こんにちは、くらくです。
先日コロナウイルス対策の一環で様々なイベントの中止、または延期が発表されました。
TCGプレイヤー的にもこの問題は無視できることではなくて、遊戯王も公認大会が3月末まで中止、フリースペース閉鎖など、TCGをプレイする場所がなくなってしまいつつあります。
そのため今回は、こんな時だからこそ「自宅で簡単にTCGを楽しめる」Discord対戦(リモートデュエル)のやり方を紹介していこうと思います。
- Discordってなに?
- Discordでオンライン対戦をするとは?
- 必要なもの
- 実際のオンライン対戦のやり方
- オンライン対戦のポイント、気をつける点
- 公式でもリモートデュエルのイベントが開かれてます!
- さいごに
Discordってなに?
まず、discordってなにってところから。
discordはゲーマー向けの無料ボイスチャットアプリです。チャットと通話がブラウザ上もしくはスマートフォンなどの携帯端末のアプリで利用でき、個人専用サーバーが開設できるサービスとなっています。
通話中に音楽を流す、PC画面を共有ができて便利ですし、プレイ中のゲームを友達に知らせたりすることもできます。
Skypeと比べて音質もよく、手軽かつ多機能なので最近はディスコに移っている人が多いと思います。
Discordでオンライン対戦をするとは?
つまり、Discordでオンライン対戦をするということは、「自身の盤面をカメラなどで撮影をし、ビデオ通話を行うことで遠方の人と対戦をする」といったことになります。
イメージとしては以下のfig1のような感じです。(画像はポケカの対戦)
そのために必要なものはいくつか存在します。
これらを順に今回紹介していきます。
必要なもの
必要なものを順に説明していきます。
Discordのアカウント
まず、discordのアカウントをまず作る必要があります。
とりあえず、お手持ちのPCorスマートフォンで、以下のリンクからDiscordのアプリをダウンロードしましょう。
オンライン対戦(リモートデュエル)を行うにあたって、サービス使用によって発生する費用等は一切なく、無料で使うことができるので、安心してください。
discordはウェブブラウザで使えることも大きなメリットの一つであるため、アプリをインストールしたくない人はブラウザ上で登録作業をするのもありだと思います。
登録の仕方は案内に沿ってやれば誰でもできると思いますし、ググれば記事がいっぱい出てくるので割愛します。
自身の盤面を写すwebカメラ(スマートフォン)
オンライン対戦(リモートデュエル)をする際の自分の机はfig2のようになります。
カメラスタンドと相手の盤面を確認するためのPCを用意して、盤面をわかりやすくするためのプレイマットを敷いています。
この自身の盤面を写すために必要なのがwebカメラです。
一般的にはこのwebカメラを利用して、お互いに自身の盤面を写してオンライン対戦を行います。
とはいえ、わざわざカメラを買うのもなぁ…って人が多いんじゃないでしょうか。
そこでオススメしたいのが、スマホスタンドを利用しスマホをカメラとする方法です。
スマホにはカメラがほぼ確実に搭載されているわけで、せっかくならそれを使ってしまおうという魂胆です。
スマホをカメラとして用いる場合、カメラ用のdiscordアカウントを別で用意しましょう。
スマホからカメラ用のアカウントでログインをして映像のみを取得・出力して、メインのアカウントを用い、PCや他のスマートフォン・タブレットからログインをして自身の盤面と相手の盤面を確認、ボイスチャットの利用をします。
(詳しいやり方はあとで)
このやり方だと一般的なPC+webカメラというセット出なくても、スマホ2台、スマホ+タブレットなどの組み合わせでもオンライン対戦が可能になります。
前述したイメージ図のにも写っていますが、私はスマホスタンドを使ってスマホを固定し自身の盤面を写しています。
(私の使っているスタンドを下に記しておきます。1000円もしないですし他に用途もあるのでお買い得かと)
カードゲーム専用のスマホスタンドも出ています!3000円くらいですが、リモートデュエルを頻繁にするというのであればこちらもおすすめ
スマホを使うのめんどくせぇ!金ならあるからオススメのWebカメラを教えてくれ!って人には以下のカメラがオススメです。
対戦してくれる友人
