引っ越し後近場にカードショップが見つかって嬉しいくらくです。
トーナメントパックの情報から新規が出るのでは、とささやかれていましたが、遂に2020年4月18日発売の遊戯王の新弾「RISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)」にファーニマル新規、デストーイ新規、エッジインプ新規が来ました!素良くんファン大歓喜ですね!
ということで今回は現時点でのファーニマル新規のそれぞれの所感とファーニマルデッキにおける新規の採用枚数についての記事になります!
デッキレシピはこちら!
yamachi-9rakura.hatenablog.com
融合デッキ関連の記事はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
今までのファーニマルデッキ
今までの「ファーニマルデッキ」は、融合によって誘発する効果を活かし連続融合からのワンターンキルを目指すデッキです。直近では《クロシープ》によって間接的に強化されていました。アニメでは遊戯王ARC-Vにて紫雲院素良が使用するデッキでした。
クロシープについてはこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
「ファーニマル」では、融合カードあるいは融合にアクセスできるカードがテーマ内に複数存在します。(融合魔法カード、オウル、魔玩具補填等)
オウルは素材にもなり、補填はパワーカードで融合とエッジインプを持ってこれます。
「ファーニマル」は、ファーニマル、エッジインプ、デストーイと複数のカテゴリを内包するテーマですが、それぞれのカードの噛み合いがよく(代表例としてトイポッドウイングなど)如何様な手札でも大体融合は行える、といったファンテーマとして素晴らしい出来のテーマです。
融合体が持つ効果は除去手段が多く、対象耐性と破壊耐性を併せ持っているカードでなければだいたい除去できます。
レベル8デストーイサーベルタイガーから同じくレベル8のクラーケンを釣り上げることで、ランク8であるディンギルスも出すことが可能なため、テーマ内では処理できない上記の耐性を持つカードも除去することができます。
今回はこれらを踏まえて、ファーニマル デッキに実際に採用されそうな3枚の新規に対しての評価を書いていきます。
新規を採用した現在のファーニマルデッキレシピはこちら!yamachi-9rakura.hatenablog.com
ファーニマル新規の雑感
効果引用元はこちら↓
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) 2020年4月3日
Vジャンプ6月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ6月特大号掲載記事:第2回 『RISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)』収録の「ファーニマル」などを公開!
#遊戯王 https://t.co/mfkJk2MYj9 pic.twitter.com/H6DToLYYFc
《ファーニマル・ドルフィン》
星4/水属性/天使族/攻1600/守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「トイポット」1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットし、
デッキから「エッジインプ・シザー」または「ファーニマル」モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されているカードの中から、
「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を選んでデッキに戻す。
げきつよです。
ファーニマルドルフィンはメインに入るファーニマル下級モンスターですね。
①の効果は墓地の《トイポット》を場にセットして、デッキから《エッジインプ・シザー》または「ファーニマル」モンスターを墓地へ送る効果。
場で発動する起動効果のため、召喚権を使う必要はありますが、《トイポット》を使いまわせるのはかなり強いですね。
《ファーニマル・ウイング》を送ってウイング効果でドローとサーチ、なんてのもできそうです。(トイポットを発動してコストを賄う必要がありますが)
チェーン送れたらかなり強かったんですが、それは仕方ないですね…。
ただ、《トイポット》が墓地にない時効果使えないのどうなの…?って思うかもしれませんが、《おろかな副葬》を使った際の初動がかなりつよいです。
《トイポット》は墓地へ送られた際に《エッジインプ・シザー》か「ファーニマル」モンスターをサーチする効果を持っており、召喚したい任意のファーニマルをサーチすることで後の展開に活かすことができます。
ここで活きてくるのが手札一枚をデッキトップに置くことで墓地から蘇生する効果を持っている《エッジインプ・シザー》。
副葬で落としたトイポットの効果で召喚したいファーニマルをサーチし、そのカードを 《エッジインプ・シザー》の特殊召喚のコスト でデッキトップに置くことにより、その後トイポット効果を発動すれば間接的にそのカードの特殊召喚が可能です。
手札から特殊召喚したいファーニマルは
- 融合をサーチ or 自身の効果で融合ができるオウル
- 「ファーニマル」モンスター or 《エッジインプ・シザー》をサーチできるドッグ
の2枚でしょうか。
手札にこれらのカードと《ファーニマル・ドルフィン》が重なったとしても、上記の方法で特殊召喚を行えるため、召喚権の消費を気にしなくてすみます。
ちなみにドッグもオウルも手札からの特殊召喚にしか対応していない点は注意!
ファーニマル初心者は割と間違えがちです。
②の効果は自分の墓地のカード及び除外されているカードの中から
「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を選んでデッキに戻す効果。
除外されている融合を帰還させる手段は(確か)今までなかったと思うので、嬉しい効果ですね。
墓地の場合も、融合魔法も墓地に一枚あれば良いので、一枚以上あれば後々のために戻してしまっても良いかも。(デストーイパッチワークのサーチ対象を増やす)
今までの素材カードと同様に、融合体の着地効果にチェーンして発動することで融合体に対する妨害へのケアとなります。
ステータスも強く、水属性レベル4ということで、《ファーニマル・ペンギン》から場に出してランク4を出すのも面白いかも。
水属性ランク4といえば、
バハシャ餅!
融合体新規もあるので枠を捻出するのは難しいですが、一考する余地はありそうです。環境によっては《深淵に潜むもの》でも。
《エッジインプ・サイズ》
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手メインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「デストーイ」融合モンスターカードによって決められた
手札のこのカードを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:自分フィールドの「デストーイ」融合モンスターが
戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
げきつよです。
エッジインプサイズはメインに入る下級エッジインプモンスターですね。
①の効果は相手メインフェイズに手札フィールドで融合する効果!
