アローラ!(違う)ポケモン楽しいなぁ!
今回は2019年11月23日に発売されたLINK VRAINS PACK3(リンク・ヴレインズ・パック3)にて収録される、《幻獣機アウローラドン》についての記事になります。
また、それに関わるジャンドにおいてのオライオンの立ち位置について少し触れていきます。(11月24日ルート追記)
ジャンドに関する記事はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.comyamachi-9rakura.hatenablog.com
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今回の主役《幻獣機アウローラドン》
リンク3/風属性/機械族/攻2100
【リンクマーカー:左/下/右下】
機械族モンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。
このターン、自分はリンク召喚できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
待望の幻獣機リンクモンスターです。
リンク3であり、素材に機械族モンスター2体以上要求するのであまりお手軽といえるような素材指定ではないですが、その後トークンを3体も生成するのでボードアドバンテージは確実に+になります。
また、ハリファイバーで機械族チューナーリクルートすれば、簡単に出すことが可能なため、実際はそこまできつい素材指定というわけではありません。
ステータス面で言えば、全て自分方向に向いている優秀なマーカーや及第点レベルの打点をもち、SRなどで制約下でも使いやすい風属性と優秀なところが多いです。
②の効果で任意の数、トークンをリリースして以下の効果を発動できます。
- 1体:対象を取らず場のカードを破壊
- 2体:幻獣機をデッキから特殊召喚
- 3体:墓地トラップサルベージ
最近続々と増え続ける対象を取らずに破壊できる効果を比較的簡単に使えるほか、レベル指定やチューナー指定も何もなしにデッキから幻獣機をリクルート、カテゴリ指定なしにトラップサルベージと全ての効果が優秀です。
①の効果を発動したあと、リンク召喚ができなくなる、という制約があるため、リンク展開には向かないモンスターですね。
では何に使うか……? シンクロに決まってますよね。
どう使うか
とりあえず、シンクロに繋げるためには、オライオンをリクルートするところからでしょう。
オライオンリクルートからトークンとシンクロしてレベル5シンクロを立てられ、そこからオライオン効果でトークンを生成できるため、さらなる展開が望めます。
例えばハリファイバーで機械族を持ってきて、《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚。
オライオンリクルートからアクセロンに繋げて、レベル操作もしくはジェットロンを落として、さらなるシンクロ展開へ。といった感じでしょうか。
神子イヴを立て、8シンクロから継ぐものとイヴのリクルート対象でさらにシンクロすることも可能ですね。
SR使い的には(11月24日追記)
SR(スピードロイド)デッキでは、《HSRーGOMガム》との噛み合いが悪いとは言え、逆にハリファイバーから動いた際のルートが増えました!
展開例
目指すのはアウローラドン+コズミック・ブレイザー・ドラゴン
要求札はSRチューナー+SRベイゴマックス。チューナーのレベル、カード名は問いません(展開中にない方を持ってくる)。ベイゴマックスは《風霊媒師ウィン》の登場で持って来やすくもなりましたね。(ハリファイバーは使えなくなりますが…)
以下の展開例では、ns=通常召喚、ss=特殊召喚、ef=効果発動、ls=リンク召喚とします。シンクロ召喚はシンクロと表記します。
チューナーは《SR赤目のダイス》とします。
- 《SRベイゴマックス》ss efで《SRタケトンボーグ》サーチ《SR赤目のダイス》ns 《SRタケトンボーグ》ss
- 赤目+ベイゴマで《水晶機巧ハリファイバー》ls ハリファーバーef《SR電々大公》をデッキからss
- 大公+ハリファイバーで《幻獣機アウローラドン》ls ef で幻獣機トークンを3体生成(レベル3)
- 《幻獣機アウローラドン》ef でトークン2体リリースし《幻獣機オライオン》をデッキからss
- オライオン+幻獣機トークンで《HSRマッハゴー・イータ》をシンクロ オライオンefで幻獣機トークンを生成
- タケトンボーグef デッキから《赤目のダイス》(2枚目)をss efでマッハゴーイータをレベル2へ変更
- ハゴイタ+赤目で《武力の軍奏》をシンクロ efで赤目のダイスss
- 赤目が場にいるため墓地ハゴイタef 自身を蘇生
- 赤目+幻獣機トークン(オライオンで生み出した)で《HSR快刀乱破ズール》をシンクロ
- レベル4快刀乱破ズールとレベル5マッハゴーイータにレベル3武力の軍奏をチューニング!デルタアクセルシンクロ!《シューティング・ブレイザー・ドラゴン》!
注意点として、3.以降リンク召喚できない縛りがつき、6.以降風属性しか特殊召喚できなくなります。
また、墓地に赤目のダイスと電々大公がいるため、チューナーの蘇生を行えますし、快刀乱破ズールの効果で、エンドフェイズにスピードロイドをサルベージすることもできるので、リソース確保も行えます。
エクストラ消費も多くないのでフリーでは実用的だと思います!(誘発を全くケアできていないのはスルーでお願いします…)
他の初動札でもかなり動きやすくなったので、どんどんルートを開発していきましょう!
幻獣機使い的には?
私が幻獣機を使ったことがないので、深くは考えられないですが、トークンがいてなんぼの幻獣機にとって、一気に3体もトークンを生めるこのカードはかなり嬉しいのではないでしょうか?
罠回収も幻獣機必須の空中補給などを回収できるため、相性は良さそうです。
トークンは絶対3体生成!
《ドッペル・ウォリアー》も絶対2体生成しなければならないのですが、アウローラドンも必ず3体生成しなければなりません。
つまりフィールドに空きがなければトークンを生成できないことになるので注意が必要です。
オライオンによるトークン生成
オライオンはチューナーでありながら、墓地に落ちた時トークンを生成するので、出てきたシンクロチューナーと絡めてさらにシンクロへ繋げることができます。
ジャンドにおいての《ドッペル・ウォリアー》以外のトークン生成には、ターン1がなく、サヨソハヤと相性の良い《BFー隠れ蓑のスチーム》がハリファイバー登場以降使われていましたが、禁止カードとなってしまったため、現在はオライオンがメインとなっています。
手札、デッキ、場どこから落ちてもトークンを生成するため、単純にシンクロ、リンク素材として場から離れた時だけでなく、手札コストとしてや調律などでデッキから落ちた場合もトークンを生成できるので優秀ですね。
ただ、ターン1がついており、生成されるトークンがレベル3である点には注意が必要です。
シンクロデッキの問題
シンクロデッキで起こりがちな事故として、手札がチューナー過多に陥るということが挙げられます。
ある程度動けるけどチューナーにしか触れられないからリンク展開しかできない…という状態になってしまい、シンクロデッキとしての強みを出せないというのが一番悲しいですよね。
今回の新規《幻獣機アウローラドン》はそういった問題を解消してくれる存在です。
いかに手札がチューナーまみれであろうとハリファイバーを経由し、トークンを生成して無理やりシンクロ展開へ持っていくことが可能です。
さいごに
新規をメインにオライオンを絡めて紹介した感じですが、《幻獣機アウローラドン》は色々なデッキで展開を考えられる良いカードだと思います!
今回はちょっとした紹介に終わってしまいましたが、《幻獣機アウローラドン》を使った展開例など今後紹介していけたら良いかなと思っています。
こんな展開例があるよ!とかありましたら、コメントくださると嬉しいです。