くらくです。最近はラッシュとエヴァにお熱でOCGはおざなりになってました。
さて、今回は久々の新規考察記事です!
ようやく新弾「DAWN OF MAJESTY」のストーリー枠のテーマが発表されましたね!その名も「デスピア」!!かっこいい〜〜
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Vジャンプ6月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ6月特大号掲載記事:第1回 『ドーン・オブ・マジェスティ』の収録カードを公開!!#遊戯王 #OCGhttps://t.co/qk28tAWp8x pic.twitter.com/Eho7axoSvs
闇天使レベル1のデスピアンが強い
道化師感のあるイラストが素敵なレベル4サーチャー、《デスピアの導化 アルベル》も含め、下級が強いです。
デスピアの導化 アルベル:召喚特殊召喚時、「烙印」魔法罠サーチ。自分の融合モンスターが場を離れたら、相手のモンスターを対象とって効果無効しつつ自己蘇生
《喜劇のデスピアン》《悲劇のデスピアン》は特別強いですね。
喜劇のデスピアン:デスピアを対象にとる効果に対して自身を手札から切って無効。フリチェで場の融合モンスターリリースで蘇生
悲劇のデスピアン:効果で墓地送りか除外されたら「デスピア」モンスターサーチ。墓地除外で墓地の「烙印」魔法罠をセット
この2枚に共通する強みとして以下の4つがあります。
- ワン・フォー・ワン対応、リンクリに変換できるレベル1
- 宣告者の神巫に対応したレベル1天使
- 闇の誘惑に対応した闇属性
- 墓地に送りやすいステータス
特に《悲劇のデスピアン》は「効果で墓地へ送られた場合、効果で除外された場合」という非常にゆるい条件でサーチ効果を誘発できます。
効果で墓地へ送られた場合といえば、《影依融合》や《フュージョン・デステニー》などのデッキ融合の素材として送った場合でも良く、起動しやすいです。
恵まれたステータスゆえ、《終末の騎士》《マスマティシャン》《ダークグレファー》で墓地送りができる点も優秀。
除外でいえば、先述した闇の誘惑はもちろん《円融魔術》《影依の偽典》などの墓地除外融合カードでも効果を起動できます。闇の誘惑緩和はこのためか…!?
ただ、下級は効果をいずれかしか使えない点は注意です!
烙印新規が強い
今までサーチ手段はあるのに安定性には寄与していなかった「烙印」魔法罠ですが、ようやく強い新規が出ました。
フィールド魔法で融合ができる《烙印劇場デスピア》、サーチorリクルートの《烙印開幕》どちらも強いですね!
《烙印劇場デスピア》はレベル8以上という制約はありますが単純に毎ターン融合できるのが強く、②の蘇生効果もよきですね。
《烙印開幕》も効果で手札を切ってリクルートなので、前述した《悲劇のデスピアン》の効果の誘発も狙え無駄がないです。破壊耐性も融合モンスターならなんでも良いので悪さできそう。しかも速攻魔法!!!
悲劇の墓地除外効果が「烙印」魔法罠セット、なのでそことは少し噛み合いが悪いですが、耐性として使うことも多いと考えればメリットの方が大きそうですね。
アクセスが容易
「デスピア」モンスター自身が恵まれたステータスもち、「烙印」魔法罠はサーチ手段が豊富なため、「デスピア」カードへアクセスが容易です。
アルベルがレベル4であるため《召喚僧サモンプリースト》から持ってこれます。アルベルで融合魔法をサーチすれば、場に「デスピア」モンスターと闇属性がいることになり、《デスピアン・クエリティス》を出す条件が調います。
デスピアン・クエリティス:素材が「デスピア」+闇・光モンスターの融合モンスター
自分・相手メインにレベル8以上の融合以外の場のモンスターの打点を0にする。場を離れたら「アルバスの落胤」か「デスピア」サーチ
トーナメントパックに収録された《失落の魔女》からもアルベルが出せます。
失落の魔女:召喚時「禁じられた」カードサーチ。相手ターンに自身リリースしてレベル4天使をデッキから特殊召喚
また、「烙印」カードは《烙印竜アルビオン》を墓地へ送ることでサーチできます。
少し遅いですが、アルビオンは《スプリガンズ・メリーメイカー》で落とすことができるので、ランク4を立てれば「烙印」カードにアクセスできるわけです。
烙印竜アルビオン:墓地へ落ちたターンのEP、烙印魔法罠サーチ
先述した
等での墓地送りのしやすさも含めて、かなりの安定感が見込めますね。
また、ワンショットコンボも簡単に決められます。詳しくはこちら↓
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レベル8……融合……天使……?
