ご無沙汰しております。くらくです。
久々の更新です!こんな状況下でインプットがなく、あまり記事をかけていませんでしたが、今回は儀式についての記事となります。
▼目次
最近流行りのエルドリッチ。シャドールにおける考察はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
コロナに負けるな!オンラインデデュエルについてはこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
最近の儀式デッキ
遊戯王ストラクチャーズ一巻の特典として付属された《宣告者の神巫》(デクレアラー・ディバイナー)の登場により、儀式デッキ全体が強化されました。
《宣告者の神巫》は、ヌトスを落とすことにより場を割ったり、アーデクを落として儀式パーツをサーチしたりと色々できる子で面白いです。
低レベル宣告者特有の自身がチューナーであることを活かして、レベル変動からシンクロに繋げるのも面白いですね。
通常召喚からアーデクを落として儀式パーツをサーチできることと自身がリリースされた際レベル2以下の天使をリクルートできることが大きく、儀式デッキの安定性の向上に大きく貢献しています。
リクルート先は効果が効果が無効にはならないため、《サイバー・プチ・エンジェル》をリクルートして《サイバーエンジェルー弁天ー》をサーチしたり、《サイバー・エッグ・エンジェル》をリクルートして《祝福の教会ーリチューアル・チャーチ》をサーチしたりして、さらなる展開に繋げることができます。
《宣告者の神巫》の登場も相まって、《ユニコールの影霊衣》が制限解除されほぼフルパワーになったネクロスや、パーデクこと《神光の宣告者》を主軸においた天使儀式デッキがかなり力をつけてきています。
制限改訂でリリーサーが禁止になりましたが、天使儀式デッキでは以前からクリスティアによる制圧が可能で、あまり痛手にはなっていないようです。
《サイバーエンジェルー弁天ー》のサーチが光・天使族とゆるいのも大きいですね。
ハリファイバー成立から儀式パーツを回収する動き
さて、今回紹介するのは《宣告者の神巫》を用いない儀式デッキの展開例。元来安定しない儀式デッキですが、《宣告者の神巫》を引けなかった場合でも初動を安定させるためにエクストラモンスターの力を借ります。
実際の動きとしては、ハリファイバー成立から、儀式モンスターと儀式魔法、はたまた儀式素材すらもサーチする動きです。
キーカードは、《ヴァイロン・キューブ》と《リビング・フォッシル》
《ヴァイロン・キューブ》は光属性シンクロの素材につかわれたとき装備魔法をサーチする効果を持ちます。
そこでサーチするのがリビングフォッシルというわけですね。(レベル4以下蘇生)
レベル3チューナーということでハリファイバーでデッキから持ってこれちゃうというわけですね〜。
サーチにはもちろんアーデクこと《虹光の宣告者》(アーク・デクレアラー)を用います。
墓地へ送られた際、儀式モンスターか儀式魔法をサーチできます。
展開例
以下の展開例では、ns=通常召喚、ss=特殊召喚、ef=効果発動、xs=エクシーズ、ls=リンク召喚とします。シンクロ召喚はシンクロと表記します。
- ハリファイバーls ハリファイバーefで《ヴァイロン・キューブ》ss
- ハリファイバー素材に《リンクロス》ls efでリンクトークンa,bを生成
- トークンa+《ヴァイロン・キューブ》でアーデクaをシンクロ
- 《ヴァイロン・キューブ》efで《リビング・フォッシル》をサーチ
- 《リビング・フォッシル》ef 《ヴァイロン・キューブ》を蘇生
- トークンb+《ヴァイロン・キューブ》でアーデクbをシンクロ
- アーデクaとアーデクbで《御影志士》xs
- 《御影志士》で岩石族サーチ(便宜上レベルが高く汎用性のあるニビルとします)
- 墓地に落ちたアーデクef 儀式魔法or儀式モンスターサーチ
- 《リンクロス》+《御影志士》でリンク2モンスターをls
- 墓地に落ちたアーデクef 儀式魔法or儀式モンスターサーチ
