いが良くなり、個人的にはかなり気に入っています。
前回の記事
yamachi-9rakura.hatenablog.com
デッキリスト
とりあえず今のリストを。
エンフェから繋げていくオーソドックスなタイプにティアラを混ぜた形です。
基本的にガゼル+レボシンから動きます。ガゼル本体とそれに繋がるカードが9枚、レボシンは調律含めて6枚と初動枚数が多く、その他様々なカードから動けるため、非常に再現性が高く、事故りにくいのが魅力です。
ガゼルからストーン・スィーパーをサーチ、そこからグランド・キーパーをサーチしておいて、レボシンレベル7シンクロでエンフェからグランド・キーパーを出せばシンクロ・フュージョンをサーチできるため、まあ色々動けます。
最悪普通のキマイラの動きするだけでも十分強いので、妥協はできます。とはいえ誘発が入っていないので、キマイラ本来の「相手ターンガーディアンキマイラで盤面を割りつつ誘発を引き込める」という強みを活かせないのはネック。参考にする場合は自分の環境に合わせて誘発を入れれば良いと思います。
回してみると、意外と雑に展開するよりキマイラ本来の回し方で行った方が良い対面もあります。また、自身の展開を通したり、妨害を踏むためにキマイラ融合体を先出してから動くというプレイングも時には必要です。
そういった対応力の高さが気に入っていますが、反面手札と盤面のかみ合いが悪い場合は枚数自体は多いのに大したことができない、ということに陥ることもあり、そこはイラつきポイントではあります。
ティアラの役割
とにかくガゼル着地を咎められるのがかなりキツく、それ以外の攻め手として重宝する、というのもありますが、ティアラメンツの採用は大きく分けて3つの利点があります。
新規《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》の存在
まず、新規である《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》がかなり噛み合っているというのが大きいです。
《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》の融合素材が地縛モンスターと闇属性なので、ティアラで出せる上、そこから地縛モンスターをサーチできるため、展開につなげられます。
《ストーン・スィーパー》のサーチ効果を使ってから《壱世壊に渦巻く反響》を使えば、ティアラの効果を誘発でき、そのままジオグレムリーナを融合召喚できます。
ペルレイノのサーチが容易
《地縛戒隷 ジオクラーケン》からフィールド魔法がサーチできるため、ティアラメンツモンスターをサーチできる《ペルレイノ》に触ることができ、そこから展開の補助ができます。
《地縛牢》は後手だと強いですが、先手ではペルレイノをサーチすることが多いです。クラーケンは墓地から回収できるのもえらい。
《調律》など落とすカードとのかみ合い
調律のおまけの墓地肥やし、カオスルーラーの墓地肥やし等でティアラの融合効果を誘発できる点は単純に強いです。
加えて、シンクロフュージョンやフィールド魔法などは墓地からも回収できる点がとても大きいです。ランダム墓地肥やしによる不利益を被りにくく、かつ《合成獣融合》のような落ちたら落ちたで回収できるカードや墓地にいることで効果を発揮したり、蘇生対象として優秀な《ミラーソードナイト》もあります。
エクストラの選定
「地縛キマイラ」デッキといえば、アクセルシンクロ・スターダストとシャドウディストピアを使い相手ターンカラミティをできたりするのですが、個人的にフリー用のデッキで先攻でしか機能しづらいエクストラカードはあまり採用したくなく、結果今の形に落ち着きました。
《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》は出せるタイミングが多いので、2枚あっても良いかもですが、2枚目を出すときサーチしたいカードがないことが多いので1枚になりました。
カオスルーラーは正規召喚しないと効果は使えませんが、レボシンが強すぎて雑に出せますし、ティアラの効果の誘発を狙え、かつアビスの繋ぎとして一番適していると思い採用。アビスのようなモンスターも魔法罠も見れるカードが非常に好きなので採用。
サイコエンドも雑に出せるので採用。
あとは特別なものはないので割愛します。シンクロフュージョンは意外といろんな組み合わせ出せます。
未来へ
新規がくる前の「地縛キマイラ」デッキはあまりお互いによく作用していると思えず、烙印型で組んでいました。しかし、フリー用に組むとどうにもキマイラのよさを活かせず、満足できていなかったため、今回良い感じに組めて良かったなという感じです。
久々にまともに考えてデッキを組みました……。パワー高めなので合わないことも多々ありますが、個人的にはかなりお気に入りのデッキです。
何か特別な構築というわけではないですが、3積みのカードが多く、リストとして並べた時に並びが綺麗なのが好きだったりします。レボリューション・シンクロンや異界共鳴シンクロフュージョンなど、使いたかったカードがいくつか使えたのも嬉しかったです。レボシン、規制されるかな……?