こ、このステータスは……!!!
ネフィリムだ〜〜〜!!
シャドールと相性が良い
言わずもがなですがシャドールとのシナジーを感じる効果が多々あります。喜劇悲劇の項でも少し触れましたね。
まず《烙印劇場デスピア》!
ネフィリムを融合できるという点もありますが、天使族がやられると墓地のレベル8以上の融合を蘇生できるので、ネフィリムを蘇生できます!!
融合以外が場から離れるのが条件なので、ネフィリム自身がやられても蘇生はできませんが、ネフィリムに対する除去を《喜劇のデスピアン》の蘇生効果でかわしつつ、喜劇がやられたらネフィリム蘇生……みたいなことができそうですね。蘇生するモンスターの効果を無効にしないのもグッド。
特に、相手はシャドール融合体に対して「破壊以外の除去」を狙ってくるので、(シャドール魔法罠を回収させたくないため)、そういった際に喜劇の効果は活きそうですね!
《烙印開幕》も効果で手札を切れるのでシャドール起動も狙え、融合のみの縛りも比較的気になりません。しかも速攻魔法なので相手ターンにシャドール起動もできる!
少し上でも触れましたが、《影依の偽典》との相性も良いです。
上級である《デスピアの大導劇神》は単体で妨害を持ちつつ、手札か場で素材にすれば自己蘇生できます。大導劇神の無効効果のトリガーは自分が特殊召喚しても良いので、写し身でもう一度融合したりインカネで蘇生しても効果を起動できます。
デスピアの大導劇神:EXモンスターが特殊召喚されたら場のモンスター対象にとって無効。融合素材で墓地送りか除外されたら特殊召喚
大会構築にまで採用されるかはわかりませんが、以下のような天使を絡めた構築にすれば面白いデッキが組めそうです。
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下級に光属性がいない点がネックですが、《トリアス・ヒエラルキア》や《宣告者の神巫》、《星杯の妖精 リース》など、シャドールと絡めやすかったり単純につよい光属性天使はたくさんいるので、これから考えていきます!
下級が効果をいずれかしか使えない点もシャドールを彷彿させて良いですね〜。
ちなみにネフィリムとは違い、「デスピア」の融合体は光属性悪魔です。これはこれで《デーモンの呼び声》での蘇生など色々考えられそうですね。
捕食植物もありかも…?
《デスピアの大導劇神》が闇・レベル8ということで《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の素材になります。
《デスピアの大導劇神》は単体性能も高く、手札から融合素材として切った場合も自己蘇生できるので「場での融合を求めがち」な捕食とは比較的相性が良いのかなとも感じます。
捕食植物で出すことが多い融合モンスターはレベル8以上のことが多いため、そのあたりも相性が良さそう。
捕食はリンクジャスミンとかなり相性が悪く、比較的植物サポの恩恵を受けづらいので「デスピア」が救世主になってくれる……かも?
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おわりに
まとめると
- 喜劇/悲劇のデスピアン、アルベルと下級がかなり強い
- 融合とサーチorリクルートができる新規の烙印魔法も強い
- アクセス手段が豊富
- シャドールと相性が良さげ
- 捕食植物とも絡められるかも
という感じです。
「デスピア」はひさびさにイラスト、効果含めて心惹かれるテーマがきて嬉しいです。
《烙印開幕》と《デスピアン・クエリティス》のイラスト最高……!!!
セイヴァー新規で勢い余ってたくさん予約したのに、なんか微妙だなって思ってたところでこれなのでめちゃくちゃ嬉しい……!デッキを組むのが楽しみです!
関係ないですがシンエヴァの考察書いてるのでよかったら見てください〜。