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【ファンデッキ紹介】主役は《ダーク・ネクロフィア》!バクライメージの悪魔族デッキ

くらくです。

 

今回は以前アンケート企画をやった際に2位だった悪魔族デッキの紹介です!

 

私のすきなバクラの切り札、ダークネクロフィアを主軸としたデッキ構成となっています!

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高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社テレビ東京NAS

 

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デッキコンセプト

コンセプトとしては、「ネクロフィアを活躍させる」の一点です。

 

去年発売された「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編 5」にて、ダークネクロフィアをはじめとした「レベル8悪魔族」を強化するカードが収録されました。

 

それらのカードを軸に、以下の2つの問題を解決するための方針を考え、デッキを構築しました。

  • いかに墓地に悪魔族を貯めるか
  • どうやってネクロフィアにアクセスするか

 

悪魔族は種族間でシナジーをもつカードが多く、それゆえに有用なカードを集めることでデッキを完成させやすかったです。

 

初期段階ではウィジャ盤要素との共存を考えましたが、やはり難しく、ダークネクロフィアを主軸としてデッキ構築を行いました。

 

 

 

 

デッキレシピ

デッキレシピは以下の通りになります。

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Deck Makerにて作成

 

レベル8悪魔

このデッキの要となるレベル8悪魔は、

  • ダークネクロフィア2
  • カースネクロフィア2
  • ラヴァゴーレム1
  • トーチゴーレム1
  • 雙極の破械神1

の7枚です。

 

これらは《ダーク・オカルティズム》でサーチが可能です。

トーチゴーレムをサーチできるためトーチ展開も狙えますが、このデッキではその展開はおまけに過ぎません。

 

気をつけなければならないのが、この7枚のほとんどが特殊召喚モンスターである点。

つまり、場に出力するための条件を満たしていない場合、手札にいても全く役に立たない札となってしまいます

それだけでなく、そのまま墓地へ送っても蘇生制限を満たしておらず、墓地でもただ悪魔族というだけのカードになります。

 

しかし《カース・ネクロフィア》は特殊で、「カードの効果でのみ特殊召喚できる」というテキストを持ちます。これは「PSYフレームギア」などに代表されるテキストですね。

 このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:除外されている自分の悪魔族モンスター3体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。②:モンスターゾーンのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを墓地から特殊召喚する。その後、自分フィールドの魔法・罠カードのカード名の種類の数まで相手フィールドのカードを選んで破壊できる。

 

そのためこのカードはそのまま墓地へ送っても蘇生が可能です。《抹殺の邪悪霊》の蘇生対象として、《おろかな埋葬》等で送る場合はこいつを送ります。

 

しかし《カース・ネクロフィア》は単体では自己蘇生できる28バニラとほぼ変わりはなく、基本的には《ダーク・ネクロフィア》の召喚を目指します。

 

 

墓地を肥やす彼岸とそれを引っ張ってくるデスガイド

ネクロフィア成立のために活躍するのが彼岸モンスターです。

彼岸*2やデスガイドからケルビーニを成立、効果を通すだけで墓地に悪魔が3枚貯まります。

 

デスガイドからの動きはやはり強く 、《魔犬オクトロス》をリクルートしケルビーニのリンク召喚につなげることで、ダークネクロフィアをサーチしつつ召喚条件も満たせます。

オクトロスは通常召喚してアルミラージに変換することでもネクロフィアに触れることができるため非常に優秀なカードです。

 

スカラマリオンはデスガイドをサーチできるだけでなく、《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》もサーチできるのが嬉しい。

 

 

デーモンカード

(トリックデーモンかわいい)

 

デーモンの呼び声》はレベル5以上の悪魔族モンスターを蘇生できるカードです。永続罠でもあり、カースネクロフィアの破壊数を増やせます。

 

また、《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》と《彼岸の旅人 ダンテ》でループが可能なので、手札コストも賄うことができます。

 

 

このカードの強いところとして《トリック・デーモンでサーチできる点が挙げられます。

 

隙をみてトリデを落とし、 《デーモンの呼び声》をサーチしつ構えます。《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》と合わせて、3回蘇生できる体制を整えるのがこのデッキの目指すところ。

 

邪悪霊と違い効果を無効にしないため、《雙極の破械神》の着地時効果も狙えます。この効果はタイミングを逃さず、対象も取らないのが強いところ。

 

サーチの択として、エキセントリックデーモンも採用しています。このカード大好きなので採用できて嬉しい。

 

注意点としては、ケルビーニの効果はレベル3モンスターを落とすのがコストであるため、トリックデーモンの効果は誘発しないということです

 

 

永続罠

このデッキは《カース・ネクロフィア》の効果によって永続魔法罠が場にあることがメリットとなるため、ある程度採用しています。

 

