くらくです。
今回は以前上げた悪魔族デッキをアップデートしたものの紹介です!今回の後編ではエクストラデッキ、回し方の紹介をします。
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デッキレシピ
デッキレシピは以下の通りになります。
メインデッキの紹介はこちら
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エクストラデッキ
デッキ名である「解門ネクロフィアリンク」の名の通り、エクストラデッキはリンクモンスターが多数を占めます。
それぞれ、役割ごとに紹介していきます。
キュリオスを成立させるカード
このデッキには少ない枚数から《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を成立させるギミックが複数入っています。
キュリオスはエルドリッチにアクセスできる貴重なカードであるほか、状況によってどんなカードでも墓地へ送れるため非常に重要です。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を成立させるために多くの枠を割いています。
- 《七精の解門》《暗黒の招来神》
- 《トーチ・ゴーレム》
それぞれ説明していきます。
解門ギミックで用いるカード
《七精の解門》《暗黒の招来神》の展開で用いるカードは以下の通りです。
展開の仕方は以下の通りです。
1. 《七精の解門》《暗黒の招来神》どちらかから片方をサーチ。発動して《混沌の召喚神》をサーチ。
2. 《暗黒の招来神》の効果で《混沌の召喚神》を通常召喚
3. 《混沌の召喚神》で《リンクリボー》リンク召喚。手札コストを切って 《七精の解門》の効果で《混沌の召喚神》を蘇生
4. 《混沌の召喚神》で《サクリファイス・アニマ》リンク召喚
これで「同じ属性で種族が異なるモンスター」が3体揃います。キュリオスを出しましょう。
《混沌の召喚神》はその後も毎ターン解門で蘇生できます。リンク素材にします。
トーチ展開で用いるカード
《トーチ・ゴーレム》の展開で用いるカードは以下の通りです。
展開の仕方は以下の通りです。
2. 2体のトークンでリンクリボーとリンクスパイダーをリンク召喚
3. リンクリボーとリンクスパイダー、トークン以外の同じ種族モンスター2体でアカシック・マジシャンをリンク召喚。効果でリンク先のトーチゴーレム回収してもう一度特殊召喚。
4. 2体のトークンでセキュリティ・ドラゴンをリンク召喚。
5. セキュリティドラゴンが相互リンク状態なので効果でトーチゴーレム回収してもう一度特殊召喚。トークン1体をコストに墓地のリンクリボーを蘇生。
これで「同じ属性で種族が異なるモンスター」が3体揃います。キュリオスを出しましょう。
手順4.で《アカシック・マジシャン》のリンク先にリンク2の《セキュリティ・ドラゴン》がいるので、
1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。このカードの相互リンク先のモンスターのリンクマーカーの合計分だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中に宣言したカードがあった場合、そのカードを手札に加える。それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。
この効果を使うこともできます。どちらにせよ墓地は肥せるので、一応デスガイドや抹殺の邪悪霊などの欲しいカードを宣言しておきます。
トロイメアリンクモンスター+アクセスコード
「トロイメア」リンクは全て悪魔族かつ手札コストをきることからこのデッキととても相性が良いです。
切りたいカードを手札から切る手段にもなりますし、墓地へ行けば《ダーク・ネクロフィア》の召喚コストとなり、除外しても《カース・ネクロフィア》の召喚コストとなります。
加えて属性も異なります……《アクセスコード・トーカー》!出番だ!
リンク3も多めに採用されており、エクストラもほぼリンクモンスターでしめられているため、フィニッシャーとして十全に力を発揮してくれます。
アクセスコードに関してはこちら
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最強レベル3サポート ケルビーニ
実は天使族。《彼岸の黒天使 ケルビーニ》です。
デスガイドからつくったり、彼岸2体で作ります。
このデッキのメインのモンスターはエルドリッチとハモン以外全て悪魔族であるため、ケルビーニから魔サイを経由することでほぼ全てのモンスターにアクセスできます。
墓地送りはコストであるため、毎ターンほぼ確実にアドバンテージを稼げるので維持も強く、多少無理をしても破壊耐性を活かして場に止めることもあります。
「自壊しない彼岸モンスター」としての価値もあり、ガトルホッグで蘇生できるリンク2という点も強いです。
かなり有能ではありますが、《カース・ネクロフィア》の召喚コストでデッキに戻すことができ、使いまわせるため一枚採用です。
カオスソルジャーとニンギルス
レベル8悪魔が主体であるため、耐性持ちを出しやすいことから《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》を採用しています。
戦闘を介する必要があるとはいえ、「対象を取らない除外」を行うことができるのが良いですね。
ニンギルスも同様に、「対象を取らない墓地送り」を行えるため採用しています。リンクモンスターの採用も多いですしね。
自分の場のカードを墓地へ送る必要がありますが、これも「死のメッセージ」で賄うこともできます。
除去のディンギルスと墓地肥やしのダンテ
最強のクラスの除去をもつランク8《宵星の機神ディンギルス》。