相手ターンに手札から融合は革命ではないでしょうか。
後攻0ターン目に融合体を出せるということですよ?
②の効果は「デストーイ」融合モンスターへの戦闘・効果破壊の身代わり効果ですね。
つまりサイズを握っていれば
- クラーケンを出して守備3000の破壊耐性持ち
- ホエールを出して場のカード破壊(サイズ除外で自身は破壊されない)
- ペンギン混ぜ込んで2ドロー1ディス(チェーン、トイポット切ればさらにサーチ)
が相手ターンに可能になるということです!
後攻時の相手ターンの妨害もワンキルに向けた手札補強も行えてしまうんですね〜。
ちなみにシザータイガーは融合素材にエッジインプシザーを指定しているので出せないことに注意!
《デストーイ・クルーエル・ホエール》
「エッジインプ」モンスター+「ファーニマル」モンスター
①:このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで破壊する。
②:1ターンに1度、
自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
デッキ・EXデッキから
「デストーイ・クルーエル・ホエール」以外の
「デストーイ」カード1枚を墓地へ送り、
対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
自身の元々の攻撃力の半分だけアップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
つよい。
デストーイクルーエルホエールは、エッジインプモンスターとファーニマルモンスターを指定した、新規のデストーイ融合体ですね。
①の効果は対象を取らず、自分と相手の場のカードを割る効果。
ファーニマルデッキでは
- 素材分対象とって場を割るタイガー
- 対象とってモンスターを墓地送りするクラーケン
の2体のデストーイ融合体の効果を用いて除去を行なっていました。
どちらも対象を取るため、対象を取れないモンスターには上から殴るかディンギルスに頼る、場合によってはグラコンでバウンス等を行なっていましたが、今回のデストーイ新規によってテーマ内で解決で解決できるようになりました。
①の効果によって、先述したエッジインプサイズと噛み合いがよく、後攻0ターン目に出すと結構仕事してくれると思います。
自ターンもしくは2ターン目以降に出す場合は、自分の場のトイポットを割ることでアドバンテージを稼げます。
実はトイポットは名称ターン1がついておらず、先述したファーニマルドルフィンの効果と合わせて使うことを意識されている気がします。
地味に破壊耐性のついたサーベルタイガーを対象にとって、自分の場の破壊は透かすことも可能。
②の効果はデッキ・EXデッキからデストーイカードを墓地へ送って、デストーイ融合体の打点をあげる効果。
相手ターンにも使えますし、自身に使えばなんと3900!上から超えられそうになっても安心ですね。
自身以外にも使えるってところが強く、サーベルタイガーで釣り上げたクラーケンの打点をあげて2回攻撃したりもできます。
ワンキル力にさらに磨きがかかるような効果で良いですね。
送るカードはデストーイカードであるため、同じく新規の《魔玩具厄瓶》(デストーイ・ポット)を送ることで相手の打点を半減させたり、《デストーイ・リペアー》を送って手札からのファーニマル・エッジインプの特殊召喚を可能にさせたりできます。
地味にメインに入る魔法罠のデストーイカードは大体がどれも墓地へ送られた時の効果を持っており、いろんな効果を誘発させられます。
ファン的な目線でいえば、素良きゅんの切り札《デストーイ・マッド・キマイラ》の素材のデストーイモンスターを墓地へ送っておくことで、後に《魔玩具融合》(デストーイ・フュージョン)で出しやすくしておくことも可能ですね。
それぞれの採用枚数は?
とりあえず、
- ファーニマルドルフィン1
- エッジインプサイズ3
- デストーイクルーエルホエール1
で行こうかなと思います。
ドルフィンは3にするかもしれませんが、やはり副葬と共に引けていない場合には初動にはなり得ない点が懸念点としてあるため、とりあえず1枚で動かしてからかなと…。
とはいえ、現段階の構築ではベアー3副葬2トイポット3の8枚体制であるため、ほとんどトイポットが場に出力されない、ということはないと思うのですがね…。ファーニマルドルフィン増やす場合は副葬もフルで積むと思います。
クルーエルホエールは強いですが、2枚必要になる場面があまり見えません。
というのも、レベルが9でエクシーズには使えなかったり、①の効果を強く使うためには下準備が必要であるからです。
とはいえ地味に①②どちらの効果もターン1がないため、並べても強いといえば強いのですが、そこまでのリソースを使うのならアクセスコードが立ちそうな気がします。
ちなみに他2枚の新規についてですが、弱いカードだとは思いません!ただ最初は混ぜて使ってみるつもりですが、後々抜けそうな気がしますね…。
とはいえ、回してみないことにはわからないので、また回してみたら記事をあげようと思います!
コレパに《エッジ・ナイトメア》収録されないかなぁ…。(エッジインプを蘇生する永続魔法)
さいごに
少し長くなってしまいました。最後まで目を通してくださりありがとうございます。ライズオブザデュエリスト、面白いカードが多いですね。
実は私、素良きゅんはArc-V一年目の時は一番好きなキャラでして、ファーニマルデッキも大好きなんですよね。
クロシープはイラストや雰囲気的にもファーニマル新規みたいなものでしたが、こうやってテーマとして新規がしっかりもらえるのは嬉しいですね。
ファーニマルドルフィン、エッジインプサイズ、デストーイクルーエルホエール…どれも良いカードです。
ではまたデッキが完成次第記事をあげたいと思いますのでご期待ください!
記事内の画像の権利は下記に帰属します。