強さを求めるなら、闇の誘惑を抜いて、スキドレ、勅命、魔封じを採用するのがベターですが、ファンデッキなので採用は見送り

結果として《大捕り物》を3枚採用しています。《覚めない悪夢》も採用していましたが、先行で引くとペンデュラムデッキを封殺できてしまうため抜きました。

 

また、このデッキのオシャレポイントとして、《ダーク・サンクチュアリ》を採用しています。アニメ版でバクラが使用したカードですね。

このカードは、初期構築の際に暗黒界カードを採用していたことから、《テラ・フォーミング》の択として採用されていました。

 

初期構築では《暗黒界の門》によるパンプとドロー加速を組み込んでいましたが、彼岸色を強めた方が安定したため、暗黒界関連のカードは抜かれていきました。

その後一枚だけ残ったのがこのカードです。

ウィジャ盤》を採用していないため、このカードが何かのカードと強いシナジーを持つわけではなく、《抹殺の邪悪霊》と少し噛み合う程度のカードでしかありません。

 

このカードの真骨頂は、

 

盛り上がる

 

その一点に尽きます。

 

この理由として、まずコイントスをするという、現代遊戯王ではほぼ見られない行為であること。

 

そして、両者拮抗した場面での「攻撃が通れば勝ち、しかし通らなければ反射で負ける」という状況に至った際のコイントスの瞬間は、筆舌に尽くしがたい興奮があります

 

割られてしまえばそれで終わりですが、このカードを割らせる、ということは他のカードが通りやすくなるということでもあり、メインギミックをより成立させやすくなります

実際、残っていたら結構厄介なカードではありますしね。

 

 

防御の要「邪悪霊」

抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》はそれぞれの条件を満たした際、墓地のレベル8悪魔を蘇生するカードです。このデッキの防御の要となります。

抹殺の邪悪霊》の方が奇襲性が高いため多めに採用。

 

レベル3、悪魔というステータスも良く、スカラマリオンでサーチ、マスマティで落とすこともできます。

 

回収効果も強く、蘇生したネクロフィアなどをリンク素材等で墓地へ送ったり、オカルティズムや呼び声のコストでレベル8悪魔を送った場合でも回収できます。

 

しかし注意点として

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターが攻撃するダメージステップ開始時に、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の悪魔族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。②:このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。

 回収効果は「自身以外のカードが〜された場合に発動できる」という発動条件であるため、ダメステには発動できません

 

 

 

回し方

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高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社テレビ東京NAS

とにかく《ダーク・ネクロフィア》の正規召喚を目指します。

ダークネクロフィアのコストでカードを除外することで、そのカードが《カース・ネクロフィア》の召喚コストともなります。

一度正規召喚を行えば、あとは《抹殺の邪悪霊》での蘇生がかなり厄介な壁として相手の攻め手を防いでくれます。

 

単純に棒立ちダークネクロフィアでは、簡単に突破されてしまうため、基本的にネクロフィアの効果を狙うためには邪悪霊の力を借りる必要があります。

 

ゆえに序盤では、トーチ展開からのアストラムを成立させ、その処理で相手のリソースを削らせることも視野に入れます。

 

抹殺とネクロフィアのループができるようになったら、リンクを駆使して盤面を取っていき、勝ちにいきます。

 

トロイメアリンクモンスターは悪魔族であり、ネクロフィアの召喚コストになる点も便利。

属性がばらけているため、詰めの場面での《アクセスコード・トーカー》の効果発動コストにもなり得ます。トーチ展開でリンクモンスターがたまりやすいこともあり、頼れる存在です。

 

 

強くするなら?

このデッキはスキドレがとても相性が良いです。

基本的に墓地発動の効果ばかりのため、スキドレの影響を自分はほぼ受けません。

カース・ネクロフィア》は墓地発動ゆえに、スキドレ下でも蘇生後場を対象とらず割ることができ、スキドレ自体が破壊数のカサ増しとなります。

 

また上記の点から、手札誘発も相性が良いです。うららと増Gは採用するのはありです。

 

また、《ダーク・ネクロフィア》は対象をとる効果のため対象耐性に弱く、現構築では、対象を取れず破壊耐性をもつカードに対する回答がディンギルスくらいしか存在しません

それゆえに、ニンギルスを採用を採用するなど、対象耐性に強く出れるカードを採用するのはありかもしれません。

 

さいごに

割と好きなデッキなのですが、根本的に構築を考え直そうと思いまして、公開いたしました!

昔からすきだった《ダーク・ネクロフィア》が実戦で使いやすくなったのがとても嬉しい!!

 

とはいえ、このデッキは手札の補充が難しく、長期戦を見据えたデッキであるにも関わらず、ハンドが尽きやすいという致命的な欠陥を抱えています。

そういう点を払拭し、かつ対象耐性をもつモンスターにも強く出れるギミックを搭載したデッキに現在改造中です!!