やはりこれも「対象を取らない墓地送り」の効果を持っています。
レベル8が主体であるため出しやすく、破壊耐性も場のカードであればなんでも良いため、重要なカードを守ることができる他、前編で示した通り《エキセントリック・デーモン》との併用も面白いです。
ケルビーニが出せるということはランク3も出せるということで《彼岸の旅人 ダンテ》も採用しています。
実はあまり出す機会はありませんが、手札次第では彼岸チックな展開をすることがあるため、そういう場面で使います。
《デーモンの呼び声》や《七精の解門》で毎ターン手札を切れる状態にある場合は、ダンテとガトルホッグでループが組めるというのも大きな利点ですね。
回し方
最後に回し方について書いていきます。
まず目指すのはケルビーニとキュリオス
このデッキは60枚でありながら、《隣の芝刈り》を通したとしても得られるアドバンテージは膨大ではない代わりに《隣の芝刈り》が通らなくても戦えるデッキとして構築しています。
「こんな重いデッキ本当に回るのか」と思われがちですがちゃんと回ります。
まず、このデッキが最初に目指すのは、ケルビーニの成立かキュリオスの成立です。
ケルビーニかキュリオスが通ればある程度の準備を整えることができます。
これらに到達するためのカードはかなり多いです。列挙すると以下の通りです。
- ダーク・オカルティズム
- トーチ・ゴーレム
- デスガイド
- 魔サイ+彼岸
- 彼岸×2
- 七精の解門
- 暗黒の招来神
- 悪魔族(エッジインプ・シザー)を墓地へ送るカード(おろ埋、煉獄等)+レベル3
これらに加え、単純に《隣の芝刈り》も最初に打ちたいカードであることから、動き出しに必要なカードの種類はかなり多いです。
さらにこれらはほとんどが独立、もしくは相互サーチが可能であり、合わせて引く必要があるパターンは「魔サイ+彼岸」の場合のみです。
そのため、想像以上に安定感があります。
次に「死のメッセージ」と《七星の解門》とシナジーをもつ《黄金卿エルドリッチ》。
このカードにアクセスできるかどうかで、攻め手の多さや手札コストの循環がかなり変わります。
ただ、メインデッキにこのカードにピンポイントでアクセスできるカードは《おろかな埋葬》しかなく、必然的にキュリオスに頼ることになります。
前述した通り、ケルビーニかキュリオスを成立させるのが第一目標ですが、キュリオスの作り方は前述した2パターンだけでなく、ケルビーニから作ることも可能です。
ケルビーニが天使族であるため、ケルビーニを成立させた後、悪魔とレベル1モンスター(リンクリかアニマに変換する)が揃えばキュリオスまでいけます。
ネクロフィアの召喚を目指す
このデッキの要はあくまでも《ダーク・ネクロフィア》です。
このカードを正規召喚し、邪悪霊で蘇生できる状態に持っていくことが、結局は「このデッキでやりたいこと」です。
この状態にいけば《抹殺の邪悪霊》が見えていない場合は《ダーク・ネクロフィア》によるコントロール奪取が狙え、見えている場合は相手の攻め手を抑えることができます。
《ウィジャ盤》や《七星の解門》が機能している状態では《カース・ネクロフィア》も強く、相手の盤面を荒らすことができます。
ケルビーニを出すのも、キュリオスを作るのも「墓地に3枚悪魔を揃え、邪悪霊等の蘇生札を構える」ための布石です。
肝心のネクロフィアのサーチは《ダーク・オカルティズム》からでも可能ですが、基本的には《魔犬オクトロス》から行います。ガイドで持ってリンクって感じですね。
困ったら《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》をサーチすることもできるので、詰み盤面を突破できたりします。
リンクモンスターで攻める
デッキ名にあるようにこのデッキはリンクデッキです。攻めるときはリンク召喚を駆使します。
また《ダーク・ネクロフィア》の効果は対象を取るため、対象を取らずに除去できるカードを多めにエクストラに採用しています。
各性能は前述した通りですが、リンク数は《七精の解門》や《デーモンの呼び声》で稼ぎます。コストの確保は今まで述べた通りです。
②:このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。
加えて、《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》の回収効果がダメステに発動できないのは、前編で述べた通りですが、リンク素材の場合は問題なく回収が可能です。
単純に正規召喚や蘇生したレベル8悪魔をリンク素材とするだけでなく、コントロールを奪った相手モンスターをリンク素材とし、「装備状態のネクロフィア」を墓地へ送ることで、邪悪霊の回収をすることができます。
芝刈りについて
私は《隣の芝刈り》というカードがあまり好きではありません。というのも、このカードを主軸に置いているデッキは(環境デッキは特に顕著)、通れば勝ち、通らなければ負け、みたいなデッキが多く、デュエルが一方的になりがちです。
ただ、逆に考えればこのカードは相手にとって、「絶対に通してはならない」カードとなるのです。
芝刈りに誘発を打たせて本命を通す、というプレイングもできるということは覚えておくと便利です。
さいごに
前編はこちら
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今回は前回紹介した「解門ネクロフィアリンク」デッキのエクストラと回し方の紹介をしました。
このデッキには規制されそうなカードがほぼ存在せず、長く使えそうな感じがしてとても気に入っています。
じっくり戦うタイプのデッキであるため、色々なところで出しやすいですね。
自慢のデッキなので、対戦したい!という方はぜひ対戦しましょう!
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