こんにちは、くらくです。
月光はクロシープ登場以降フリーでよく使っていたのですが、twitterのTLや様々なブログでヤバめな先行展開が紹介されていてびっくりしました。
というわけで、今回は先日11月23日に発売した遊戯王の最新弾「LINK・VRAINS・PACK(リンクヴレインズパック)3」にて強化された月光（ムーンライト）デッキの考察になります。
前回はアウローラドンの展開例を紹介しました
yamachi-9rakura.hatenablog.com
クロシープについてはこちら
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
目次
これまでの月光
月光はペンデュラムモンスター以外は獣戦士族、闇属性で統一されており、それぞれ非常に優秀な効果をもつため、アニメテーマとしてはかなり完成度の高いテーマです。
（使い手のセレナちゃんもめちゃくちゃかわいいしね）
これまでの月光は、
- 《RRーワイズストリクス》、《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を展開に用いて、幻影やBF、RRを混ぜたX（エクシーズ）軸の月光
- 《智天の神星龍》を《御影志士》からサーチできることを利用して、《イェシャドール－セフィラナーガ》を使うことで《月光虎》《月光黄鼬》の強みを最大限に利用したセフィラ月光
- 《クロシープ》の登場から、持ち前の展開力を生かし、《外神アザトート》で封殺したのち《月光舞獅子姫》と《月光蒼猫》のコンボでワンキルを狙う融合軸の月光
の大きく分けて3つが存在しました。
月光は本来融合テーマですが、デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編4で登場した《月光黄鼬》が既存カードである《月光虎》ととても相性がよく、かつ《BF－精鋭のゼピュロス》とも噛み合いが良いこと、それをサーチできる《RRーフォースストリクス》縛りなしランク4であることや《RRーワイズストリクス》《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の展開を特有のメリットを持たせながら自然に組み込めることから、現在はエクシーズよりのデッキが多く見られます。
カテゴリ内のみで展開を行おうとすると、月光は先行でやることがほぼ皆無で、持ち前の展開力を生かし、こういった妨害を敷けるようになったのは大きな躍進です。
また、《月光黄鼬》《月光翡鳥》《月光
本来は融合素材となった際に誘発させるためにデザインされた効果であると考えられますが、これらのモンスターが軒並みレベル4なため、エクシーズを用いることへの拍車をかけています。
また、ランク4が立てやすいことから、ホープダブルのセットを採用したり、未来皇ホープのセットを採用している構築も見られました。
クロノダイバー・リダンの存在
クロノダイバー・リダンは汎用ランク4であり、その場持ちの良さからかなり使い勝手の良いカードです。
ランダム性はありますが、先行で立てておくだけでも安心できるカードです。ニビルに対しても強いですね。
そしてこのカードは月光とかなり噛み合っています。
月光においてのリダンの役割は、
- 素材を効果で墓地へ送ることができる
- 能動的に素材をゼロにし相手ターンアザトートへの布石となる
- ブリガンダインを素材とすることで１妨害を敷ける
- 闇属性エクシーズでありラスティバルディッシュの効果を起動できる
- 能動的にマーカー先をあけて場から離れられる
とたくさん存在します。（一番下はおまけですが…）
特に素材を効果で墓地へ送ることができる点がとても強く、前述した通り《月光黄鼬》《月光翡鳥》《月光
《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を展開途中でだす過程で、《幻影騎士団シェードブリガンダイン》を持ってくることで、トラップを素材にできるため、相手ターンにフリチェで対象を取らずデッキバウンス、ドローロックを行えます。
また、バルディッシュかワイズ効果、墓地に落ちたファントムナイツの効果で《RUMー幻影騎士団ラウンチ》を持ってこれば、相手ターンアザトートができてしまいます！
月光新規ですね、これは……。
今の月光
では現在はどうなのか。
「LINK・VRAINS・PACK(リンクヴレインズパック)3」で登場した、《
（展開方法、ルートや使用カードの詳細はtwitterでRTしているのでそちらの方をご確認ください！）
ミストバレーの雷鳥をユニオンキャリアーで持ってきて、巨神鳥を無限に使えるようにするコンボや、烈風の結界像をリクルートして風以外の特殊召喚を封じたり、ダークシムルグをリクルートして相手のセットを封じたりすることができます。
