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【遊戯王】閃刀姫の新たな切り札?実はめちゃくちゃ強い!アクセスコード・トーカー【ETCO】

更新が滞ってしまいすみません。くらくです。

 

今回はお蔵入りしていたアクセスコードトーカーの記事になります。地元でアクセスコードトーカーを採用した閃刀姫が入賞しましたしね。

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遊戯王公式twitterより

 

 エタニティ・コードの記事はこちら↓

yamachi-9rakura.hatenablog.com

yamachi-9rakura.hatenablog.com

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 まずはアクセスコード・トーカーの効果おさらい

リンク/効果モンスター LINK4/闇属性/サイバース
ATK2300/DEF-

効果モンスター2体以上

このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。

①:このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。

②:自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。

 

 

効果モンスター二体以上で出すことができる汎用リンク4モンスター。

①の効果の関係上、リンクモンスターを素材に出すことが前提となるでしょう。

 

まず目を引くのが「このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない」という効果。

召喚を通したが最後、如何なる置物がいようとすべての効果を通されてしまいます。

そしてその効果と噛み合いの良い②の効果。ターン1の制限がないため、リンクを多様するデッキにおいては最大で6回の盤面除去が行えます。

しかもこの効果は対象を取らないため,対象耐性などを無視して効果を通せます。

 

さらに自身のパンプアップ効果で打点がかなり上がります。素材としたモンスターのリンクマーカー×1000という破格の倍率で打点が上がるため、盤面を一掃したあと、フィニッシャーとなる、なんてことも多いですね。

 

単純にリンク3と効果モンスター1体だけで5300が立つわけですから弱いわけないですね。毎度おなじみとはいえ、ハリファイバーから簡単に出ますし。

 

 

 

 

どんなデッキで活躍する?

リンクモンスターを多様するデッキでかなり活躍しそうです。

ライストやドラグーンの登場以降かなり悩まされていた閃刀姫ですが、アクセスコード・トーカーの登場はかなり追い風な気がします。(私は使い手ではないのでそう思うというだけですが……)

 

閃刀姫は各属性のリンクモンスターをカテゴリ内に擁しており、かつかなり多用し墓地へ送るため、コストはたまりやすいです。また、対象耐性持ちに対して弱かった点も破壊効果を通せますし、高打点モンスターに対する回答にもなりえます。

 

また、もちろんコード・トーカーデッキでも活躍しそうです。多種多様なリンクモンスターを多用しますし、遊作のファンデッキ的にもファイアウォールの抜けた穴を埋められる切り札カードとしてかなり重宝されそうです。

属性が闇である点にも注目。

コード・トーカーデッキといえば、リンク4にはサイバース族である《双穹の騎士 アストラム》を採用していることが多かったですが、アクセスコードはアストラムとは多少召喚条件が違い、より緩いため差別化できていますね。どちらも採用して、状況によって使い分けるのが良さげです。

 

アストラムが少し守りにも寄った効果なのに対し、アクセスコードが攻撃面に極振りした効果なので、使い分けがしやすそうです。

 

トランスコードととても相性がよく、トランスコードで釣ったリンクモンスターをそのまま素材とすることで、打点5300かつ最低一回の除去を行えるアクセスコードを着地させられます。

 

 

 

アクセスコードの出し方

素材指定がゆるゆるなので、かなり簡単に出すことができます。

 

特に《神聖魔皇后セレーネ》を出せるデッキでは非常に出しやすく、ハリからヴェーラー→セレーネ立ててヴェーラー蘇生→リンク3素材アクセスコードというルートで、アクセスコードを簡単に立てられます。

 

閃刀姫などではヴェーラーを自然に採用できるためやはり非常に相性が良いです。

また、魔術師などの魔法使いがメインデッキに入りやすいデッキでもこのルートを活用できます。

 

 

 

アクセスコードの弱点

アクセスコードは「このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない」というテキストをもつため、かなり妨害には強いカードではありますが、いくつか弱点はあります。

