お久しぶりです。くらくです。
今回は、SR(スピードロイド)デッキのデッキレシピ、回し方の紹介記事です。回し方については後篇として後日あげさせていただきます。
シンクロに関する記事はこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
yamachi-9rakura.hatenablog.com
最新版のデッキレシピはこちら!
yamachi-9rakura.hatenablog.com
《スピードロイド》デッキレシピ
メインデッキ
フリーやオフ会等で使いやすいファンデッキとして組んでいます。
とはいえ、妨害を食らったとしても高確率でシンクロモンスターを並べることができる構築にしています。
SR以外のカードも多数採用しており、ユーゴのファンデッキというよりはシンクロ寄りの風属性グッドスタッフデッキとも言えますね。
風縛りが多いためモンスターの枠はほとんど風属性モンスターで構成されています。
ウィンやギータスなど、うららを喰らうとつらいカードが初動に絡むため、墓穴の指名者等を入れるのもありですね。
SR (スピードロイド)
スピードロイドは
- ベイゴマ1
- タケトン3
- 電々大公2
- 赤目のダイス2
- 三つ目のダイス1
- ダブルヨーヨー2
- ビーダマシーン3
- バンブーホース1
- メンコート1
の16枚です。
ベイゴマタケトンに関しては説明不要と思います。
ダブルヨーヨー、ビーダマシーンは召喚権を切るカードです。(あとバンブーホース)
ビーダマシーンは召喚時スピードロイドをサーチできます。基本はタケトンをサーチし、そのまま特殊。チューナーに変換し《HSRーGOMガン》に繋げます。
ベイゴマ→ビーダマ→タケトンの流れも強く、レベル3を残しつつGOMガンまで持っていけます。
このデッキは通常召喚を2回吐けることが多いのですが、この2枚は召喚にしか対応していないため、どちらかを出力できるように努めます。
ダブルヨーヨーはターン1がついていないため、上記と少し相性が良いです。
《SRビーダマシーン》はペンデュラムモンスターのため、墓地へ行かない点はデメリットです。とはいえ、ペンデュラム召喚はできないことはないです。
バンブーホースは、引いた場合は通常召喚することもありますが、基本的にはGOMガンの②の効果の択として選びます。墓地へ送られたらラッキー程度で。
ちなみにバンブーホースの②の効果は風属性ならなんでも落とせるのでそこは強力です。(ターンはまたぎますが…)
チューナーは
- 三つ目
- 赤目
- 電々大公
の3種類です。
基本的に赤目を場に出力しシンクロを行います。展開の関係上、赤目を複数回場に出力しますが、そのためには電々大公を墓地へ送る必要があります。
電々大公は墓地効果を使い赤目を蘇生もしくは手札から出します。ブリキ、ピリカでも蘇生できるとはいえ、効果が無効化されるので、レベル変動効果を使いたい場合は電々 or スピードリバース or ヨーヨーで蘇生します。
三つ目は電々が不要な場合、タケトンからの択として。好きなカードなのでフレーバー的に入れているところもあります。(メンコートも同様)
基本的に、赤目を過労死させるが如く何度も場に出力し、連続シンクロを行います。
《スピードリバース》はスピードロイド専用の蘇生札です。
実はこのカード、蘇生効果に名称ターン1がありません。
それどころかレベル制限や効果無効すらありません。つよい。
手札をきることが多いこのデッキにおいては手数の増加に繋がり、被りもそこまで弱くありません。
その上墓地除外効果がスピードロイドサルベージであり、貴重なリソース回復手段となるため、3投です。
禁テレの択
《ガスタの神裔 ピリカ》と《サイコ・ウィールダー》を採用しています。
ピリカは通常召喚でも墓地の赤目を出力でき、レベル3な点も偉いです。
ウィールダーはこのデッキ唯一の地属性カード。地属性なこと以外は強く、ベイゴマやタケトンからつなげることもできます。ハリで持ってくることも可能。
禁テレから持ってくる場合は初動で打ち、基本的にはハリファイバールートに繋げます。
風でないので制約をもろに受けます。同様の条件なら無難にうさぎの方が強い気もしますが、素引きした際展開に絡めることもできるのでこちらを採用しています。
風霊媒師ウィン
《風霊媒師ウィン》は展開に関わるキーカードをサーチする役割を持ちます。
基本的にサーチするカードは以下の2通りです。
- ベイゴマ
- ギータス
どちらかをサーチし、展開ルートに入ります。
ベイゴマの選択肢がなく、コストで手札からチューナーを切れた場合はピリカorヨーヨーをサーチすることもあります。
とはいえ、守備力1500以下というかなりゆるい縛りのため、そのほかにもサーチできるカードは多いです。
ですが、このデッキは手札消費が激しく、初動以外で引くとほぼ使い道がなくなるのがネック。
縛りも気にしなくていい点、手札を切りたい時にも使えるのは良いですね。
音響戦士
《音響戦士ギータス》はウィンでサーチできる初動カードです。(消費は大きいですが)
といった役割を持ちます。
地味に通常召喚でも墓地の音響戦士を蘇生することもできます。
ベーシスはレベル変動効果をもち、幅広いシンクロに活かすこともできます。
ネメシスコリドーについてはこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
エクストラ
コズミック
このSRデッキは、ユーゴのファンデッキというよりは、SRデッキとしての一面も持ちつつ《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の着地を狙いやすくした構築と言えます。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は質の高い妨害を「エンドフェイズまで除外」という干渉されにくいコストで行える最上級の置物モンスターです。
風属性というのが、スピードロイドと非常に噛み合っており、それゆえに構築に至ったという側面もあります。
HSR (ハイスピードロイド)
マッハゴーイータ、快刀乱破ズールはコズミック成立に使います。詳細は後編で。(武力も同様です)
ハゴイタは場にSRチューナーがいるだけで蘇生ができ、かなり便利です。
ズールもエンドフェイズにSRサルベージ効果を持ち、コズミックを立てつつ返しに備えられます。
レベル8、カイドレイクは全破壊 or 全無効と豪快な効果をもつレベル8シンクロです。リカバリー効果も優秀で返しで使います。
SRなので 《スピードリバース》で蘇生できるも強い。
レベル5、チャンバライダーはライフをとるようです。GOMガンのコストにもなります。
《HSRーGOMガン》は旧ルールでこのデッキを支えたキーカードです。
ランダム要素はあるとはいえ、サーチと墓地肥やしを兼ねた効果を持ち、制約がつくとはいえ効果で風属性モンスターの召喚を行える点は非常に強く、3投もありな性能です。(枠がないため2)
新ルール適用後もこのカードを経由してデッキを回すことが多く、ゆるい縛りで出せるため、使用頻度は高いです。
効果で召喚を行えるという点がとても強く、ビーダマやヨーヨーの効果誘発に絡めます。効果による召喚のため、マイクスの召喚権付与に干渉せず召喚を行えます。
つまり、うまくいけば1ターンに召喚を3度行えるということですね。
シンクロドラゴン
その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!!現れろ!レベル7!《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》!