（装備状態の雷鳥を手札に戻しても、特殊召喚できない裁定が出ました。なので、雷鳥を場にだす必要があります）
＊データベースの記述が変更され、可能になりました。
これらを隣にサイバー・ドラゴン・インフィニティを立てながらできてしまうのが恐ろしいところ。
また、後手軸の場合でも、《ガガガガマジシャン》の登場により、《未来皇ホープ》から《未来皇ホープ−フューチャースラッシュ》に繋げて4000の二回攻撃でワンキルを狙えるようになりました。
《月光舞獅子姫》と役割が似通った《ヴァレル・ソード・ドラゴン》でもワンキルを狙えることから、融合を使う必要性がさらに薄くなってしまいました。
融合いる？問題
現状強さを求める、またはマッチ戦を考慮すると融合を入れる必要性が薄くなってしまっています。
ただ、月光本来のテーマ性ってでかい融合体を出してワンショット！っていうものじゃないですか。
なので融合使わないのって少し寂しいですよね。
とはいえ融合サポートは多い
元は融合テーマということでカテゴリ内に融合サポートは多いです。
- 素材となった際月光をサルベージでき、手札から切ることで融合をサーチできる《月光黒羊》
- 効果で墓地へ送られた際融合をサルベージでき、コストで墓地肥やしができ、名前コピーができる《月光
彩雛 》 - スケールからミラクルフュージョンが打てる《月光狼》
- 専用融合であり月光ネームをもつ《月光融合》
どれも優秀で、融合カテゴリであれば欲しいものばかり。
こんなにたくさんあるのに融合しないのってもったいなくない？
ということで色々考えてみました。
あくまでフィニッシャーは《月光舞獅子姫》とする
《月光狼》のみを採用しても融合が行えるため、あくまでエクシーズ軸によせつつフィニッシャーを《月光舞獅子姫》に任せます。
役割が似通ったヴァレソなどを採用せず、空いた枠に《月光舞獅子姫》《月光舞豹姫》のみを採用して、フィニッシャーには融合体を用いることで融合テーマとしての面目を保ちます。
後攻に寄せてクロシープ、蒼猫を採用する
ライトニングストームの登場により、後手デッキもかなり強くなりました。
先行展開をすて、後攻に寄せて怪獣などを採用し、殺意をマックスまで高めたデッキとします。
アザトの流れでイエローマーテンからサーチできる《月光融合》や墓地効果で3000パンプができ、《月光舞獅子姫》に着地できない場合に代用できる《月光舞剣虎姫》を採用し融合色を強めます。
怪獣で邪魔な奴をどけつつバックを剥がし、クロシープ舞獅子姫蒼猫コンボで7000二回パンチを狙いましょう。
クロシープについての詳細はこちらの記事をお読みください↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
セレナのキャラデッキとする
セレナちゃんごっこをするため、キャラデッキと割り切って融合色全開にします。
アニメ本編で関わりのあった黒崎のカードであるRRやクロウのBFはある程度採用しても良いのでは？
特に《RRーフォースストリクス》と《RRーシンギングレイニアス》、《BFー精鋭のゼピュロス》はそれぞれピン積みでもかなり良い仕事をするのでX軸でなくても入れても良いかも。
クロシープのおかげで《月光舞猫姫》と《月光蒼猫》のコンボのアニメ再現が簡単にできるのが素敵。
ユニオン・キャリアーはどちらの強化にもなった
前述したようにユニオンキャリアーのおかげで、先行展開がかなり強くなりましたが、融合軸においてもユニオンキャリアーは強化に繋がりました。
テンキでサーチできないレベル５である《月光狼》をデッキから装備でき、イエローマーテンやゼピュロスのバウンス対象とすることで擬似的にサーチを行えます。
優秀なマーカーを持つため、マーカー要因ともなり、《月光狼》にアクセスできなくて融合ができない、といった状況に陥ることが軽減されたため、実質強化に繋がりました。
月光の構築を考えるのは楽しい
兎にも角にも、月光の構築を考えるのがめちゃくちゃ楽しいです！
私は鳥まみれ、エクシーズまみれにしたくなかったので、融合体は一枚ずつ採用。幻影やランクアップ要素は排除したものをフリーで使っています。
イラスト的に《月光白兎》が好きなので、こちらも採用していますよ！たまに良い仕事します。
さいごに
月光、考えれば考えるほど面白いデッキですね。
先駆者がたくさんいらっしゃるので、あまりテーマ研究の力にはなりませんが、セレナちゃんがだいすきなのでこれからも使っていこうと思います！
イラストが一番好きなのは舞豹姫ちゃん！褐色目隠しっ娘いいよね…。
巨神鳥、禁止になるかなぁ……。
烈風の結界像とミストバレーの雷鳥はネットだとかなり品薄となっているので、ガチで組む人は早めに買うことをお勧めします！
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