 

まず、直接チェーンをしない無効系に弱いです。

直接効果にチェーンせずに効果を無効にできる《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》には効果を無効にされてしまいます。

 

 

また、召喚無効には弱いです。

召喚に成功したタイミングで発動する落とし穴系の罠には、自身の効果によってチェーンを許さないですが、神系の罠によって召喚自体を無効にされてしまうと何もできません。

 

 

また、相手ターンには何も拘束力を持たない点にも注意です。

他の汎用リンク4モンスターは少なからず、相手ターンにも何かしらの効果を持っているカードが多いですが、アクセスコードは打点アップのみです。

先行に立てるには適しておらず、他のカードを採用する必要があるでしょう。

 

また、対象を取らないとはいえ、破壊耐性持ちには無力な点もあります。現環境は破壊耐性持ちが跋扈してますからね……。

ただ、ここは打点をあげて上から殴れば良いかも…?

 

 

その他リンク4との差別化

10期も終わりに近づき、汎用リンク4モンスターはもかなりの数が出ましたね。

 

出たらだいたいゲームを終わらせるヴァレルソードや、対象耐性/破壊耐性持ちを突破できるヴァレルロード特殊召喚モンスターにめっぽう強いアストラムなど、デッキの弱点を補うべく、用途によってリンク4モンスターの採用カードを悩むのも今の遊戯王の面白いところです。

 

やはり出しやすさも加味すると、攻撃面に一番特化しているのは今回のアクセスコードかなと思いますが、やはり期になるのはコストの問題。

リンクをあまり多様しないデッキであっても、2除去くらいはできそうですが、十全に効果を使うならリンクデッキで使うのが良さそう。

とはいえ、4~6枚も破壊したい盤面ができている時点で、おそらくアクセスコードを無地着地させることは不可能な気がするので、割り切って採用するのもありかな?

 

というか、こんなカードが効果モンスター2体で出て良いのか……と思います。主人公の最終切り札の中でも特に出しやすいカードですよね。

 

アストラムはやはり置物としての役割も果たせることが大きく、I:Pマスカレーナを絡めて破壊耐性持ちアストラムを立てるのは、フリー、環境問わず見ることが多いです。

 

破壊耐性持ちアストラムは、無効効果を内包した置物とは違い、相手にリソースを使わせるという役割をもつため(個人の意見です)、これは他のリンク4モンスターは持ちえない特色です。

 

ヴァレルソードは出たらゲームが終わる、と言われますが、戦闘耐性しかない点、ヴァレルソード以外に効果モンスターを必要とする点などがあり、デッキの展開力を求められます。デッキの弱点を補完するというよりは、早期ゲームエンドやワンキル力を高めるために採用される気がしますね。

 

 ヴァレルロードは耐性持ちを突破できる点が非常に強く、対象耐性をもつため、ヴェーラーなどに強いです。破壊以外の除去を求める際採用する機会がありますね。

同じような役割を持てるレベル7シンクロモンスターサイバース・クアンタム・ドラゴン》が存在するため、シンクロを行えるデッキいおいては、採用する必要性が少し下がるかもしれません。

 

そのほかにも、ソリティアのお供スカルデットや制圧のアポロウーサ、ギミックによって強くなるトポロジック系など役割があまりかぶることがないため、非常に面白いリンク帯ですね。

 

アクセスコードの登場で株を奪われたカードはあまりなく、選択肢が増えたという感じでさらにエクストラ構築に悩みそうです。 

 

さいごに 

アクセスコード、発売前に閃刀姫と試しで対戦してから、その攻撃性能はかなり評価が高かったですが、実際に環境レベルで使われるとその強さに裏づけがされたようで嬉しいですね。

しかもかっこいい!

 

高レアリティカードや、数多くのテーマ強化カードに埋もれがちですが、かなり強いカードであることには変わりありません。

性能に反してかなり安いので、まだ持ってないよ!って方は早めに手に入れることをお勧めします!