これが一番重要。どれだけ環境構築しても、相手がいないと対戦できないですからね。
普段対戦している人とオンライン対戦をする、って感じでも良いんですが、相手いないよって人もいるかと思います。
ただ昨今、オンライン対戦したい!ってtwitterとかでいえば、すぐ相手は見つかるものですし、オンライン対戦用のdiscordのサーバー(ラインのグループみたいなもの)も多数存在するので、相手には困らないかな〜と思います!(多分)
とはいえ、相手も同じような環境を構築する必要があるため、やり方を教えてあげてくださいね。
実際のオンライン対戦のやり方
以下の方法はスマホをカメラとして代用する場合のやり方になります。
1、対戦相手、カメラ用アカウントでDMグループを作っておく
事前準備としてDMグループを作っておきましょう。
ホーム画面にfig3のようなところがあると思います。ダイレクトメッセージという部分の+ボタンを押すことでDMの作成が行えます。
作成後、対戦相手、カメラ用アカウントをグループに追加すれば事前準備終わりです。fig4の右から2番目のアイコンをクリックすればOKです。
事前にフレンドになっておくとスムーズです。
DMグループ内のチャットはテキストチャット、ボイスチャット共にありますので、声出ししたくなくても意思疎通はできます。
2、スマホからカメラ用のdiscordアカウントでdiscordにログインする
自分のスマホにdiscordアプリをインストールして、カメラ用アカウントでログインしましょう。
3、メインアカウントで盤面確認・カメラ調整をする
まず別のPCやスマホ、タブレットなどでメインアカウントにログインをします。
事前に作成したDMグループにて通話を開始します。通話開始はfig4の一番左のアイコン、カメラ用アカウントでは左から2番目のビデオ通話を選択します。
fig5みたいに出てればOK。
これによりスマホカメラから得られる映像をメインアカウントで確認することができます。お互いに相手側の盤面が確認できるようカメラ位置を調節します。
ボイスチャットも繋がっているので、お互いに会話しつつ調節すれば良いです。
(ボイスチャットはオフにもできるので、声出しはしたくないという方もテキストチャットのみで対応可能)
4、対戦開始!
相手の盤面がちゃんと見れるようになったら対戦開始!
オンライン対戦のポイント、気をつける点
オンライン対戦では、テキスト確認等はしづらいので相手に確認した上で、勘違いがないように検索等でカバーしましょう。
先攻後攻はサイコロで決めるのがベストです。
ライフはわかりやすいようその都度おしえあう、カウンター等は見やすいように配置するなどお互いに対戦しやすい環境を整えましょう。
オンライン対戦は不正をしようと思えばし放題です。そのため、フェアな対戦となるよう様々な点に気をつけましょう。
例えば、
- ドローはお互いに枚数を確認できるよう、カメラに映るところでお互いに確認をする。
- 手札枚数の把握が行えるように相手ターンは手札を見える場所に置いておく
- 相手によるカットが行えないので、デッキのシャッフルはカメラに映る場所で念入りにする
- 任意のカットは3つほど山分けして、一番上にする山を相手に選んでもらう
等です。
また、自分の手札がカメラに映らないようにしましょう!私はよくやってしまいます。
ちなみに最近私もイベントに参加しました!
こういった催しは今後どんどん増えていくと思うので、イベントに参加するっていうのも良いかもしれませんね!
公式でもリモートデュエルのイベントが開かれてます!
遊戯王公式の方でも最近リモート大会に力を入れてます。
参加レポートはこちら!雰囲気が伝われば幸いです。
こんなデッキで参加しました!
参加賞も豪華なのでリモートデュエルに慣れたら参加しても良いと思いますし、これを気に大会で初めてリモートデュエルをする、というのもありだと思います!
おすすめ記事
さいごに
今回はオンライン対戦、リモートデュエルのやり方についてご紹介いたしました。
ちゃんと伝わったのでしょうか…不安です。
とはいえ、自宅で対戦できるというのはとても良いものです!遠方の方とも対戦できますし、ぜひチャレンジしてみてください!
コロナウイルス騒動、いつおさまるんでしょうか……。
様々なイベントがなくなり、日々の楽しみがなくなってしまって残念ではありますが、こういう時こそオンライン対戦をはじめて新たな扉を開きましょ!