口上めちゃくちゃかっこよくないですか…?
それはさておき、ユーゴくんの切り札《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》ですが、悲しいことに《HSRーGOMガン》のコストになることが多いです。
とはいえ、しっかりと役割はあり、コズミックと並べる、クリスタルの素材となるなど使い道は多いです。
様々な手段で一枚から出せる点は大きく、打点アップもしやすいため場に出たら弱くはないです。
《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》は効果は強力ですが、刺さる相手と刺さらない相手の差が非常に大きいです。
そのため、脳死で先出しするのは得策ではありません。
とはいえ、何かしらのエクストラモンスターを初動で絡めるデッキにおいてはかなり強く、厄介なカードです。
復活効果も使うことを割と狙え、後出しでも強いですが、コストになることが多いです。
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》については語る必要はないと思います。
その他
《ウィンドペガサス@イグニスター》はクリスタルウイングの素材として使うことが多いです。墓地効果も優秀。
今までバックに触れるモンスターがいなかったため、単純に効果も便利です。
このカードがあるため、ツイツイを抜くのもありだと思います。
《ネメシス・コリドー》で戻せる点も強い。
ハリ+アウローラドンについてはこちら↓
yamachi-9rakura.hatenablog.com
基本的にハリ成立までに風縛りがつかない場合はこのルートをとっても良いです。
そもそもどんな制約がつくんだっけ?制約まとめ
スピードロイドデッキにおいて、展開途中でついてしまう制約としては以下のようなものがあります。
- タケトンボーグの風属性以外の特殊召喚不可
- 風霊媒師ウィンの風属性以外効果発動不可
- GOMガンのEXデッキからのSモンスター以外の特殊召喚不可
- アウローラドンのリンク召喚不可
- ビーダマシーンの風属性以外の特殊召喚不可
デッキを回す際は注意が必要です。
あれ?カールターボは?
最近出た有能sr新規《SRカールターボ》。なぜ採用されていないのか……。
高すぎて不採用ですw
同じ境遇の人、多いんじゃないですかね…? 基本的にデッキレシピというのは最適化をして公開するものですが、それゆえに高額カードも遠慮なく入っている印象です。
とはいえ、フリー用のデッキですので……。4000円のカードを2枚も3枚も買っていたら他のデッキ組めちゃいますし。
カールターボ自体は便利で必須レベルとはいえ、採用しなくても十分な動きはできるため、問題ないと思います!
とは言えやはりあると相当強いので、もし入れるのであれば、ツイツイとギータス一枚を抜いてカールターボにしますね……。
再録頼む〜。
ついでに《電脳堺姫-娘々》についても触れておきます。
このカード、ものすごく強いのですが、今回のデッキコンセプトとは少し噛み合わない点があり、不採用となりました。
レベル3風属性サイキック族でかなり有用なのですが、墓地から蘇生した際のレベル・ランク3以上しか出せなくなるのが、レベル1である《SR赤目のダイス》を何度も場に出す関係上、この縛りはかなり辛いです。
また、このカードが墓地から出られるのが、このデッキではベイゴマやタケトンが場にいる状態でして、仮に蘇生を行ったとしてもリンク2が出せないのでランク3エクシーズかレベル6シンクロをだすことしかできません。このデッキではどちらも不採用なため、採用に至りませんでした。
もっといえば、《武力の軍奏》がいる場合も蘇生できますが、この場合、チューナーになる(チューナーとしても扱えるなら採用していました)というのが足かせでして、蘇生したところで動きに変化がありません。
さいごに
ずっとかきたかったスピードロイドの記事、ようやくかけました。2020年に入ってもまだ新規をもらえるので結構熱いテーマです。
ユーゴ好きなんですよね。デュエルもテクニカルで面白いのが多かったですし。
アニメ本編ではかなり不遇でしたが(終盤は特に…)、OCGの面ではかなり恵まれているテーマですので、デッキを考えるのは楽しいですね。
シンクロ入門デッキとしても最適なわかりやすいテーマです。
さて今回は、SR(スピードロイド)デッキにおけるデッキレシピと各カードの採用理由について紹介したしました。
後編では、まずカテゴリの特徴と従来のデッキプランから紹介をし、展開ルートの一例や回し方などについて触れていきたいと思います。少しお時間いただきますが、期待していただければと思います。
展開例はこんなのがあるよ!とかありましたら、twitterでリプライ、もしくはコメントくださると嬉しいです。