お盆休みを前借りしたので休みではないくらくです。
今回は昨日発表された「デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ」に収録される「マギストス」の中の一枚《結晶の大賢者サンドリヨン》の考察をしていきます!
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結晶の大賢者サンドリヨン効果おさらい
結晶の大賢者(マギストス・ヴェール)サンドリオンの効果
星4/光属性/魔法使い族/攻 800/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「マギストス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●除外されている自分のレベル4以下の魔法使い族モンスター1体を選んで墓地に戻す。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地からレベル4以外の「マギストス」モンスター1体を選び、
装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
マギストスはまだ全貌が見えないので、カテゴリ内でどのような立ち位置になるかわかりませんが、特殊召喚にも対応し、魔法罠をサーチできるサーチャーとして活躍しそうな雰囲気はしますね。
マギストスはモンスターを装備して効果を付与するのがカテゴリの特徴となりそうですが、それ関係の効果は⑵に付いています。
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なぜ結晶の大賢者サンドリヨンはシャドール新規なのか
《結晶の大賢者サンドリヨン》がなぜシャドール新規と言われるのか。端的にまとめると、以下のようになります。
- 通常召喚できる光属性・魔法使い族モンスター
- 通常召喚から融合魔法を持ってこれる
- サーチ効果が特殊召喚に対応している
では、それぞれについて説明していきます。
通常召喚できる光属性・魔法使い族モンスター
今まで通常召喚して光属性を供給するカードとしては《妖精伝姫ーカグヤ》などが主に用いられてきました。
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カグヤと同じ立ち位置で《インスペクト・ボーダー》《ライオウ》などがありますが、これらが融合が引けなかった時に保険となるという側面をもつ中、《結晶の大賢者サンドリヨン》は融合に触れられると言う側面を持ちます。
ただ、初手での融合を通す構築をするのであれば、単純に融合を増やすというプランも考えられます。
なので、比較すべきなのは《天底の使徒》をはじめとしたドラグマギミックです。
《天底の使徒》等のドラグマ出張についてはこちら
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ドラグマ出張はEXが絡む展開をせずとも一枚初動で最低限の妨害を敷けるのが強みです。
どちらをとるかは融合を絶対に通す構築にするか、融合できなくてもどうにかできるような構築にするか、トレードオフの関係になるでしょう。
《結晶の大賢者サンドリヨン》は、マギストスのリンク1《聖魔の乙女アルテミス》に変換することも可能である点も大きいですね。
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通常召喚から融合魔法を持ってこれる
《結晶の大賢者サンドリヨン》召喚から持ってこれる融合魔法《聖なる法典》(マギストス・インヴォケーション)の効果はこちら。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた
魔法使い族モンスターを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「マギストス」融合モンスターを融合召喚する場合、
「マギストス」モンスターが装備している
自分の魔法&罠ゾーンの装備カード扱いの融合素材モンスターも融合素材に使用できる。
魔法使い族を含めば、手札・フィールドのカードで融合できる融合魔法カードです。融合先は指定されていないためほぼ汎用融合魔法として使うことができます。
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つまり通常召喚から効果が通れば、
- 光属性モンスター
- 融合魔法
が揃うことになり、「シャドール」モンスターを握れていれば《エルシャドール・ネフィリム》へ繋げることができます。
今で召喚から融合を持ってこれるカードとしては、以下のようなカードがありました。
- 《ファーニマル・オウル》
- 《召喚士アレイスター》
- 《竜魔導の守護者》
- (オフリススコーピオ)
それぞれの特徴を記していきます。
《ファーニマル・オウル》は融合を持ってこれ、アルミラージ→セキュア・ガードナーと変換することで、光と融合を揃えることができました。
素の《融合》は名称ターン1制限がないため被りが強いと言う明確な利点がありますが、EXを2枠使うことのデメリットを補えるほどではなく、アクセスコードの弾を増やすと言うこと以外で採用する利点は今後ほぼないといえます。
アレイスターは持ってくる融合魔法《召喚魔術》の方に癖があり、召喚獣のギミックとシャドールとでそこまで噛み合いがよくないため、個人的にはあまり評価は高くなかったです。(あくまでシャドールと混ぜると言う視点で見る場合です)
しかしながら、《召喚魔術》は強く打てる場合はとことん強く、ループを形成できればリソースを減らさずに動けるところと、アレイスターの打点アップ効果は強力なため、これらに魅力を感じる場合は採用はありだと思います。
《竜魔導の守護者》は単純に縛りが辛いイメージです。強いカードではありますが、やはりリンクできないのが辛すぎます。
属性、ステータス、⑵の効果も優秀ではあり、任意の融合魔法を持ってこれると言うところは明確な利点ですね。
上記3枚と比較して、《結晶の大賢者サンドリヨン》はほぼデメリットが存在せず、かつサーチ先がない場合でも「除外されている自分のレベル4以下の魔法使い族モンスター1体を選んで墓地に戻す。」というメリット効果を選ぶことができる点は大きなメリットですね。
サーチ効果が特殊召喚に対応している
《結晶の大賢者サンドリヨン》のサーチ効果が特殊召喚に対応しているのは明確な利点と言えます。
なぜなら《クロシープ》の蘇生で効果を発動できるからです。
前述した《ファーニマル・オウル》は手札からの特殊召喚にしか対応しておらず、その他のカグヤ等も基本的には召喚にしか対応していません。
《結晶の大賢者サンドリヨン》と同じステータスをもつ《教導の聖女エクレシア》は特殊召喚に対応していますが、制約がつくため《クロシープ》からの蘇生先としてはあまり強くないと言うところがあり、ここも比較するポイントとなりそうですね。
(セレーネになれるところは評価できますが、それはサンドリヨンやカグヤも同じです)
さいごに
シャドールデッキにおける《結晶の大賢者サンドリヨン》についてまとめます。
- 光属性で融合魔法を持ってこれるのが強い
- 融合魔法に癖がなく、サーチ先がなくてもメリット効果を選べる
- 特殊召喚に対応しているためクロシープと相性が良い
《結晶の大賢者サンドリヨン》かなり良さげなシャドール新規ですね!!イラストもすき!個人的にはヴェールより好きです。
次は続けてマギストスのリンク1《聖魔の乙女アルテミス》の記事を書く予定です!!
この子も実質シャドール新規だと思いますよ!!!
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シャドール の回し方はこちら!↓
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