これで儀式魔法と儀式モンスターがサーチでき、サーチした岩石族を素材とすることで儀式召喚を行えます。
私の大好きな《聖占術姫タロットレイ》を儀式召喚するのであれば、素材用として《禁忌の壺》サーチするとタロットレイ効果の蘇生先も用意できて無駄がないです。
《御影志士》のサーチ先にレベル制限がないゆえに成せる技ですね。
ちなみに、手順7.において《御影志士》ではなく《No.60 刻不知のデュガレス》を出すのもありですね。
デュガレスは無理なく素材を2つ取り除けるため、この一枚でアーデク2枚の効果を誘発できます。加えて、デメリットはあるとはいえ、ドローor蘇生どちらかのメリット効果を使えます。
レベル8シンクロ成立にも
儀式デッキでは儀式パーツのどちらかは手札にある、って状況もありますよね。
そんなときには、どちらかをサーチしつつレベル8シンクロを立てる展開例もあります。
展開例
- ハリファイバーls ハリファイバーefで《ヴァイロン・キューブ》ss
- ハリファイバー素材に《リンクロス》ls efでリンクトークンa,bを生成
- トークンa+《ヴァイロン・キューブ》でアーデクaをシンクロ
- 《ヴァイロン・キューブ》efで《リビング・フォッシル》をサーチ
- 《リビング・フォッシル》ef 《ヴァイロン・キューブ》を蘇生
- アーデク+《ヴァイロン・キューブ》+トークンbでレベル8シンクロをシンクロ召喚!
私がよく使うのはこちらの展開例の方です。
汎用性が高く、儀式テーマであっても採用しやすい《PSYフレームロード・Ω》やハリファイバーが墓地へ落ちていることを利用して《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が出す候補になるでしょう。
儀式デッキのちょっとしたアクセントとして、レベル8シンクロを仕込ませて置くのも面白いですよね。
私はΩの継戦能力を活用して、Ωを立たせながらハリ成立に用いたジェットシンクロンを相手ターンに墓地へ戻し、自ターンにレベル9儀式の素材として用いる、なんて使い方をしています。
でもリンクロス禁止になったらどうするの?
紹介した動きを支えているのは《リンクロス》ですが、このカード、次の改定で禁止候補筆頭ですよね。
リンクロスについてはこちら↓
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でも、リンクロスが禁止になったとしても《幻獣機アウローラドン》を使うことで同じようなことは可能です。
この場合《ブンボーグ003》が初動となります。《ブンボーグ001》リクルートしてハリファイバーを成立させます。
とはいえ、メインエクストラ共に枠を食うので、自分の構築と色々相談する必要はありますが……。
展開例としては、
- ブンボーグ003+ブンボーグ001でハリファイバーls efでブンボーグ001ss
- アウローラドンls efでトークン3体生成
- トークン+001でアーデク2体シンクロ
- アーデク2体から《御影志士》xs
- 御影志士効果で《禁忌の壺》サーチ
- 落ちたアーデク効果で儀式魔法or儀式モンスターサーチ
- アウローラドン効果自身と御影志士リリースで《幻獣機コルトウイング》をリクルート
- コルトウイング効果でトークン2体生成+アーデク効果で儀式魔法or儀式モンスターサーチ
- 001効果で001を蘇生
儀式パーツを揃えることのみならず、残った素材でシンクロ等が可能なため(アウローラドンの制約のせいでリンクはできません)、儀式以外のモンスターを展開することもできます。カラクリ等と混ぜると面白そう。
詳しくはこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
さいごに
今回は儀式デッキの考察、展開例の紹介記事でした。
リンクロスが強すぎてなんでもできちゃいますね。次で禁止かな〜…。
3月の更新が滞ってしまって申し訳ありませんでした。環境の変化も合わさり、少しこれから忙しくなるので、今後も記事更新が遅くなるかと思いますがご容赦いただければ幸いです。
では、また!