お久しぶりです、くらくです。4連休満喫しました!
さて、先日の公式生放送「遊戯王OCGタイムズ」で「PHANTOM RAGE」(ファントム・レイジ)に収録される様々な新規カードが公開されました。
今回はその中でもエクシーズモンスターである《レイダーズ・ナイト》の考察をしていきます。
余談ですが、パックの表紙である《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》より前の収録No.でかなり驚きましたね。
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《レイダーズ・ナイト》効果おさらい
ランク4/闇属性/戦士族/攻2000/守0
闇属性レベル4モンスター×2
このカード名はルール上「幻影騎士団」カード、「RR」カードとしても扱う。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードよりランクが1つ高い、またはランクが1つ低い「幻影騎士団」、「RR」、「エクシーズ・ドラゴン」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次の相手エンドフェイズに破壊される。
闇属性レベル4モンスターを2体要求するランク4モンスターです。
持っている効果は、自己ランクアップ or ランクダウン効果で対応しているカードは下記の6つです。
- モンスター単体破壊+バーンの《RRーエトランゼ・ファルコン》
- モンスター全体破壊+バーンの《RRーブレイズ・ファルコン》
- バーンの《RRーデビル・イーグル》
- 単体破壊+ランク4に繋げる《幻影騎士団ブレイク・ソード》
- 破格のワンキル性能《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
- 《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》
優秀なカードが多い印象ですね。 闇属性レベル4を2体並べただけで簡単に出てくると思うとぞっとしますね。
単純に使うのであれば、単体性能の高い《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》にランクアップするのが良さげですね。
ダークレクイエムは、素材に《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を要求する関係で、出す意味がないので割愛します。
幻影騎士団での使い方
純構築の幻影はメインのカードだけでランク4をそのまま出すのはそこまで得意ではありません。そのため、基本的に《幻影騎士団ブレイクソード》の効果を経由して出すことになると思います。
その選択肢として《レイダーズ・ナイト》が加わる形となります。
RUMを必要とせず、そのまま同じく新規カードである《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》に繋げられるのは非常に優秀ですね。
また、「幻影騎士団」カードとして扱う点も非常に優秀です。
そのため、幻影罠の効果で蘇生が可能です。
エクシーズモンスターを蘇生して何になるのか…と思われるかもしれませんが、この手のカードにしては珍しく「取り除く素材が一つ」であるため、《RUMー幻影騎士団ラウンチ》の効果で素材を供給することで効果起動を狙えます。
他の幻影新規の考察はこちら
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RRでの使い方
RRは浅学なのであまり考察できていませんが、《レイダーズ・ナイト》のおかげで高ランクのエクシーズ体にアクセスしやすくなりました。
「RR」カードとして扱うという点があまりにも大きく、ファジーなどの制約にも引っかかりません。
おそらく一番恩恵を受けるのは《RRーワイズ・ストリクス》でしょう。
ワイズストリクスはRUMを擬似サーチする効果を持っていますが、「RR」エクシーズモンスターが効果を発動するのが発動条件となっていました。
つまり、ルール上「RR」カードである《レイダーズ・ナイト》の効果でもこの条件を満たせます。
これは非常に大きく、《RRートリビュート・レイニアス》通常召喚から、《RRーアーセナル・ファルコン》まで持っていくことができるようになりました。
RRは展開力やランク4を成立させる能力は高い代わりに、ランクアップしないとなかなか戦えないテーマでした。
しかし、RUMに触れられなくとも、ランク4を立てられる状況であれば《レイダーズ・ナイト》を経由して強力なランク5モンスターに繋げられるようになったのは大きいですね。
月光での使い方
/ 月光黒梟デス \
以前書いた月光(ムーンライト)の記事はこちら
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個人的には本題です。融合月光ではなく、あくまでエクシーズ月光の話です。
エクシーズ月光のよく見るムーブとして以下のようなものがあると思います。
(エクシーズがいたら特殊召喚できるヨ)
- 《RRーワイズ・ストリクス》を作り、ゼピュロス等をリクルート。
ここから《月光虎》と《月光黄鼬》、《BFー精鋭のゼピュロス》のシナジーを活かしてモンスターを供給し、色々展開していく形となります。
月光が絡んだデッキでよく見るムーブですね。個人的には綺麗な動きだと思います。
とはいえ、今までここから作るランク4の候補が《RRーフォース・ストリクス》だったのが個人的に微妙な点でした。
というのも、以下のようなデメリットが存在するからです。
- 2体目のフォースストリクスのサーチ先を採用する必要がある
- サーチ要因を素引きした場合、フォースストリクスが無駄になる
- 上記の動きがうまくいかなかった場合、メインエクストラ共に不純物が残る
とはいえ、ワイズを筆頭として鳥獣族を採用する利点として、ぜピュロスの供給に加え、RUMのサーチが可能という点も大きいです。これを無視するのも勿体無いですよね。
しかし、RUMをサーチするためには、前述した通りワイズがいる状況で「RR」エクシーズモンスターを用意する必要です。
要求する素材・効果共に一番適していたのが《RRーフォース・ストリクス》だったのです。
前置きが長くなりましたが、《レイダーズ・ナイト》はこの動きにおけるランク4の新たな選択肢となり得ます。
前述した通り、《レイダーズ・ナイト》は「RR」カードであるため、ワイズの効果起動のトリガーとなります。
仮に上記の動きに妨害を受け、それをケアできなかった場合でも《レイダーズ・ナイト》は単体で機能します。
ランクアップの候補としては《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》が筆頭でしょうか。
先攻で妨害に繋がる訳ではありませんが、アークリベリオンの打点アップ効果は永続であるため、効果破壊耐性をもつ高打点モンスターを構えることが可能です。
ランクアップをしつつ《RUMーファントム・フォース》《RUMー幻影騎士団ラウンチ》をサーチすることで、相手ターンに《DDD 双暁王カリユガ》だす準備を構えることも可能です。
《禁じられた一滴》が流行っている今、一滴を見越して相手ターンに妨害モンスターを出せるのは偉いですね。
さいごに
まとめます。
- レイダーズ・ナイトは純構築のRR・幻影騎士団で活躍しそう
- もちろん混ぜた構築でも活躍できそう
- ランクアップ先は優秀なカードが多い
- 「RR」「幻影騎士団」カードとして扱う効果が便利
- 月光の動きがさらに洗練されそうで嬉しい
いやー……もう幻影とRRの新規はないと思っていたので、さいごにすごいのぶち込まれたなぁという印象です。ひたすらに強い。イラストもかっこいい。
インフェルニティも以前長い間使っていたので、新規も嬉しいですがあくまでファン用という感じなので、やはり《レイダーズ・ナイト》の方が考察しがいがありました。
アーゼウスもやばかったですね。
公式配信、想像以上に面白かったので、またやって欲しいですよね〜。小野さんのトーク回しよかったです。
見返してたんですけどツイート拾われてたんですねw pic.twitter.com/B043tdvChm
— くらく@くらくらころころ (@9ra_koro) 2020年7月24日
あと、コメント拾われていて嬉しかったです!
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